上空の寒気トラフが西日本から東日本に移動し、関東沖の低気圧が閉塞して切離化。
関東甲信では再び雨雲が発達して、午後には活発な雨域が東北に北上。
大気の状態が不安定となり発雷も多数。
宮城県石巻市で27.6m/s、栃木県宇都宮市で23.0m/sの北風で荒れ模様。

シャープな寒気トラフ (300hPa高度面)

雨雲発達で発雷も (12:00)

寒冷渦の雲 (15:00)

寒気トラフで閉塞化
本州の南海上で前線を伴った低気圧が上空の寒気トラフに取り込まれるように動きが停滞。
関東は日中北風が強めに吹いて14~15℃台となり3月下旬並みの寒さ。
一方陽射したっぷりの北日本で昇温し、全国トップ気温は北海道富良野市の29.9℃。

冷たい雨

低気圧の動きが停滞
きょうは高気圧に覆われてほぼ全国的に五月晴れ。
西日本では徐々に雲が増えたものの、京都府京田辺市で29.5℃など真夏日に迫る暑さ。
午後は関東甲信で局地的に雨雲が発生。

五月晴れ

貴重な青空

前線は南下中
梅雨前線は南海上に下がり、高気圧の圏内でほぼ全国的に晴天エリアが拡大。
ただ高気圧の鞍部となる関東や東海は湿った空気が流れ込み雲が多い天気。
紀伊半島から東海・本州内陸では夜にかけて雨の所も。

関東はどんより

高気圧の鞍部
低気圧が北陸から三陸沖へと進み、切離した低気圧が北海道に残存。
この影響で北海道内は全般に雨となり、東北~山陰の日本海側でもしぐれ模様。
太平洋側の雨は概ね止んだものの、陽射しは東海~九州の一部のみで限定的。

陽射し少な目

低気圧は北日本へ
前線を伴った低気圧が九州から四国を横断し、
まとまった雨域が西日本から東日本、東北地方へと拡大。
暖湿流が流れ込んだ太平洋側で雨雲が発達し、四国や紀伊半島で激しい雨。
【最大1時間降水量】
三重県熊野市熊野新鹿 73.5mm/h (23:33) [5月の1位の値を更新]
高知県室戸市佐喜浜 69.0mm/h (19:56)
三重県尾鷲市 54.0mm/h (23:21)

天気下り坂

雨雲が発達 (13:00)

暖域で雨雲発達
本州南岸と日本海に2本の前線が横たわり太平洋側と日本海の沿岸部の所々で雨。
東~西日本の内陸部では陽射しもたっぷりで30℃以上に気温が上昇。
沖縄地方は平年より12日遅れての梅雨入り。

爽やかな都心

内陸で晴れ間も
前線に向かって湿った空気が流れ込み、九州などで雨雲が発達。
鹿児島県南種子町上中では81.5mm/hの猛烈な雨。
長野県では雷雲発達の突風で電車の窓ガラスが割れて死傷者も。
岐阜県飛騨市神岡では35℃に達して猛暑日。

九州で雨雲発達 (18:00)

大気が不安定
梅雨前線は南海上に下がったままでも、北日本を短波トラフが通過。
関東沿岸部は南西風が強まりフェーン断熱の影響もあって昇温。
山梨県大月市で34.2℃、東京都八王子市で33.5℃まであがり、
近畿九州なども真夏日で熱中症に伴う搬送者も多数。

前線南下中でも南風
梅雨前線が南下し、きょうは奄美地方を横断。
九州南部と順番が逆になったものの、奄美地方も梅雨入り発表。
平年比7日遅く、昨年よりは2日早く、九州南部よりも遅れたのは1954年以来。
関東は北東気流で日中の最高は20℃に届かずややひんやり。

前線影響でどんより

前線がやや南下
梅雨前線が本州の南岸に停滞し、九州南部から南海上が降水エリア。
沖縄県国頭村で52mm/hなど、沖縄や吐噶喇列島で激しい雨。
一方、日本海にも寒気トラフがあって北日本や日本海側では変わりやすい天気。
東北の太平洋側は陽射したっぷりで福島県浪江町で31.2℃など真夏日。

初夏の陽気 @仙台市内

午後は不安定 @福島県白河市

南岸沿いに停滞
日本海を東北東に進む低気圧や前線により、西~東日本の広い範囲でまとまった雨。
大気が不安定となり静岡県内は30mm/hを超える激しい雨のところも。
沿岸部では南寄りの風も強まり荒れた天気。
フェーン現象の兵庫県豊岡市では32.1℃まで上がり全国トップ。

首都圏も雨風強まる (13:00)

夕方には天気回復

雨上がりの温泉街

湿った空気で雨雲発達
梅雨前線が伸びてきて、この先断続的に居座る予想から、九州南部が梅雨入りとの発表。
平年より14日早く、昨年より23日早い梅雨入りです。
梅雨入りが沖縄より早いのは1976年以来49年ぶりのことで
九州南部が全国で最初に梅雨入りとなるのは1951年の統計開始以来初めて。

九州に延びる前線
奄美地方で一部雨となったほかは高気圧の勢力圏内が残りほぼ全国的に晴。
高気圧後面の暖かい空気が流れ込み本州沿岸部は夏日となったところも多く、
北海道のオホーツク海側でも気温が上がって夏日。

模様入り

高気圧後面に
本州中部や北海道など一部で雲が多くなったほかは
高気圧に覆われてほぼ全国的に晴れ間が広がり気温も上昇。
東北から九州まで夏日の地点が多く福井県小浜市で29.8℃など。

高層雲

暖気流入
関東や東北など東日本では天気の回復が遅れて雨が残り
気温も20℃に届かずひんやりした陽気。
西日本や北海道では高気圧に覆われて陽射しで20℃以上。

ゆっくり回復

前線は南下
寒気を伴った低気圧や前線の通過に伴い、東日本や北日本を中心にぐずついた天気。
関東の雨は昼頃には止んだものの、東北や北海道では夜まで雨ところが多く
島根県松江市では最大週間風速26.7m/sを観測。
また北陸地方はフェーン昇温で富山県高岡市伏木で30.8℃と平年より10℃高い気温。
前線に近い先島諸島では大気が不安定で、石垣市伊原間で65.5mm/hの激しい雨。

関東はゆっくり回復

前線が閉塞
寒気と前線を伴った低気圧が東シナ海で発達中で、西から雨域が拡大。
湿ったた空気の流れ込みで雨雲が発達し、九州西岸で雨脚が強まり
長崎県の福江島では62mm/h(3時間122.5mm)の激しい雨を観測。
気象庁によると、2017年8月からおよそ7年9か月の過去最長で続いていた
紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行がみられなくなり終息する兆しがあるとの発表。

雨雲が増加

西から低気圧
低気圧は東の海上に出て発達し、関東や東北では北西風が強め。
東北や北海道太平洋側は天気の回復が遅れて雨が残ったものの
東~西日本は天気が回復して日中は陽射したっぷり。

青空戻る

低気圧発達
低気圧や前線の通過に伴い西~東日本の広範囲で雨。
さらに低気圧後面の上空寒気トラフに伴う別の雨雲塊が、
午後から夜にかけて追いかける形で東進し、こちらは大気が不安定でやや発達気味。
雨の関東は日中15℃を下回りひんやり、一方陽射しのあった北日本では15℃超。

東北仙台も雨

寒気トラフによる雨雲 (21:00)

東シナ海に黄砂の影 (17:00)

低気圧通過
きょうも北日本中心に寒気の影響で一部で雨が残ったものの
東~西日本は高気圧に覆われて青空が広がり行楽日和。
東北で西風が強まったほかは風も比較的穏やかで過ごしやすい1日。

釣り日和@いわき小名浜

移動性高気圧
東北以北は寒気移流で雲や雨となり、15℃以下でひんやり。
一方、関東から西ではすっきり晴れて20℃以上となり連休行楽日和。
山梨県南部町で29.6℃、静岡市清水区28.6℃となり全国1位。
関東北部は局地的に雷雲発生。

関東は晴天

寒気トラフ断続
南北に連なる気圧の谷が通過し、中国や近畿地方の雨域は午後に関東や東北にも拡大。
上空約5000mには-18℃の寒気トラフも貫入し、本州南岸の低気圧付近は大気が不安定。
三重県熊野市で55.5mm/h、和歌山県新宮市で51mm/h、静岡県石廊崎で48mm/hの激しい雨。
関東南部でも神奈川県などに一時大雨洪水警報が発表。

雨雲接近

低気圧の渦巻きとドライスロット (14:00)

関東も雨雲が発達 (18:00)

気圧の谷
高気圧の中心が東の海上に移り、西から天気は下り坂。
日本付近は南風の暖気場となり、フェーン現象により日本海側中心に昇温。
鳥取県境港市29.6℃、新潟県魚沼市小出29.4℃など真夏日に迫る暑さ。
九州南部には発達した雨雲がかかり、さつま半島で激しい雨。

南風で昇温

西谷型