夏の太平洋高気圧の勢力が拡大し梅雨前線を北に押し上げるため、
いよいよ梅雨明けカウントダウンの体制にはいってきます。
しかし上空の寒気がちょっとくせもの。
午後は大気の状態が不安定になるため、
きょうも内陸部を中心に雷雲が発達し、激しい雷雨が起こる可能性があります。
ここ数日同じことの繰り返しですが、
局地的な猛烈な雨や落雷、突風などには十分にご注意ください。
広島県庄原市では17:40までの1時間に64mm/hの局地豪雨、
土石流により集落孤立。
また前日の豪雨の被害者が拡大。岐阜、島根、広島で死者5人、行方不明者8人に。

夏空!

彼方に積乱雲

高気圧強まる
昨日は梅雨末期の豪雨に見舞われ、各地で大雨による被害が相次ぎました。
現在雨が小康状態になっているところもありますが、
前線は引き続き日本海側に停滞し続けたままで、
湿った空気の流れ込みは変わっていませんので、局地的な豪雨に警戒が必要です。
さて、きょうは奄美地方で梅雨明けが発表されました。
平年より17日もおそい梅雨明けにズレ込みましたが、
高気圧のパワーアップとともに梅雨前線はさらに北へ押しやられる予想で、
東~西日本も梅雨のゴールが目前にせまってきました。
ひと足早く関東南部は高気圧の圏内で抜ける夏空!
その周辺部はきょうも湿った空気(高気圧の縁辺流)で猛烈な雨…
と極端な分かれ方に。
【最大1時間降水量】
1 岐阜県 多治見 83.0mm/h (19:10) [観測史上1位の値を更新]
2 山口県 豊田 70.0mm/h (06:30)
3 山口県 東厚保 58.0mm/h (08:00)
9 兵庫県 神戸 48.0mm/h (17:20) [観測史上1位の値を更新]

連日の冷やし攻め

都心(新宿)から西の眺め

空は梅雨明け(東京渋谷)

関東南部だけ夏エリア (気象庁HP 赤外衛星 17:00)

岐阜県で大きな被害 (国交省レーダHP 22:50)

危険な位置に居座る前線
梅雨前線が活発化し、西日本を中心として断続的に激しい雨となっています。
特に九州北部~中国地方には発達した雨雲がかかり、
長崎県五島市ではけさ7時30分までの1時間に110ミリ、
福岡市内でも1時間100ミリの猛烈な雨を解析しました。
福岡県や佐賀県などでは土砂災害が相次ぎ、
また北九州市の紫川などで氾濫して浸水したところがありました。
一時は福岡県だけで8万世帯余に避難指示や勧告が出されました。
また広島県では死者・行方不明者も…
河川の増水や氾濫・土砂災害などの危険性が高まっていますので厳重に警戒してください。

東京は南西風場で雨雲ブロック

もちろん不安定な雲も出現

大雨警報で真っ赤
07時30分長崎県で記録的短時間大雨
五島市付近で約110ミリ
午前7時までの1時間に福岡市早良区で100ミリ以上
21時京都府で記録的短時間大雨
右京区南部付近で約100ミリ
北区付近で約90ミリ
右京区北部付近で約90ミリ
亀岡市付近で約90ミリ
【最大1時間降水量】
1 佐賀県 北山 79.5mm/h (07:00)
2 福岡県 太宰府 73.5mm/h (07:10)
3 京都府 京北 72.0mm/h (21:00)

九州北部で豪雨被害 (国交省レーダHP 08:10)

河川も氾濫

豪雨の背後に暗域 (気象庁HP 水蒸気画像 08:00)

梅雨末期の豪雨型
きょうも梅雨前線は日本列島の真上に居座って
西日本を中心に激しい雨となりました。
九州北部や山口県などでは日雨量が200~250ミリに達して
雨量規制値超により山陽新幹線が一時運転見合わせになりました。
あす以降は梅雨前線が日本海を北上して、梅雨のゴールが見えてきますが、
引き続き大雨の危険性は続くため気が抜けません。
【最大1時間降水量】
1 徳島県 日和佐 107.5mm/h (19:20) [観測史上1位の値を更新]
2 長崎県 厳原 72.5mm/h (15:30)
3 佐賀県 伊万里 64.0mm/h (04:30) [7月の1位の値を更新]

梅雨空続く

日本列島の真上に停滞
きょうは前線上の低気圧が発達しながら北日本へ。
北海道はもちろんのこと、前線南下の過程では西日本で激しい雨となりました。
【最大1時間降水量】
1 島根県 津和野 66.5mm (02:40) [観測史上1位の値を更新]
2 島根県 匹見 63.0mm/h (03:00) [観測史上1位の値を更新]
3 広島県 内黒山 57.5mm/h (03:10)
低気圧に向かって気圧傾度も増した関東南部は強風が吹き荒れて、
千葉市で26.5m/sの瞬間風速を記録。
雨雲を吹き飛ばす南西風場なのですが
微妙に雨が舞うといういやらしいコンディションで傘を支えるのが大変でした。

強風の都心

雨もやんで青空
最近、やけにご無沙汰だった台風が発生。

低気圧発達で強風
梅雨前線は日本海側に北上し、梅雨もいよいよ終盤戦です。
前線の南側は大量に湿った空気が流れ込むため、
広い範囲で大雨のポテンシャルがあることには変わりません。
今回大躍進となった「みんなの党」の幹部は
雨がなければさらに(無党派層の)票を確保できたと言っていましたが、
天気による投票率が国政(特に新興勢力)を左右するのは大きいですね。

流れる雨雲

前線は日本海側に北上
昨夜激しい雨をもたらした低気圧は三陸沖に進んで、
強い雨域も北日本へ移動しました。
きょうは東~西日本の広い範囲で青空が広がって、夏の陽射しが差し込みました。
特に関東地方内陸部は気温が上がり、群馬県館林で34.9℃で猛暑日手前の暑さとなりました。
これは梅雨のラストスパートの前にひと呼吸の段階。
太平洋高気圧の勢力が増して西から前線がグッと押し上げられるため、
特に九州北部(と南部も)は大雨が懸念されます。
毎年ではないですが、梅雨末期になると北陸・山陰・九州北部など
日本海側で豪雨災害が起こりやすくなりますので気が抜けません。

バイオクリマ研究会 理事会

梅雨の晴れ間

低気圧は北日本へ
南下していた梅雨前線が、梅雨の終盤戦に向けてジワジワ北上の気配です。
さしあたり、きょうは梅雨前線上の本州南岸を低気圧が通過するタイミングで、
太平洋側の各地で激しい雨となりました。
土石流災害のあった九州南部では未明から激しい雨、日中は近畿~東海、
夜には関東地方で土砂降りの雨となりました。
しかし、これよりもっと激しい雨が降らしたのが北日本の寒気。
寒気の南東象限にあたる北陸地方で大気の状態が不安定になり、
またもや1時間100ミリ級の猛烈な雨が降りました。
19時石川県で記録的短時間大雨
七尾市中央付近で約90ミリ
19時30分石川県で記録的短時間大雨
七尾市灘浦付近で約90ミリ
20時富山県で記録的短時間大雨
氷見市付近で約90ミリ
本来は湿った空気が流れ込む前線付近または前線の南側が危ないのですが、
ここのところ寒気の仕業で前線の北側でも豪雨が頻発しています。

前線上の低気圧通過 (国交省レーダHP 19:30)

低気圧通過時に激しい雨
きょうは東~西日本で青空が広がって、夏の陽射しが降り注ぎました。
寒気の影響は昨日よりは限定的で、夕立ちの範囲は昨日と比べると縮小です。
しかし北海道や東北北部ではきょうも雷雲が発達し、局地的に激しい雨となりました。
暑いには変わりないのですが、ここ数日の尋常でない蒸し暑さに比べると
比較的爽やかな(カラッとした)暑さに感じたのは気のせいでしょうか。
1ヶ月の先行雨量が1,000mmを超えて
大規模な土石流が発生した鹿児島県大隅地方ですが、
この先数日間も前線が近くをウロウロするため、激しい雨が懸念されます。

けさの富士山

ブーメラン夕焼け

寒気の影響は限定的
きょうも地上付近の湿った空気と上空の寒気がぶつかり、
各地で雨雲が発達し激しい雨となりました。
【1時間最大降水量】
1 島根県 吉賀 81.5mm/h (16:50)
2 鹿児島県 尾之間 62.5mm/h (07:20)
3 福島県 東白川 51.0mm/h (22:50)

天の川ところでない

きょうも寒気が悪さ
きょうは出張のためスーツにジャケットを羽織ってましたが
東京はミストサウナの中にいるような蒸し暑さで、汗がびっしょり。
この状態では昨夜のゲリラ豪雨も納得、プレゼンのネタにもなりました。
新幹線で新潟に着くと、湿度が低くて何とも心地よい陽気。
(とはいっても、強烈な陽射しで暑いことには変わりないのですが…)
太平洋側と日本海側で、同じ暑さでも質が違います。
きょうも午後からはあちこちで雷雲が発生。
福島県郡山で時間44ミリ、市内では冠水被害。

緑が爽やかな庄内平野

飲み比べ

ぶ厚い!!栃尾の油揚げ

きょうも不安定領域
梅雨前線は南下し、陸上にかかる雨雲は少なくなっています。
梅雨のラストスパートを前にひと呼吸といったところでしょうか。
ただし、きょうも日本付近は水蒸気が充満していて大気の不安定な状態は続くため、
大雨災害があった九州南部を含めてあちこちで雷雲が発生する可能性があります。
関東地方も午前中から所々で雨雲が発生しています。
2年前のマンホール事故の状況に酷似していますので、
局地的な激しい雨や落雷、河川の増水や土砂災害などに引き続きご注意下さい。
20時30分東京都で記録的短時間大雨
板橋区板橋で107ミリ
【1時間最大降水量】
1 埼玉県 所沢 67.0mm/h (18:00)
1 東京都 練馬 67.0mm/h (20:40)
3 東京都 青梅 56.0mm/h (17:20)

ゲリラ豪雨の常襲地帯 (国交省レーダHP 20:30)

隙間に覗く対流雲

前線北側も寒気ドームで不安定
梅雨前線は南下し、陸上にかかる雨雲エリアは小さくなりました。
日中は雲の切れ間から強烈な陽射しが差し込み、蒸し暑さが際立ちます。
こうなるとまたあちこちで雨雲が沸き立ちます。
特に上空に寒気が流れこんでいた北日本では特に大気が不安定となり、
北海道や東北では局地的に激しい雨や雷雨となりました。
関東も規模は小さいものの雷雲が南下し、夕方は一時的ににわか雨。
おしめりで気温降下と思いきや、一層蒸しかえってしまいました。

日中は夏の陽射し

前線はいったん南下
低気圧や梅雨前線が日本海側から南下します。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
各地で雨雲が発達しやすい状況が続きそうです。
今朝未明には宮崎県で、9時過ぎには種子島で1時間110ミリの猛烈な雨を観測しました。
九州南部では大雨による災害が起こりやすい状況ですので警戒してください。
なお、この雨は気象庁の数値予報では予測表現されていなかった雨です。
時間雨量100ミリ超がいとも簡単に発生するのを見ると、今年も雨の降り方が心配です。
【1時間最大降水量】
1 鹿児島県 上中 110.0mm/h (09:20) 【観測史上1位の値を更新】
2 宮崎県 えびの 109.5mm/h (02:20) 【観測史上1位の値を更新】
3 鹿児島県 志布志 64.5mm/h (05:50)
02時宮崎県で記録的短時間大雨
都城市付近で120ミリ以上
02時20分宮崎県で記録的短時間大雨
えびの市えびので110ミリ
05時鹿児島県で記録的短時間大雨
霧島市北部付近で120ミリ以上

不気味な雨雲...

九州南部で次々と発生 (気象庁HP 赤外衛星 02:00)

雨雲の素が凝集
きょうも日本列島は湿った空気が充満。
上空の気圧の谷が手伝って各地で雷雲が発達し、
関東北部・近畿など局地的に激しい雨を観測しました。
夜には九州南部でも雷雲が発達・停滞。鹿児島~宮崎で翌未明にかけて記録的な豪雨。
【1時間最大降水量】
1 鹿児島県 吉ケ別府 85.0mm/h (23:00) [観測史上1位の値を更新]
2 埼玉県 鴻巣 57.5mm/h (17:00) [7月の1位の値を更新]
3 岐阜県 関市板取 57.0mm/h (00:10)

連日の暑気払い

大気が不安定