台風10号の大雨による被害が北日本で拡大し
岩手県を中心に10名以上の死者を出す惨事となってしまいました。
そして北海道は今夏4回目の川の氾濫や洪水となりました。
きょうで8月も終わりですが、
これほどまでに異常尽くめな夏は見たことがありません。
そろそろ気圧配置にも秋モードへの変化の兆しが見えてくる頃ですが…
台風10号の大雨による被害が北日本で拡大し
岩手県を中心に10名以上の死者を出す惨事となってしまいました。
そして北海道は今夏4回目の川の氾濫や洪水となりました。
きょうで8月も終わりですが、
これほどまでに異常尽くめな夏は見たことがありません。
そろそろ気圧配置にも秋モードへの変化の兆しが見えてくる頃ですが…
迷走台風10号は、18時前に岩手県大船渡市付近に上陸しました。
コース、上陸地点ともに過去例がない史上初のレアケースとなりました。
東北地方には台風本体の発達した雨雲がかかり、岩手県内を中心に猛烈な雨。
岩手県岩泉町では小本川が氾濫し、
グループホームの高齢者に多数の犠牲者が出てしまいました。
また夜には北海道でも激しい雨となり、十勝地方では橋の崩落が相次ぎ、
根室線新得駅構内の下新得川橋は橋脚ごと流出し特急が全面運休。
転落した乗用車に乗っていたとみられる3人が行方不明の情報も。
【最大1時間降水量】
1 岩手県 宮古 80.0mm/h (17:52) [観測史上1位の値を更新]
1 岩手県 下戸鎖 80.0mm/h (18:35) [観測史上1位の値を更新]
3 岩手県 岩泉 70.5mm/h (18:21) [観測史上1位の値を更新]
4 北海道 胆振地方 大滝 70.0mm/h (22:29) [観測史上1位の値を更新]
5 岩手県 久慈 58.0mm/h (18:53) [8月の1位の値を更新]
沖縄近海で勢力を増し、迷走の末に東日本にUターンしてきた台風10号は、
東海上の高気圧にブロックされる形で、今夜には次第に向きを北よりに変え、
あす日中には関東北部~東北地方に接近または上陸する見通しです。
上陸すれば、今月だけで4個めで、8月としては
1962年以来約半世紀ぶりに過去最高の上陸数となります。
あす朝から関東~東北にかけて台風本体の影響を受け、雨風が非常に強まりそうです。
また、この時期としては強い寒気が西日本上空に流れ込み、大気の状態が不安定になります。
活発な線状降水帯がかかり、近畿や東海地方では激しい雨となり大雨となりました。
寒冷前線通過に伴い、東北~山陰にかけてあいにくの天気。
ひんやりした空気が流れ込み、すこし凌ぎやすくなりました。
非常に強い勢力に発達した台風10号はようやく東寄りに動き出して、
週明け30日頃に関東~東北の沿岸を直撃する予想に絞られてきました。
きょうは日本海から寒冷前線が南下し、前線通過時には局地的に激しい雨。
通過後は涼しい空気に入れ替わって、幾らかしのぎやすくなりました。
きょうは寒気が抜けて雷雲の発生も局所的におさまり
比較的晴天に恵まれたところが多くなりました。
挙動不審の台風10号は南大東島の南海上でパワーを蓄積中で
非常に強い勢力まで発達してきました。
週明けにまた東日本にUターンしてきそうで、影響が懸念されます。
きのうは関東北部を中心に激しい雷雨となりましたが、
きょうは関東南部で雲が増殖し、局地的に激しい雨となりました。
不安定な天気はあすには解消してきそうです。
西日本は引き続き猛暑が続いています。
台風9号はけさ6時に北海道の日高地方に再上陸しました。
北海道に立て続けに3回も台風が上陸したことは過去例がありません。
静内町の65.0mm/hは観測記録を更新。
道内では深川市で石狩川が氾濫するなど、再び被害が相次ぎました。
また、台風9号の尻尾の先にあたる関東地方も大気の状態が不安定になり
午後からは北関東を中心に激しい雷雨に。
栃木県真岡市では1時間90.5mm/hの猛烈な雨を観測しました。
台風9号が12:30頃千葉県館山市付近に上陸しました。
強い勢力となり暴風域を伴って関東を直撃し、
台風本体の発達した雨雲により平野部も猛烈な雨となりました。
【最大1時間降水量】
1 東京都 青梅 107.5mm/h (12:33)[観測史上1位の値を更新]
2 静岡県 天城山 86.0mm/h (09:10)[8月の1位の値を更新]
2 東京都 八丈島 86.0mm/h (01:45)[8月の1位の値を更新]
4 神奈川県 相模原中央 78.5mm/h (10:57)
5 埼玉県 所沢 76.5mm/h (11:36) [観測史上1位の値を更新]
02時東京都で記録的短時間大雨
八丈町付近で約100ミリ
12時埼玉県で記録的短時間大雨
入間市付近で約100ミリ
12時20分東京都で記録的短時間大雨
青梅市新町で100ミリ
12時30分埼玉県で記録的短時間大雨
飯能市付近で約120ミリ
入間市付近で約120ミリ
狭山市付近で約110ミリ
所沢市付近で約100ミリ
13時東京都で記録的短時間大雨
瑞穂町付近で約110ミリ
前線の向かって湿った空気の流れ込みが続き
北海道では断続的に激しい雨となり、北見市の常呂川で氾濫が発生するなど
記録的な大雨となっていますが
これに台風11号と9号が追い討ちをかける構図となります。
またその9号はあす関東東海地方を直撃し東日本を縦断する見込で、影響が懸念されます。
9号、10号、11号と熱低から台風が量産されました。
しかも今季は高気圧の張り出しが偏在しているため、発生位置もいつもとは違い東日本の近海。
各々あまり発達こそしませんが、動きは早くて、しかも藤原の効果なのか複雑な動き。
9号は関東・東海めがけて北上、10号は高気圧に抑えられてひとまず南西方向に退避、
後発の11号は一番先にあす北日本へ近づく予想となっています。
前線がかかる北海道は、さらなる大雨の被害拡大が懸念されます。
西日本は猛暑続き、大分県豊後大野市では38.2℃を記録しました。
3つの熱帯低圧が日本の周辺にひしめいていて、
マリアナ近海のものは15時に台風9号へ、
八丈島の東にあるものは21時に台風10号に発達しました。
前者は週明け月曜日後半に早々と関東に近づく予想で、
7号で被害を受けた北海道は、より一層大雨に警戒が必要です。
西日本は相変わらず晴天&猛暑で、大阪市は38.1℃で全国トップでした。
台風7号は昨夜のうちに温帯低気圧に変わり雨は止んだのですが、
北海道内では台風の大雨の影響で今朝から河川の水位が上昇し、
北見や網走地方を中心に河川が増水(常呂川や足寄川など)し、浸水被害となりました。
過去48時間降水量
胆振地方 白老町 234.0mm
日高地方 浦河町 207.5mm
十勝地方 ぬかびら源泉郷 197.0mm
関東地方は台風尻尾の前線がかかり雷雲量産でゲリラ雷雨が多発。
局地的には猛烈な雨となりました。
3時30分栃木県で記録的短時間大雨
宇都宮市付近で約110ミリ
台風7号はやや勢力を強めて東日本の太平洋沿岸を北上し、
17時半頃に北海道襟裳岬付近に上陸しました。
釧路では19:45に最大瞬間風速43.2m/sを観測しました。
関東は朝には雨がやみ台風一過の青空となりましたが、
台風の置き土産で、群馬県館林で39.6℃の猛烈な暑さとなりました。
(奈良県生駒市では中1生徒とが熱中症で死亡する事故も)
同時に大気が不安定で雨雲が発達、局地的に激しい雨となりました。
18時30分栃木県で記録的短時間大雨
鹿沼市付近で約110ミリ
台風7号の外側の雲(アウターバンド)がかかり
関東は昼過ぎから断続的に激しい雨が降り出しました。
夜には台風本体の雨雲がかかり、関東南部や茨城では横殴りの雨、
房総半島の勝浦市では1時間70.5mmの非常に激しい雨となりました。
一方で、日本海にある寒気を伴った気圧の谷の影響で
四国、山陰(鳥取)、近畿(京都)、北海道など広域で激しい雷雨となりました。
【最大1時間降水量】
1 高知県 室戸岬 84.0mm/h (16:55)[8月の1位の値を更新]
2 千葉県 勝浦 70.5mm/h (21:05)
3 京都府 京田辺 65.0mm/h (18:26)
4 石川県 金沢 59.0mm/h (16:07)
5 鳥取県 鳥取 52.0mm/h (15:50)
上空の気圧の谷と寒気の影響で西日本は大気不安定となり
京都府福知山市では13:13までの1時間に68.5mm/hの非常に激しい雨を観測し
観測史上1位の値を更新しました。
一方、東日本は台風の通りみちになっており、
台風6号は根室市沖で今朝9時に温帯低気圧に変わりましたが、
早くも次の台風7号があす夜には関東の南東海上にやってきそうです。
20時30分静岡県で記録的短時間大雨
吉田町付近で約110ミリ
大分県豊後大野市犬飼町では、きのう・きょうと2日連続で38.0℃で全国トップ。
こんな2冠は全然嬉しくないと思われますが、西日本ではうだるような暑さが続いています。
近畿地方は夕立ちとなり、局地的に激しい雨となりました。
一方、東・北日本は高気圧の鞍部で若干しのぎやすくなっていますが、
台風6号が北海道東岸に接近したり、
きょう未明に発生した台風7号も東日本に影響する可能性があり、
高気圧の隙間を狙われるコース取りとなっています。
きょうからお盆ということで帰省の客で込み合っています。
今年から「山の日」が制定されたことを祝し、たわけではないのですが
下界は暑さが続いているのでの雲上にテレポーテーション。
下界の富山は33℃でも雲上は15℃でても爽やかでありました。
きょうも気温は西高東低で、西日本の猛烈な暑さは止まらず。
東日本は雲が多めで暑さは幾分マシなのですが
夕方は関東南部で大気が不安定になり局地的に雷雲が涌いて
神奈川県相模原市では86.5mm/hの猛烈な雨を観測、交通に影響もでました。
台風5号の置き土産で、フェーン現象も相まり
きょうは関東甲信を中心に猛烈な暑さとなりました。
横浜では37.4℃まであがり、観測史上タイ記録となりました。
(ほか全国9地点で観測史上1位の気温)
【最高気温ランキング】
1 山梨県 切石 39.2℃ (14:29) [観測史上1位の値を更新]
2 山梨県 南部 38.9℃ (13:03) [観測史上1位の値を更新]
3 千葉県 茂原 38.7℃ (13:49)
連日38度を超える危険な暑さが続いています。
きのう「立秋」を過ぎて、暦の上では秋となりましたが、この灼熱の暑さでは…
実は高気圧を強める作用のある台風のアシストもあって、夏の高気圧が一段とパワーアップ!!
どっしり日本列島を覆います。今週は安定した夏空の一週間となりそうです。
【最高気温ランキング】
1 岐阜県 多治見 39.7℃ (14:55)
2 岐阜県 美濃 38.7℃ (13:04)
3 熊本県 菊池 38.5℃ (13:21)
きょうは「立秋」で暦の上では、きょうから秋…なのですが
台風5号のアシストもあって高気圧がパワー全開。
きょうも西日本中心に猛烈な暑さとなり、各地で熱中症の被害が相次ぎました。
兵庫豊岡、鳥取、秋田など日本海側で最高気温の上位となったことから
沿海州の低気圧に向かって南風が吹き込形でフェーン現象となったと考えられます。
【最高気温ランキング】
1 兵庫県 豊岡 38.2℃ (14:01)
2 新潟県 中条 38.1℃ (11:56)
2 鳥取県 鳥取 38.1℃ (13:03)
4 秋田県 秋田 37.6℃ (15:15)
4 秋田県 横手 37.6℃ (15:05)
お天気イベントの手伝いのため京都にきていますが
きょうは38℃に迫る猛烈な暑さ、屋外の陽射しは殺人的な鋭さでした。
にもかかわらず、イベントには多くの家族連れにご来場いただきまして大盛況。
成功裏となり打上げビールの味が格別であったことは言うまでもありません。
近畿地方は午後から本当の雷雲があちこちで湧いて、局地的に激しい雷雨となりました。
【最高気温ランキング】
1 大分県 日田 38.2℃ (14:00)
2 大阪府 豊中 38.1℃ (14:01)
3 京都府 京都 37.9℃ (15:06)
高気圧がパワーアップして天気は安定してきましたが
暑さも一段と厳しくなってきて、少し動くと汗が止まりません。
これでも東京都心は33.4℃、京都では37.1℃と猛烈な暑さとなりました。
南海上で台風5号が発生、これも高気圧を強めて暑さを増す一因となっています。
きょうは大気の状態が次第に安定してきて雷雨のエリアも減ってきました。
ただ今日も局地的に雷雲が発生し、埼玉川越ではグランドで部活中の高校生に落雷する事故がありました。
当時は雨は降らず上空は晴れていたとのことですが、
レーダーによると現場のすぐ西側で急激に雷雲が発達していたため、
この雷雲から横に飛んだ雷なのかもしれません。
発達期の雷雲は特に発雷しやすいので、気を付けなければなりません。
寒冷渦は北上しつつあるものの、まだ大気の不安定な状態は続き
きょうもあちこちで激しい雷雨となりました。
猛烈な雨により記録的短時間大雨情報が出されるのも3日連続です。
首都圏は雷雲活動の勢いは少しおさまってきましたが
湿度が高くかなり蒸し暑い陽気となりました。
【最大1時間降水量】
1 栃木県 佐野 76.5mm/h (19:15) [8月の1位の値を更新]
2 岐阜県 宮地 70.5mm/h (18:59)
3 栃木県 葛生 65.5mm/h (18:37)
13時岩手県で記録的短時間大雨
奥州市西部付近で約100ミリ
13時宮城県で記録的短時間大雨
栗原市西部付近で約100ミリ
関東の南東海上には上空6,000mに-6℃の寒気を伴った「寒冷渦」があって、
関東南部では未明から朝方は雷鳴が轟き局地的に激しい雨となりました。
不安定のピークで、午後は関東甲信や東北の山沿いで雷雲が増殖。
福島県では猛烈な雨となりました。
【最大1時間降水量】
1 福島県 鷲倉 75.0mm/h (15:28) [観測史上1位の値を更新]
2 岩手県 盛岡 62.5mm/h (14:18)
3 宮城県 新川 62.0mm/h (13:32) [8月の1位の値を更新]
15時福島県で記録的短時間大雨
福島市南部付近で約100ミリ
夏本番の8月を迎えますが、高気圧が頼りなく「梅雨明け10日」とはならず…
関東の南東海上にある「寒冷渦」の影響で、東日本中心に大気が不安定です。
関東甲信~近畿にかけて雨雲が大量発生しました。
【1時間最大降水量】
1 群馬県 沼田 77.5mm/h (16:25) [観測史上1位の値を更新]
2 宮崎県 神門 54.0mm/h (18:18)
2 長野県 大町 54.0mm/h (19:15) [観測史上1位の値を更新]
また隠れ前線のある北海道(留萌地方)でも、昨日に続いて猛烈な雨。
18時10分北海道で記録的短時間大雨
苫前町霧平峠で95ミリ
18時北海道で記録的短時間大雨
小平町東部付近で約100ミリ
苫前町付近で約100ミリ