寒気場の中を次々と小低気圧が通過し、
北日本を中心に等圧線が混んだ強い冬型の気圧配置が持続。
北海道の江差町では38.7m/sの暴風を観測したほか
北陸から東北南部で雪雲が発達し、24時間降雪量は福島県檜枝岐村で82cm
日本海北部で低気圧が発達し、前線は閉塞しながら北日本に接近。
道内は湿った大雪で札幌は午前中だけで20cm増加、道東では大雪警報。
強い冬型の気圧配置で全国的に北西の風が強く、静岡県石廊崎で30.2m/sなどの暴風。
関東の南東海上で発生した低気圧の影響で、関東南部は昼過ぎから雨が降り出し、
上空925hPaで0℃以下の冷気を引きずり込んで一気に気温が低下。
東京の多摩地区などを中心に雪に変わり今シーズン二回目の降雪。
(アメダス府中の気温 13時5.2℃→14時2.0℃→15時0.5℃)
夜になると日本海低気圧から延びる前線の雲が通過し、中国地方で本格的な雪に。
低気圧や前線による活発な雨雲がかかり
けさは静岡県伊豆市土肥で39.0mm/hなど一部で激しい雨も観測しましたが、
午後からは天気が回復し関東から西の太平洋側で17-18℃台まで気温が上がりました。
移動性高気圧は足早に東の海上に離れて早くも西からは気圧の谷が接近。
九州では朝から雨で中四国も昼からは本格的な雨。
南から暖かい空気が流れ込み、大阪では最高気温が18℃超えで4月の陽気。
移動性高気圧に覆われてほぼ全国的に爽やかな晴天。
東京都心は気温も回復して13.4℃まであがり、
名古屋、広島なども15℃超で陽射しの下ではポカポカ陽気。
昨日の降水により富士山はようやく雪を纏いました。
南岸低気圧の通過により東~西日本ではきょうも冷たい雨。
関東の平野部は雪が混じる程度で積雪にはならずも、(東京都心の最低気温は2.3℃)
内陸部では雪となり軽井沢19cm、日光17cm、河口湖8cm、秩父2cmなど。
後続の気圧の谷の影響もあって関東は夕方以降再び雨となりました。
日本の南岸を進む低気圧や前線の影響で、東~西日本の広い範囲で雨。
西日本は比較的気温は高めなものの、東日本は冷たい北東風で気温降下。
関東甲信の内陸部では夜から次第に雪に変わりました。
南西諸島には低気圧や前線の雨雲がかかり、沖縄では終日まとまった雨。
西日本にも別の前線がかかり、北陸、近畿、中国なども雨。
暖かい空気が流れ込み、九州は20℃超え、東京都心も16℃まで上昇しコート要らず。
西高東低の冬型の気圧配置が強まり、東北日本海側で暴風雪。
秋田市では31.8m/sを観測するなど風雪が強まり
秋田空港を発着する便は欠航、秋田新幹線も運休。
東北道の古川IC付近ではホワイトアウトで視界が悪化したせいか、
昼前に大型トラックなど約140台が絡む多重衝突事故が発生し、1名死亡17人負傷。
寒気の流入を前にして気圧の谷が通過。
西日本の日本海側では夕方を中心に雨や雪となり
北陸から北海道にかけても天気は下り坂。
関東地方も気温の上がり方は鈍く、東京都心は日中でも7℃台。
低気圧が東に離れ冬型の気圧配置にはなったものの、
山陰と北海道付近に小低気圧があって日本海側でしぐれ模様。
東海から西の太平洋側は晴れ間があったものの、全国的に気温低下。
関東などは陽射しなく再び真冬の寒さに逆戻り。
低気圧が発達し北海道を通過、全国的に南から暖かい空気が流入。
南西の風が強まった東京都心は日中18.7℃まで上昇し4月中旬頃の陽気。
北海道も日中プラスの気温となったものの、夕方からは北西風に変わり気温降下。
高気圧に覆われて東海以西では晴れ間が広がり、日本海の低気圧に向かって暖気も流入。
宮崎や長崎で18℃を上回ったほか、大阪でも15℃を越えてポカポカ陽気。
一方で関東~東北南部では高気圧の位置が相対的に北偏し、
湿った北東風の影響でどんより雲が広がりひんやり。
日本付近の冬型の気圧配置は緩んで1500m-6℃の寒気は東北まで北上。
日本海側の各地はしぐれた天気が残りつつも、雪ではなく雨の地点が拡大。
北海道は断続的に低気圧が通過する影響で、ぐずついた天気。
関東から東の太平洋側は晴れて、東京都心は12.5℃まで上昇。
本州の南岸を低気圧が進み、ひさしぶりに太平洋側でも雨や雪。
近畿地方は平野部でも雪となり兵庫や岡山の山間部では積雪となりました。
関東は底冷えの1日で東京都心の日中の最高気温は5℃台、
東京大手町改め東京虎ノ門でも初雪を観測しました。
【初雪】 東京(平年比+9日)
本州付近は高気圧に覆われて冬型が緩み、
北陸地方を中心とした一連の大雪の峠は越えた模様。
関東は北東気流が吹き込みどんより、気温はさっぱり上からず
けさも冷え込みが強まり、埼玉県寄居町で-9.2℃、木更津市で-5.4℃は観測史上最低。
新潟県上越市高田では、48時間降雪量が160cmに達し観測史上最大。
今回の大雪の影響や被害はさらに拡大し、
北陸道や東海北陸道で一時1200台を超える車が立ち往生、
また除雪作業中に転落したり落雪に埋まったりするなどして
北海道、東北、北陸地方で計10人が死亡した。
きょうも活発な雪雲列が北陸地方に流れ込み続け、
富山市ではさらに積雪が増加し130cmに到達。
48時間降雪量は砺波市と高岡市で110cm、富山市で107cm、
新潟県上越市高田138cm、福井県大野市122cmは何れも観測史上1位。
北陸自動車道では福井県内で125台が立ち往生となった。
そのほか九州でも大雪となり、長崎市で15cmの積雪で観測史上2位。
関東は冬晴れでも、東京都心は-1.5℃、さいたま市で-7.0℃の冷え込み。
JPCZに伴う活発な雪雲列は北陸を指向。
昨日時点で16cmだった富山市の積雪は夜には100cm越え。
富山で積雪が1mを超えるのは、1986年(昭和61年)の大雪以来35年ぶり。
気象庁は「顕著な大雪に関する気象情報」を出して注意喚起。
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顕著な大雪に関する新潟県気象情報 第10号
令和3年1月8日16時22分 新潟地方気象台発表
上越市高田では、8日16時までの3時間に26センチの顕著な降雪を観測しました。
この強い雪は9日夕方にかけて続く見込みです。
上越の平地では大規模な交通障害の発生するおそれが高まっています。
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【各都市の24時間降雪量】22:00現在
新潟県上越市安塚 108cm
新潟県十日町市 101cm
新潟県上越市高田 97cm [昨冬までの1位の値以上]
岐阜県白川村 71cm
日本海で低気圧が急激に発達し、全国的に冬の嵐に。
輪島市では39.6m/sで観測史上1位、千葉市も29.8m/s、横浜市25.8m/sの暴風。
秋田県内は強風で電線が断線するなどで3万9000戸余りの大規模停電が発生したほか
国内線は大手二社で365便の欠航が決まり約1万2千人に影響。
西日本には1500mで-15℃の寒気が流れ込み、午後から多くの地点で氷点下。
観測史上初めて積雪ゼロで年越しのした帯広も一気に積雪30cm超え。
秋田県では横手市や湯沢市など県南部を中心に平年の4倍以上の記録的な大雪となり、
12月14日~今月6日に13人が死亡、97人が重軽傷という甚大な人的被害。
一昨日「平成18年豪雪」以来自衛隊に災害派遣要請、本日7市町村に災害救助法を適用した。
【初雪】 高知(平年比+20日)、静岡(+2)
日本列島は寒気に覆われたままで1500m-6℃線は本州付近をうろうろ。
きょうは北日本の太平洋側や本州中部、紀伊半島などで晴れたものの
気圧の谷の影響で関東は雲が多く、東京都心の最高気温は6.8℃止まりでひんやり。
北海道の石狩空知などでまとまった雪となり、岩見沢市で24時間31cmの新降雪。
本州の南岸沿いと日本海を前線を伴った低気圧が東進。
南岸の雨雲はギリギリ陸地にはかからず、関東は曇る程度。
一方、日本海の低気圧の雨雲は北陸や東北を通過して、
太平洋側の仙台でも夕方から本格的な降雪となり8cmの積雪。
上空の寒気はいったん後退(-6℃は東北南部まで北上)しているものの
北陸から北の日本海側では雨や雪で冬型の天気分布は持続。
また寒気の縁で気圧の谷の影響を受ける南西諸島もぐずついた天気。
関東から西の太平洋側は穏やかな冬晴れで、日中寒さは控えめも朝晩はひんやり。
寒気のピークは過ぎつつも、JPCZは北陸を指向し新潟や山形を中心に降雪量が多め。
新潟県糸魚川市では24時間降雪量が60cm弱で、同降水量も95mm超で1月最多。
太平洋側の各地は冬晴れですっきりした青空。
年を跨いで強い冬型の気圧配置が続き、極寒の日本列島。
強い雪のエリアは昨日より東へシフトし、北陸や東北でも降雪が増加。
新潟県や山形県で日降雪量が60cmを越える記録的な大雪。
関東は冬晴れで澄んだ空気で富士山もくっきり。