BIOWEATHER EXPRESS →>>

Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

南岸低気圧の通過により関東南部は「雨か雪」と予報されていましたが、
雨雲はそれほどかからず助かりました。

きょうは関連学会活動の講演を頼まれたので行ってきました。
水環境懇話会
季節が全然違いますが大雨やゲリラ豪雨の話、新しいビジネス立ち上げの話などを中心に
反応もまずまずだったのでホッとしました。

学会活動での講演

学会活動での講演

それほど雨降らず

それほど雨降らず

今シーズンというか、今世紀最強クラスともいえる寒気はピークを超えつつありますが
北日本の日本海側を中心として大雪や吹雪により
山形新幹線が不通となるなど各地に大きな影響が出ています。

記録的な豪雪に見舞われている青森県酸ヶ湯の積雪量は
きょう22時に561cmに達して観測記録をさらに更新しました。
東京都心もけさは-0.5℃まで冷え込み、今シーズン4度目の冬日に。

また、16時23分頃には栃木県北部を震源とするM6.2の地震が発生。
商談中であった都内取引先のビルもユラユラ揺れました。

寒空のもと撮影 (東京表参道)

寒空のもと撮影 (東京表参道)

最強寒気のピーク

最強寒気のピーク

北日本の上空には-48℃という数年に1度クラスの強い寒気が流れ込み、
山陰から北の日本海側は雪雲にびっしり覆われています。
既に大雪の観測記録を更新している地域もさらに積雪量が上積みとなります。

太平洋側は乾燥した冬晴れですが、北西風は冷たく気温はあがりません。
インドアで鍋でもして暖をとるほかにはありません。

ホームパーティ

ホームパーティ

寒さ再強化

寒さ再強化

北日本の上空5,000mには-45℃の今シーズン最強クラスの寒気が流れ込み
全国的に厳しい寒さとなっています。

昨夜からけさにかけては、新潟や北海道の石狩空知で大雪となっていて
列車が立ち往生するなど各地で影響が出ています。
青森県の酸ヶ湯では積雪深の観測記録を更新し、13時には515cmに達しました。

なお、関東南部は花粉が飛び始めましたのか、鼻水と涙の流出が始まりました。。

冬晴れに高層雲

冬晴れに高層雲

こちらも巻雲

こちらも巻雲

本州の南岸に気圧に谷が残って上空には真冬並みの寒気が流れ込んでいるため、
四国や紀伊半島、関東南部などでは雪となっている所があります。

一方の北日本も冬型の気圧配置で日本海側を中心に雪の所が多く、吹雪くところもあります。
北極圏からは冷たい寒気が次々南下して日本付近を覆うため、
いましばらく春の足音は遠く寒さが続くでしょう。

都心も雪が舞う (東京代々木)

都心も雪が舞う (東京代々木)

南岸で気圧の谷残る

南岸で気圧の谷残る

きょうは移動性高気圧に覆われて、関東は朝どんよりでしたが、
出張先の関西は穏やかに晴れました。
きょうはバレンタインということで、コンビニやらデパートなどあちこちでチョコを貰いました。

ちょうど日本上空にジェット気流が流れているため天気変化がはやく、
あすはまたしても南岸低気圧の出番です。今度も雨か雪か分かりません。

大阪上空の波状雲

大阪上空の波状雲

穏やかな晴天

穏やかな晴天

けさは放射冷却により各地で冷え込みが強まりました。
日中も厚い雲が覆い陽射しの恵みが殆ど無かったため、気温はまったく上がらず。
朝0.9℃まで下がった東京の気温は7℃に届きませんでした。

天気の周期変化は春が近づいている証拠でもありますが、
今夜からあす朝にかけて天気が崩れそうです。
上空に暖気が入るため、今回の南岸低気圧では大雪の予報はなし。
しかし寒いことには変わりありませんし、油断はできません。

寒い空 (千葉大リモセン研究センター)

寒い空 (千葉大リモセン研究センター)

西から下り坂

西から下り坂

きょうは北日本に低気圧が近づき、
そこに向かって南風が吹き込んだため北陸地方で「春一番」となりました。

しかし低気圧の通過後は西高東低の冬型の気圧配置に移行。
日本列島には再び強い寒気が流れ込んで、日本海側の各地は大荒れの天気となってきそうです。
冬と春の攻防が一進一退で季節が進んでいきます。

風冷たい都心 (赤坂見附)

風冷たい都心 (赤坂見附)

強い冬型へ

強い冬型へ

春先に多くなる南岸低気圧の通過により、太平洋側でも雪となりました。
今回は1/14成人式の時のような低気圧の発達がなかったため、
地上気温が高めの割に寒気の引き込みも弱く、予想されたほどの降雪にはなりませんでした。
しかし事前の大雪予報でJRが間引き運転等の対応を行ったため、各駅は大混雑となりました。

きょうは東京→仙台に出張でしたが、北上するほどに積雪が増量となっていました。

【気象庁発表の予想降雪量】
6日夕方までの24時間に予想される降雪量は、多い所で
甲信地方、関東北部山沿い…30cm
関東南部山沿い…15cm
関東北部平野部…10cm
関東南部平野部…10cm
(東京23区、多摩東部…10cm)
東北太平洋側…20cm

東北楽天Kスタジアム

東北楽天Kスタジアム

歩道も積雪の仙台市内

歩道も積雪の仙台市内

南岸低気圧

南岸低気圧

きょうは「立春」ということで、暦の上ではきょうから春。
短い周期で気圧の谷が通過するのは春らしいのですが、きょうは東~西日本で傘の出番。
しかし天気がぐずつく割には気温は高めで、東京は14.8℃まで上昇。
そして前線の南側となった九州南部では、鹿児島20℃超で、奄美の名瀬では夏日に。
しかしこれで春がそのままやってくるわけではなく、東京や近畿地方はあさって雪の予報。

北海道の日本海側は昨日の猛吹雪から天気回復して束の間の陽射しに感謝。
天気が崩れる前の(寒気がゆるむ)一瞬を狙いうつのがなかなか難しいのです。

昨日の猛吹雪から回復

昨日の猛吹雪から回復

九州南部・奄美で春一番

九州南部・奄美で春一番

南風が吹き込んだ東京は20℃を超えて、一気に4月の陽気となりました。
コートやジャケットは汗ばんで邪魔なくらいでした。
一方の北海道は寒気が入ってきて氷点下、やはり寒い。1日で気温差25℃は体に堪えます。

夜11時過ぎには携帯が突然緊急地震速報らしきアラーム。
ここのところ不穏な地震が続いていた関東地方で強い地震か!?と思いきや、
何と自分の居る北海道で強い地震!!とのこと。数秒後に札幌がグラグラ。
なんで自分の行く先々に猛吹雪やら地震やらついてくるのか…

雪像づくりも急ピッチ (札幌すすきの)

雪像づくりも急ピッチ (札幌すすきの)

海鮮ちらし

海鮮ちらし

道東で震度5強

道東で震度5強

南風で春本番の陽気

南風で春本番の陽気

きょうから2月ですが、低気圧の接近で南風が吹き込んだため
日中はポカポカ陽気で夜も気温は10℃以上をキープ。
今シーズン大量飛散が予想される花粉の気配がするため、早めに薬の服用を開始。
この週末は全国的に風が強まって大荒れの天気となりそうです。
寒暖を繰り返しながら、一歩ずつ春へと近づきます。

ひつじ雲

ひつじ雲

南風でポカポカ

南風でポカポカ