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Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

梅雨前線が活発化し、九州の山間部で激しい雨か断続し300mmを超える記録的な大雨。
24時間降水量は熊本県湯前町湯前横谷で383.5mm、大分県湯布院346.5mmなど。

特に山口県内は夜遅くに非常に発達した雨雲が流れ込み、100mm/hを超える猛烈な雨。
河川の増水や道路の冠水で車が水没するなどで死傷者も。

23時50分山口県で記録的短時間大雨
下関市豊田で107ミリ
下関市菊川付近で約100ミリ
23時40分山口県で記録的短時間大雨
下関市豊浦付近で約100ミリ
下関市豊田付近で約100ミリ

【各地の1時間降水量】
山口県下関市豊田 106.5mm/h (23:50) [観測史上1位の値を更新]
山口県美祢市秋吉台 70.0mm/h (23:56) [6月の1位の値を更新]
大分県由布市湯布院 68.0mm/h (20:26) [観測史上1位の値を更新]

非常に発達した雲 (23:30)

九州内陸で350mm超

関東は蒸し暑い

レンズ雲様

前線活発化

未明から朝方にかけては北陸から東海に線状の強雨域が伸びて
福井県南越前町今庄で59mm/h、大気不安定の北海道美深町小車で55mm/hの激しい雨。
前線南側はムシムシ空気が充満、静岡市で35.8℃、東京都心33.8℃など今年一番の暑さ。

若狭湾で雨雲発達

再び前線顕在化

上空300hPaで-33℃以下の寒気コアの通過により、大気が非常に不安定。
東・西日本の各地で雷雲が発達し、局地的に激しい雷雨。
熊本県阿蘇市阿蘇乙姫で75.5mm/h、群馬県桐生市で66mm/h。
激しい雷雨により東電管内では2万軒帯余りで停電。

16時富山県で記録的短時間大雨
上市町小又で101ミリ
上市町付近で約100ミリ

18時30分山形県で記録的短時間大雨
東根市付近で約110ミリ

広域で雷雲発達 (15:00)

北関東の積乱雲

熊谷市付近の雷雲 (16:00)

上空寒気で不安定

高気圧の勢力がさらに強まり梅雨前線も押し上げられ雨域は北日本へ接近。
西日本を中心に気温が上昇し大分県豊後大野市犬飼で35.7℃など猛暑日、
フェーンにより石川県小松市でも34.7℃。

天気の崩れなし

前線北上

太平洋高気圧が西へ勢力を拡大し、朝鮮半島付近で前線が盛り上がり
奄美地方で平年より3日早く梅雨明けの発表。

前線近傍の西日本では雨となったほか、関東北部も夕方は雷雲が発生。
前線北側の北日本は爽やかな空気、東日本はジメッとした空気で対照的。
フェーンの効果もあり、全国気温トップは北海道北見市で32.9℃。

爽やかな盛岡市内

前線北上

西から梅雨前線が北上し、九州北部では激しい雨。
一方で沖縄は平年より4日遅く梅雨明けの発表。
九州を除いては夏の陽射しで関東などを中心に真夏日。

札幌も汗ばむ陽気

東北はやや不安定

西から前線北上

梅雨前線は南海上に南下し、東~西日本の梅雨空は中休み。
東北地方は寒気を伴う気圧の谷が通過して大気が不安定。
東北や関東北部では局地的に雨雲が湧いてにわか雨。

爽やかな北の大地

寒気を伴う低気圧

梅雨前線上の低気圧が東海沖を東進し、中四国から関東にかけて梅雨空。
北関東から甲信、近畿にかけて帯状の活発な降水帯がかかり、
茨城県などで総雨量80mmを超えるまとまった雨。

北東の冷涼な空気で、東京都心の最高気温は22℃止まりで平年より5℃低め。
夜は涼しいというか肌寒いくらい。

関東南部は夕方から雨

東海沖を東進

大雨が続く奄美地方はきょうも強雨が断続し、
奄美大島古仁屋では24時間雨量が405mmに達するなど6月としては観測史上最大。
宇検村などでは冠水や土砂崩れなどにより孤立集落も多数。

北陸や東北の日本海側ではフェーンで昇温し、
秋田県北秋田市鷹巣32.7℃は全国トップ。富山市秋ヶ島でも31.5℃を観測。

関東は梅雨休み

九州南部で激しい雨

梅雨前線に近い奄美地方では湿った空気が収束し、
発達した雨雲が次々とかかり続け記録的な大雨。

大分県日田市で34.5℃など西日本を中心に真夏日となった一方で
東日本の太平洋側はきょうも比較的冷涼な空気で過ごしやすい陽気。

涼しい1日

テーパリングクラウド (22:00)

線状降水帯 (19:00)

西から北上

梅雨前線は西から北上傾向で、西日本の太平洋側では再び梅雨空。
太平洋側沿岸部を除いては陽射したっぷりで、
群馬県前橋市で35.5℃まで上がるなど、関東内陸部で猛暑日。
東京都心も最高気温31.1℃の真夏日でかなりの蒸し暑さ。

梅雨の中休み

内陸で猛暑日

西から前線北上

上空の寒気は東の海上に抜けて、東・西日本は安定した晴天。
愛知県豊田市で34.2℃まで上がるなど、本州の内陸を中心に真夏日となり
屋外活動中に熱中症で搬送される事故も。
梅雨前線に近い奄美や沖縄ではきょうも梅雨空。

すっきり青空

寒気抜ける

寒気トラフが東日本を通過中で、引き続き大気が不安定。
東北ではまとまった雨雲により広域で雨や雷雨。
関東は朝からスッキリ青空が広がったものの、雷雲が湧いて昼前は雷雨。

再び積乱雲が発達

昼過ぎまで不安定

梅雨前線は本州南岸から沖縄にかけて停滞。
それに伴う雨域は南西諸島・西日本から午後には東日本に移動。
また、上空5000m付近で-15℃以下の寒気トラフ南東象限で雷雲が発達し、
岡山県鏡野町で61mm/h、兵庫県香美町香住で54mm/hなど激しい雨。

関東は午後から雨

中国地方で雷雲発達 (18:00)

-15℃の寒気トラフ

前線北側も不安定

梅雨前線は南下し沖縄付近で活動が活発化。那覇で50mm/hを超える激しい雨。
また、上空寒気と湿った空気の影響で、東・西日本でも広い範囲で大気が不安定。
あちこちで雨雲が発達し局地的に激しい雨となり、広島県府中市で38.5mm/h。

都心方面で雨雲発達

千葉県方面は雨はなし

発達する雨雲 (12:00)

上空寒気と湿った空気

台風3号は温帯低気圧に変わり東の海上へ遠ざかり
本州の梅雨活動はいったん南下して小休止となり、束の間の陽射し。

上空5500m付近には-9℃の寒気が流れ込み大気が不安定。
本州内陸部を中心に雷雲が増殖しあちこちでにわか雨や雷雨。

束の間の青空

内陸で雷雲発生 (15:00)

台風は温低に

台風3号は東海の沖合まで東進。
梅雨前線は引き続き南岸沿いに停滞し、東~西日本の太平洋側であいにくの天気。
後面寒気の影響もあり、内陸部の一部では雨雲が発達し雷雨のところも。

しぶとく雨

前線停滞中

台風3号は大東島の南東海上を北東に進み、日本の南岸に梅雨前線が停滞。
九州四国の太平洋側、近畿、東海、北陸で雨となり、雨域は関東や東北にも拡大。

きょうは北陸や東北地方でも梅雨入り発表があり、
(北陸は平年と同じ、東北南部は1日、北部は4日早い梅雨入り)
梅雨のない北海道を除いて全国梅雨シーズン入り。

夕方から雨

台風と前線の雲

北海道で震度5弱

南岸に停滞

梅雨前線上のキンクに低気圧があって関東付近を通過。
けさは伊豆半島から関東南部にかけて雨雲が発達し、静岡県天城山で42mm/h。
一方、北日本には上空寒気を伴った低気圧が近づき不安定な天気。

昼まで雨

伊豆で雨雲発達

関東で収束

台風3号の遠い影響もあって梅雨前線が西から活発化。
九州南部では局地的に激しい雨となり、鹿児島県枕崎市で74mm/hの非常に激しい雨。
関東甲信地方は平年より1日遅い梅雨入りの発表。

九州南部で激しい雨 (09:00)

昼過ぎまで陽射しあり

再び活発化

きょうは前線がいったん南下して梅雨は中休み。
東北から九州にかけては青空が広がり、夏の陽射しが降り注ぎ気温上昇。
北日本は寒気の影響を受けてきょうも不安定な天気。

梅雨入り間近

いったん南下

西から低気圧や前線が近づき、九州や四国を中心に梅雨空。
九州南部は局地的に激しい雨となり鹿児島県日置市東市来町で59.5mm/h。
夕方以降は関東にも雨雲が広がり、南海上では新たに台風3号も発生。
陽射したっぷりの東北は夏日の所が多くなり、秋田県横手市で31.1℃の暑さ。

雲が多め

低気圧東進

近畿から東北にかけては晴れて初夏の陽射しが降り注ぎ
栃木県佐野市で32.1℃まで上がるなど関東内陸を中心に真夏日。
西日本は天気がゆっくり下り坂で、九州では夜になって雨の所も。

波状の巻雲

縞模様に整列

西から下り坂

東~西日本の天気は回復して日中は概ね晴れたものの
北日本は寒気を伴った低気圧が近づいて大気が不安定となり
東北や北海道内では一時的ににわか雨や雷雨。
関東や九州南部では日中気温が上がり群馬県伊勢崎市で30.8℃。

茜色の夕焼け

北日本に不安定

四国から関東にかけて記録的な大雨を持たらした線状の活発な降水域は
スーパー台風の東進とともにようやく東の海上に離れて天気は回復。

愛知県豊橋市や豊川市などでは広範囲で冠水し1名が死亡。
不通になっていた東海道新幹線は午後になってようやく運転再開。

[関東地区の総降水量(観測史上最大)]
茨城県つくば市 286.5mm
茨城県土浦市 296.0mm
茨城県龍ケ崎市 255.5mm
東京都練馬区 296.0mm
千葉県我孫子市 256.5mm

記録的な24時間降水量 (09:00)

崩れかけ台風と前線の雲 (03:00)

ようやく東の海上へ

台風からの湿った空気と日本海側の寒気の影響で前線が活発化。
四国南岸や紀伊半島、東海にかけて雨雲が非常に発達し、局地的に猛烈な雨を観測。
東海や近畿の中小河川は増水し、矢作川などで氾濫危険水位に到達。

関東首都圏も朝から断続的に強い雨で、南風も強まり横殴り。
横浜市では16:30に最大瞬間風速30.6m/sを観測し全国トップ。
東海道新幹線が東京―新大阪間の全線で運転見合わせなど交通影響も甚大。

【各地の最大1時間降水量】
高知県土佐清水市三崎 93.0mm/h (08:52) [6月の1位の値を更新]
和歌山県有田郡湯浅町 83.5mm/h (12:23) [観測史上1位の値を更新]
徳島県三好市京上 73.5mm/h (09:13) [6月の1位の値を更新]

【各地の最大24時間雨量】
静岡県浜松市天竜区春野 500.5mm (24:00)
静岡県浜松市天竜区熊 497.5mm (23:40) [観測史上1位の値を更新]
三重県鳥羽市 481.0mm (24:00) [観測史上1位の値を更新]
※静岡、愛知、三重県を中心に全国20地点で観測史上1位の値を更新

高知で猛烈な雨 (09:00)

関東にも強雨域 (17:00)

広域で大雨警報

24時間雨量 500mm超 (24:00)

線状降水帯に沿って波状の雲 (22:00)

横殴りの大雨

風も強く大荒れ

台風+前線=大雨

台風2号の中心が先島諸島から沖縄本島付近に接近。
最大瞬間風速は南城市糸数で32.9m/s、那覇で31.3m/sを観測。
前線も再び活発化し、小康だった雨域も西日本の広域に拡大。

本島南部に最接近 (24:00)

前線も活発化