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Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

ひと休みしていた太平洋高気圧が再び張り出してきて、
東~西日本では夏空と猛暑が戻ってくるでしょう。
直近の1ヶ月予報によると、この先しばらくは高温傾向が続くとの見通しで、
また熱中症対策が必要な期間がしばらく続きそうです。
夏バテ気味で食欲がわかない方は「お天気レシピ」でスタミナアップを!!

さて、おでかけの方も多いかと思います。
きょうの夕立ちは内陸部や山沿い中心で大規模に発生するものではありませんが、
平野部でも小さい雷雲があちこちで発生しています。
川の増水や落雷などには十分ご注意のうえ夏休みを満喫しましょう。

北日本はこの後も周期的に天気が変わりそうです。
あすはまた激しい雨のおそれがあります。

ゲリラ豪雨の気配 (都心上空方面)

ゲリラ豪雨の気配 (都心上空方面)

再び西へ勢力拡大

再び西へ勢力拡大

昼からは関東も天気回復となりました。
夜になって気温は27~28℃になるものの、湿度が85%台で
異常な蒸し暑さとなりました。

あしたからまた猛暑が復活です。。

昼下がり (赤坂TBS前)

昼下がり (赤坂TBS前)

ビルの隙間から青空復活

ビルの隙間から青空復活

北・東日本で雨残る

北・東日本で雨残る

夏の高気圧はひと休みで東に後退し、
高気圧の周りをまわる湿った空気の流路も東にシフトしています。
強い雨の範囲も東日本の太平洋側に移ってきて、
近畿・東海や関東でも南岸を中心に激しい雨のおそれがあります。
きょうは日傘ではなく雨傘の出番となりそうです。
また北日本は別の低気圧の通過により、こちらも激しい雨のおそれがありますのでご注意下さい。

ひさしぶりの悪天

ひさしぶりの悪天

ひさしぶりに傘の出番

ひさしぶりに傘の出番

ここのところ「猛暑一筋」だった天気傾向に変化がありました。
夏空&猛暑をもたらした太平洋高気圧がすこしパワーダウンでやや後退、
東シナ海の熱帯低気圧に流れ込む空気と
高気圧の縁辺をまわる湿った空気が合流して、西日本には発達した雨雲がかかります。

きょうは西日本を中心に、久々に広い範囲で(夕立ちとは違う)雨となり、
九州や四国では雷を伴って激しく降るところがあるでしょう。
強烈な陽射しが遮られる地域では、猛暑はいったんおさまりそうです。

あすには、この雨雲は東日本や北日本にも広がり、酷暑は束の間にひと息つけそうです。

真夏の疾走

真夏の疾走

高気圧後退で選手交代

高気圧後退で選手交代

きょうも北日本を除いては夏空&厳しい暑さが続くでしょう。
ちなみに名古屋では、7/20以降もう1週間以上猛暑日続きとなっています。

しかし大気中の水分量が増えてきて、空の青色が先週に比べて白っぽくなっていませんか。
ここ数日の激しい夕立ちもそうですが、
梅雨明け直後からパワー全開で頑張ってきた太平洋高気圧が、
西日本でひといき小休止モードに入ってきそうです。
(ただしそう簡単に夏バテはしません。今週末以降は勢力復活の見込み。)

東シナ海を北上する熱帯低気圧と高気圧の縁辺をまわる湿った空気の影響で、
あすは九州や四国は久々に天気は下り坂に向かいます。

うだる暑さ

うだる暑さ

乱舞する巻雲

乱舞する巻雲

中国東岸の熱低に注目

中国東岸の熱低に注目

きょうも高気圧に覆われて、引き続き厳しい暑さが続きます。

先週で暑さのピークは越えて、東京都心は33.3℃で猛暑日から開放。
とはいいつつ、今週も猛暑日行脚は変らずの地点、岐阜県多治見はきょうも38.3℃で全国トップ。
早くも!?夏バテ気味という方はうなぎを食べてスタミナアップをはかりましょう!!

さて、きょうも上空には寒気が居座るため、
地表が暖まる午後からは大気が不安定な状態となります。
特に関東地方など局地的に激しい雷雨となるおそれがあります。

陽射しが遮られ、空が急に暗くなり、雷鳴がきこえ、
少しひんやりした風が吹き出したら要注意のサインです。

通潤橋 (熊本県山都町)

通潤橋 (熊本県山都町)

きょうも発達

きょうも発達

東日本に凹み

東日本に凹み

きょうもうだるような暑さとなりました。
全国トップはまたもや岐阜県多治見で38.1℃。
岡山市でも37.9℃の猛烈な暑さとなりました。

高気圧は健在ですが、すこしだけパワー減退、
そこへ上空に寒気が流れ込んだため、各地で雷雲が発達しました。
ここ数日よりも広い範囲で夕立ちが発生し、
関東北部(茨城県)では1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降りました。
この大量の打ち水効果で、茨城県つくば市では29.6℃(19時)⇒21.8℃(20時)へクールダウン。

【最大1時間降水量】
1 茨城県 柿岡 86.5mm/h (19:30) [観測史上1位の値を更新]
2 茨城県 門井 73.5mm/h (19:20) [観測史上1位の値を更新]
3 茨城県 美野里 67.5mm/h (19:40) [観測史上1位の値を更新]

19時30分茨城県で記録的短時間大雨
桜川市山地付近で約100ミリ

激しい雷雨 (国交省レーダHP 19:40)

激しい雷雨 (国交省レーダHP 19:40)

入道雲

入道雲

温泉にひたる

温泉にひたる

寒気の流れ込み

寒気の流れ込み

きょうも日中はモワッとする空気が纏わり付く暑さとなりました。
東京都心は35.8℃まであがって、これで4日連続の猛暑日に。
1978年(8月21日~24日)と1994年(8月2日~5日)と並んで過去最長記録です。

きょうも一等賞は岐阜県多治見で38.6℃でした。
それにしても、この暑さ尋常ではありません。

夜空にたかれるフラッシュ、花火大会ではなくカミナリの稲光のようです。
夜になって関東地方は雷雲が発達です。
埼玉県寄居町で61.0mm/h (21:00)

関東にわいた積乱雲 (気象庁HP 赤外衛星 20:30)

関東にわいた積乱雲 (気象庁HP 赤外衛星 20:30)

激しい雷雨 (国交省レーダーHP 21:00)

激しい雷雨 (国交省レーダーHP 21:00)

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『熱中症、1週間で死者52人…5896人搬送』
                                                  7月24日03時12分配信 読売新聞
========================================
 
全国的な猛暑が続く中、17日からの1週間で、
熱中症とみられる死者が16府県で少なくとも52人に上ることが
23日、読売新聞社のまとめで分かった。

 救急搬送された人は、少なくとも41都府県で5896人となり、
気象庁は注意を呼びかけている。

 埼玉県では、自宅などで遺体が発見され、
検視後に熱中症と判断された死者が18人だったことが県警のまとめで判明。
持病に加えて暑さが原因で死亡したとみられる人も13人に上った。

東・北日本ですこし凹み

東・北日本ですこし凹み

きょうは二十四節気の暦で「大暑」ですが、
そう言われなくても猛烈な暑さは続きます。

きのうの39.4℃には及びませんでしたが、
それでも三重県桑名、岐阜県多治見、群馬県館林で38.9℃の猛烈な暑さとなり、
東京も3日連続の猛暑日となりました。
外回りは汗だく、Tシャツやスーツに汗がべっとりで電車で座るのも不快です。

さて、昨夜と同様、関東地方は夜から雷雲が増殖。
栃木県佐野市では21:20までの1時間に71ミリの激しい雨を観測。
高気圧のパワーに若干の隙ができて、あすはもう少し夕立ちが増えそうです。

猛暑日3連発 (東京駅)

猛暑日3連発 (東京駅)

頑張り変わらず

頑張り変わらず

きょうも高気圧のパワーは衰え知らず。
あっさり昨日の記録は更新されて、岐阜県多治見市では39.4℃を記録!!
名古屋でも38℃の猛暑となりました。40℃の大台も時間の問題といったところでしょうか。

日中の外出、および屋内のエアコンなしはきわめて危険な状態になります。
報道によると、全国で少なくとも430人余が熱中症で搬送され、8人が死亡とのこと。

目先この猛暑は週末土曜日ごろまでは続く見通しです。

【最高気温ランキング】
1 岐阜県 多治見 39.4℃ (14:26) [7月の1位の値を更新]
2 三重県 桑名 38.9℃ (15:37) [7月の1位の値を更新]
2 岐阜県 八幡 38.9℃ (13:43) [7月の1位の値を更新]
★ 弊社研究所のお庭 横浜 36.1℃ (12:30)

夕焼けのかなとこ雲

夕焼けのかなとこ雲

ちょっと頑張りすぎ

ちょっと頑張りすぎ

これでもか…の熱線の追い討ち。猛暑は衰えを知りません。
きょうは関東の内陸部でついに39℃に迫りました。
東京都心も猛暑日に。

豪雨から猛暑。今夏の出だしはメリハリが極端です。
8月になって高気圧が息切れしないとも限りません。

【最高気温ランキング】
1 群馬県 館林 38.9℃ (15:16)
2 群馬県 前橋 38.5℃ (13:05)
3 埼玉県 寄居 38.2℃ (13:27)

環境技術展に出展 (静岡県浜松市)

環境技術展に出展 (静岡県浜松市)

積乱雲のかなとこ

積乱雲のかなとこ

衰え知らず

衰え知らず

太平洋高気圧に覆われて、連日夏の強い陽射しがジリジリ照り付けています。
きょうは群馬県伊勢崎市で38℃を記録しました。
ここまでくると目がクラクラして立ちくらみを起こすでしょう。

高気圧の圏内は下降気流の沈降現象で空気が圧縮されるため、
より高温となり暑さに拍車がかかります。
熱中症が起こりやすい気象条件ですので、激しい運動は避けて水分補給はしっかり行いましょう。

【最高気温ランキング】
1 群馬県 伊勢崎 38.0℃ (13:40)
2 岐阜県 多治見 37.3℃ (14:11)
2 群馬県 前橋 37.3℃ (13:53)

まぁ、常連の顔ぶれといったところでしょうか…

一方、湿った空気が流れ込む北海道や東北は雲の多い天気となりました。

富士山は雲のむこう (東名高速富士川SA)

富士山は雲のむこう (東名高速富士川SA)

パワー全開中

パワー全開中

きょうも朝から強烈な陽射しがジリジリ照り付けて、
真っ青な夏空とマリンブルーが似合う「海の日」ですが、
昼間の屋外炎天下でのスポーツは危険です。水分補給や熱中症対策はしっかり行いましょう。

一方、沖縄は熱帯低気圧の発達した雨雲がかかり、激しい雨に注意が必要です。
北海道も高気圧の縁をまわる湿った空気の影響で、ぐずついた天気となりそうです。

陽射しが強烈

陽射しが強烈

夕焼け

夕焼け

沖縄は熱帯低気圧が通過

沖縄は熱帯低気圧が通過

きょうは東北地方で梅雨明けが発表されました。
これで梅雨がない北海道を除いては九州南部を残すのみとなりました。

本州付近は太平洋高気圧にガッシリと覆われて、
夏の強い陽射しがジリジリ照り付けています。
群馬県館林の36.3℃を筆頭として、東北から九州にかけて35℃超の猛暑日地点も多数あって、
いよいよ夏本番といったところです。

「梅雨明け10日」とは梅雨明け直後しばらくの安定した夏空のことをさします。
今週前半は名実ともに夏の陽射しが期待できそうですが、
日に日に暖気が蓄積して暑さが厳しくなるでしょう。

内陸部の夕立ちの地点も昨日より少なくなっていますが、
沖縄は寒気を伴う低気圧の影響で、変わりやすい空模様となりそうです。

暑さに乾杯

暑さに乾杯

高気圧の勢力拡大

高気圧の勢力拡大

3連休!そして夏休み!!
と同時に夏の高気圧も本格的に活動開始です。
東北と九州南部を除く九州北部~関東・北陸で梅雨明けしました。

しかし午後は大気の状態が不安定になるため、
きょうも内陸部を中心に激しい雷雨が起こる可能性があります。
海水浴、山登り、キャンプ、バーベキューなど楽しいこと盛りだくさんですが、
天気の急変や川の増水には注意しましょう。

あと、熱中症にも気をつけてくださいね。

名実ともに夏空!

名実ともに夏空!

積雲と巻雲のコラボ

積雲と巻雲のコラボ

バイオクリマ研究会認定講座

バイオクリマ研究会認定講座

梅雨明け

梅雨明け

高気圧の縁辺流がぶつかって宮崎県では雨雲発生。
ということで九州南部の梅雨明けは見送り。

夏の太平洋高気圧の勢力が拡大し梅雨前線を北に押し上げるため、
いよいよ梅雨明けカウントダウンの体制にはいってきます。

しかし上空の寒気がちょっとくせもの。
午後は大気の状態が不安定になるため、
きょうも内陸部を中心に雷雲が発達し、激しい雷雨が起こる可能性があります。

ここ数日同じことの繰り返しですが、
局地的な猛烈な雨や落雷、突風などには十分にご注意ください。

広島県庄原市では17:40までの1時間に64mm/hの局地豪雨、
土石流により集落孤立。

また前日の豪雨の被害者が拡大。岐阜、島根、広島で死者5人、行方不明者8人に。

夏空!

夏空!

彼方に積乱雲

彼方に積乱雲

高気圧強まる

高気圧強まる

昨日は梅雨末期の豪雨に見舞われ、各地で大雨による被害が相次ぎました。
現在雨が小康状態になっているところもありますが、
前線は引き続き日本海側に停滞し続けたままで、
湿った空気の流れ込みは変わっていませんので、局地的な豪雨に警戒が必要です。

さて、きょうは奄美地方で梅雨明けが発表されました。
平年より17日もおそい梅雨明けにズレ込みましたが、
高気圧のパワーアップとともに梅雨前線はさらに北へ押しやられる予想で、
東~西日本も梅雨のゴールが目前にせまってきました。

ひと足早く関東南部は高気圧の圏内で抜ける夏空!
その周辺部はきょうも湿った空気(高気圧の縁辺流)で猛烈な雨…
と極端な分かれ方に。

【最大1時間降水量】
1 岐阜県 多治見 83.0mm/h (19:10) [観測史上1位の値を更新]
2 山口県 豊田 70.0mm/h (06:30)
3 山口県 東厚保 58.0mm/h (08:00)
9 兵庫県 神戸 48.0mm/h (17:20) [観測史上1位の値を更新]

連日の冷やし攻め

連日の冷やし攻め

都心(新宿)から西の眺め

都心(新宿)から西の眺め

空は梅雨明け(東京渋谷)

空は梅雨明け(東京渋谷)

関東南部だけ夏エリア (気象庁HP 赤外衛星 17:00)

関東南部だけ夏エリア (気象庁HP 赤外衛星 17:00)

岐阜県で大きな被害 (国交省レーダHP 22:50)

岐阜県で大きな被害 (国交省レーダHP 22:50)

危険な位置に居座る前線

危険な位置に居座る前線

梅雨前線が活発化し、西日本を中心として断続的に激しい雨となっています。
特に九州北部~中国地方には発達した雨雲がかかり、
長崎県五島市ではけさ7時30分までの1時間に110ミリ、
福岡市内でも1時間100ミリの猛烈な雨を解析しました。

福岡県や佐賀県などでは土砂災害が相次ぎ、
また北九州市の紫川などで氾濫して浸水したところがありました。
一時は福岡県だけで8万世帯余に避難指示や勧告が出されました。
また広島県では死者・行方不明者も…
河川の増水や氾濫・土砂災害などの危険性が高まっていますので厳重に警戒してください。

東京は南西風場で雨雲ブロック

東京は南西風場で雨雲ブロック

もちろん不安定な雲も出現

もちろん不安定な雲も出現

大雨警報で真っ赤

大雨警報で真っ赤

07時30分長崎県で記録的短時間大雨
五島市付近で約110ミリ

午前7時までの1時間に福岡市早良区で100ミリ以上

21時京都府で記録的短時間大雨
右京区南部付近で約100ミリ
北区付近で約90ミリ
右京区北部付近で約90ミリ
亀岡市付近で約90ミリ

【最大1時間降水量】
1 佐賀県 北山 79.5mm/h (07:00)
2 福岡県 太宰府 73.5mm/h (07:10)
3 京都府 京北 72.0mm/h (21:00)

九州北部で豪雨被害 (国交省レーダHP 08:10)

九州北部で豪雨被害 (国交省レーダHP 08:10)

河川も氾濫

河川も氾濫

豪雨の背後に暗域 (気象庁HP 水蒸気画像 08:00)

豪雨の背後に暗域 (気象庁HP 水蒸気画像 08:00)

梅雨末期の豪雨型

梅雨末期の豪雨型

きょうも梅雨前線は日本列島の真上に居座って
西日本を中心に激しい雨となりました。

九州北部や山口県などでは日雨量が200~250ミリに達して
雨量規制値超により山陽新幹線が一時運転見合わせになりました。

あす以降は梅雨前線が日本海を北上して、梅雨のゴールが見えてきますが、
引き続き大雨の危険性は続くため気が抜けません。

【最大1時間降水量】
1 徳島県 日和佐 107.5mm/h (19:20) [観測史上1位の値を更新]
2 長崎県 厳原 72.5mm/h (15:30)
3 佐賀県 伊万里 64.0mm/h (04:30) [7月の1位の値を更新]

梅雨空続く

梅雨空続く

日本列島の真上に停滞

日本列島の真上に停滞

きょうは前線上の低気圧が発達しながら北日本へ。
北海道はもちろんのこと、前線南下の過程では西日本で激しい雨となりました。

【最大1時間降水量】
1 島根県 津和野 66.5mm (02:40) [観測史上1位の値を更新]
2 島根県 匹見 63.0mm/h (03:00) [観測史上1位の値を更新]
3 広島県 内黒山 57.5mm/h (03:10)

低気圧に向かって気圧傾度も増した関東南部は強風が吹き荒れて、
千葉市で26.5m/sの瞬間風速を記録。
雨雲を吹き飛ばす南西風場なのですが
微妙に雨が舞うといういやらしいコンディションで傘を支えるのが大変でした。

強風の都心

強風の都心

雨もやんで青空

雨もやんで青空

最近、やけにご無沙汰だった台風が発生。

低気圧発達で強風

低気圧発達で強風

梅雨前線は日本海側に北上し、梅雨もいよいよ終盤戦です。
前線の南側は大量に湿った空気が流れ込むため、
広い範囲で大雨のポテンシャルがあることには変わりません。

今回大躍進となった「みんなの党」の幹部は
雨がなければさらに(無党派層の)票を確保できたと言っていましたが、
天気による投票率が国政(特に新興勢力)を左右するのは大きいですね。

流れる雨雲

流れる雨雲

前線は日本海側に北上

前線は日本海側に北上

昨夜激しい雨をもたらした低気圧は三陸沖に進んで、
強い雨域も北日本へ移動しました。

きょうは東~西日本の広い範囲で青空が広がって、夏の陽射しが差し込みました。
特に関東地方内陸部は気温が上がり、群馬県館林で34.9℃で猛暑日手前の暑さとなりました。

これは梅雨のラストスパートの前にひと呼吸の段階。
太平洋高気圧の勢力が増して西から前線がグッと押し上げられるため、
特に九州北部(と南部も)は大雨が懸念されます。

毎年ではないですが、梅雨末期になると北陸・山陰・九州北部など
日本海側で豪雨災害が起こりやすくなりますので気が抜けません。

バイオクリマ研究会 理事会

バイオクリマ研究会 理事会

梅雨の晴れ間

梅雨の晴れ間

低気圧は北日本へ

低気圧は北日本へ

南下していた梅雨前線が、梅雨の終盤戦に向けてジワジワ北上の気配です。

さしあたり、きょうは梅雨前線上の本州南岸を低気圧が通過するタイミングで、
太平洋側の各地で激しい雨となりました。

土石流災害のあった九州南部では未明から激しい雨、日中は近畿~東海、
夜には関東地方で土砂降りの雨となりました。

しかし、これよりもっと激しい雨が降らしたのが北日本の寒気。
寒気の南東象限にあたる北陸地方で大気の状態が不安定になり、
またもや1時間100ミリ級の猛烈な雨が降りました。

19時石川県で記録的短時間大雨
七尾市中央付近で約90ミリ

19時30分石川県で記録的短時間大雨
七尾市灘浦付近で約90ミリ

20時富山県で記録的短時間大雨
氷見市付近で約90ミリ

本来は湿った空気が流れ込む前線付近または前線の南側が危ないのですが、
ここのところ寒気の仕業で前線の北側でも豪雨が頻発しています。

前線上の低気圧通過 (国交省レーダHP 19:30)

前線上の低気圧通過 (国交省レーダHP 19:30)

低気圧通過時に激しい雨

低気圧通過時に激しい雨

きょうは東~西日本で青空が広がって、夏の陽射しが降り注ぎました。

寒気の影響は昨日よりは限定的で、夕立ちの範囲は昨日と比べると縮小です。
しかし北海道や東北北部ではきょうも雷雲が発達し、局地的に激しい雨となりました。

暑いには変わりないのですが、ここ数日の尋常でない蒸し暑さに比べると
比較的爽やかな(カラッとした)暑さに感じたのは気のせいでしょうか。

1ヶ月の先行雨量が1,000mmを超えて
大規模な土石流が発生した鹿児島県大隅地方ですが、
この先数日間も前線が近くをウロウロするため、激しい雨が懸念されます。

けさの富士山

けさの富士山

ブーメラン夕焼け

ブーメラン夕焼け

寒気の影響は限定的

寒気の影響は限定的

きょうも地上付近の湿った空気と上空の寒気がぶつかり、
各地で雨雲が発達し激しい雨となりました。

【1時間最大降水量】
1 島根県 吉賀 81.5mm/h (16:50)
2 鹿児島県 尾之間 62.5mm/h (07:20)
3 福島県 東白川 51.0mm/h (22:50)

天の川ところでない

天の川ところでない

きょうも寒気が悪さ

きょうも寒気が悪さ

きょうは出張のためスーツにジャケットを羽織ってましたが
東京はミストサウナの中にいるような蒸し暑さで、汗がびっしょり。
この状態では昨夜のゲリラ豪雨も納得、プレゼンのネタにもなりました。

新幹線で新潟に着くと、湿度が低くて何とも心地よい陽気。
(とはいっても、強烈な陽射しで暑いことには変わりないのですが…)
太平洋側と日本海側で、同じ暑さでも質が違います。

きょうも午後からはあちこちで雷雲が発生。
福島県郡山で時間44ミリ、市内では冠水被害。

緑が爽やかな庄内平野

緑が爽やかな庄内平野

飲み比べ

飲み比べ

ぶ厚い!!栃尾の油揚げ

ぶ厚い!!栃尾の油揚げ

きょうも不安定領域

きょうも不安定領域

梅雨前線は南下し、陸上にかかる雨雲は少なくなっています。
梅雨のラストスパートを前にひと呼吸といったところでしょうか。

ただし、きょうも日本付近は水蒸気が充満していて大気の不安定な状態は続くため、
大雨災害があった九州南部を含めてあちこちで雷雲が発生する可能性があります。

関東地方も午前中から所々で雨雲が発生しています。
2年前のマンホール事故の状況に酷似していますので、
局地的な激しい雨や落雷、河川の増水や土砂災害などに引き続きご注意下さい。

20時30分東京都で記録的短時間大雨
板橋区板橋で107ミリ

【1時間最大降水量】
1 埼玉県 所沢 67.0mm/h (18:00)
1 東京都 練馬 67.0mm/h (20:40)
3 東京都 青梅 56.0mm/h (17:20)

ゲリラ豪雨の常襲地帯 (国交省レーダHP 20:30)

ゲリラ豪雨の常襲地帯 (国交省レーダHP 20:30)

隙間に覗く対流雲

隙間に覗く対流雲

前線北側も寒気ドームで不安定

前線北側も寒気ドームで不安定

梅雨前線は南下し、陸上にかかる雨雲エリアは小さくなりました。
日中は雲の切れ間から強烈な陽射しが差し込み、蒸し暑さが際立ちます。

こうなるとまたあちこちで雨雲が沸き立ちます。
特に上空に寒気が流れこんでいた北日本では特に大気が不安定となり、
北海道や東北では局地的に激しい雨や雷雨となりました。

関東も規模は小さいものの雷雲が南下し、夕方は一時的ににわか雨。
おしめりで気温降下と思いきや、一層蒸しかえってしまいました。

日中は夏の陽射し

日中は夏の陽射し

前線はいったん南下

前線はいったん南下

低気圧や梅雨前線が日本海側から南下します。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
各地で雨雲が発達しやすい状況が続きそうです。

今朝未明には宮崎県で、9時過ぎには種子島で1時間110ミリの猛烈な雨を観測しました。
九州南部では大雨による災害が起こりやすい状況ですので警戒してください。
なお、この雨は気象庁の数値予報では予測表現されていなかった雨です。

時間雨量100ミリ超がいとも簡単に発生するのを見ると、今年も雨の降り方が心配です。

【1時間最大降水量】
1 鹿児島県 上中 110.0mm/h (09:20) 【観測史上1位の値を更新】
2 宮崎県 えびの 109.5mm/h (02:20) 【観測史上1位の値を更新】
3 鹿児島県 志布志 64.5mm/h (05:50)

02時宮崎県で記録的短時間大雨
都城市付近で120ミリ以上

02時20分宮崎県で記録的短時間大雨
えびの市えびので110ミリ

05時鹿児島県で記録的短時間大雨
霧島市北部付近で120ミリ以上

不気味な雨雲...

不気味な雨雲...

九州南部で次々と発生 (気象庁HP 赤外衛星 02:00)

九州南部で次々と発生 (気象庁HP 赤外衛星 02:00)

雨雲の素が凝集

雨雲の素が凝集

きょうも日本列島は湿った空気が充満。
上空の気圧の谷が手伝って各地で雷雲が発達し、
関東北部・近畿など局地的に激しい雨を観測しました。

夜には九州南部でも雷雲が発達・停滞。鹿児島~宮崎で翌未明にかけて記録的な豪雨。

【1時間最大降水量】
1 鹿児島県 吉ケ別府 85.0mm/h (23:00) [観測史上1位の値を更新]
2 埼玉県 鴻巣 57.5mm/h (17:00) [7月の1位の値を更新]
3 岐阜県 関市板取 57.0mm/h (00:10)

連日の暑気払い

連日の暑気払い

大気が不安定

大気が不安定

太平洋高気圧の勢力がいくらか減退して梅雨前線も南下し、ややおとなしくなります。
激しい雨の範囲は縮小し、大雨は小康状態となりますが、
きょうも山沿いや内陸部を中心に局地的に雷雲が発達する可能性がありますので、
急なにわか雨や雷雨にご注意下さい。

雲が多く陽射しが少なめの地域でも湿度が高めで蒸し暑くなっています。
水分をこまめに補給し、熱中症には気をつけましょう。

人間側は早くも夏バテ気味でも、夏の高気圧がバテたわけではありません。
あす以降は再び梅雨前線が活発となり北上しそうな気配です。

◆携帯「お天気予報」7/1よりスマートフォン対応へ!! (株式会社MTIリリースサイト)
私のドコモ端末もXperiaに機種変更したいです。

夏の装い

夏の装い

新たな戦力をビールで歓迎

新たな戦力をビールで歓迎

前線はいったん小康状態

前線はいったん小康状態