梅雨前線の影響により、きょうも九州南部で激しい雨となりました。
その他の地方はまずまずの天気、関東も天気の崩れはありませんでした。
西から再び前線の活動が活発化し、九州では昨日に引き続き激しい雨となりました。
土砂災害が起こりやすくなっているので警戒が必要です。
関東は曇り空で気温は控えめですが、湿度が高くてムシムシしました。
東日本や北日本ではきょうも梅雨の晴れ間となりましたが
西から前線が北上し、活動が活発化してきます。
九州から雨が降り出し、夜には雨脚が強まりました。
きょうは前線が南海上へ南下、梅雨の中休みでお出かけ日和でした。
一方で、夏空の続いていた奄美や沖縄でぐずつき模様。
また上空の寒気の影響で、本州内陸部の所々で雷雲が涌いてにわか雨となりました。
あすはまた西から梅雨前線が北上し、活発化してきそうです。
梅雨前線上の低気圧が日本海から北日本に進み発達。
北日本を中心にに雨風が強まり荒れ模様の天気となりました。
未明には、降水帯の南下により大阪市内で40.5mm/hを観測するなど、
近畿地方を中心に激しい雨となりました。
きょうは梅雨前線が再び活発化。中国地方で雨脚が強まりました。
強い雨の範囲は東日本にも移り、今夜は東北地方も雨が強まりそうです。
今年はまだ台風がひとつも発生していません。
過去最も発生が遅かったのは1998年7月9日で、この時も今年同様にエルニーニョ現象が終息に向かっていました。
フィリピン東海上やインドネシア近海で高気圧が強まることにより対流が抑制され、台風が発生できないためです。
しかし、昨日夕方にフィリピン近海で発生した熱帯低気圧が南シナ海方面で発達中。
まもなく台風1号になる可能性が出てきました。
ちなみに1998年は発生数も16個と少なめになりました。
今回1号になりそうな台風は日本には直接影響はありませんが、
台風と前線がコラボした場合は災害級の大雨をもたらすことが多く、
雨が続く今の西日本からすると嫌な存在となるかもしれません。
しかし、悪い面だけではなく
台風ひとつでダムの貯水率が一気に回復することもあって一長一短あるものです。
昨日九州地方に激しい雨をもたらした雨雲は東に進み、
未明には中国地方でも大雨となり、JR山陽線の線路では土砂が流入して列車が脱線。
24時間雨量が148.5mmに達した福山市では河川水位が上昇して広範囲で道路が冠水。
関東も午前中は沿岸部を中心に激しい雨となりましたが、夕方は束の間の青空が広がりました。
きょうも九州地方に停滞する梅雨前線に向かって、次々と発達した雨雲が侵入。
朝は長崎市内で猛烈な雨を観測、日中はいったん小康状態になるものの
夜には再び雨雲が発達し熊本県内では再び猛烈な雨を観測しました。
また激しい雨の範囲は中国地方にも広がり、山口や広島でも激しい雨となりました。
06時長崎県で記録的短時間大雨
長崎市付近で120ミリ以上
【最大1時間降水量】
1 長崎県 長崎 82.5mm/h (06:18)
2 熊本県 菊池 81.5mm/h (22:45) [6月の1位の値を更新]
3 福岡県 大牟田mm/h 72.0 (22:46)
昨夜からの熊本県内の豪雨は死者6名を出す惨事となりました。
熊本県甲佐町では0時20分までの1時間に149.5ミリという記録的な豪雨を観測。
(全国歴代4位の記録)
その他熊本県内では1時間120ミリを超える猛烈な雨が多くの地点で解析されました。
引き続き、九州地方を中心に危険な雨が降りやすく、
土砂災害の危険が高まっているので厳重な警戒が必要です。
【最大1時間降水量】
1 熊本県 甲佐 150.0mm/h (00:19) [観測史上1位の値を更新]
2 熊本県 山都 126.5mm/h (00:08)
3 宮崎県 鞍岡 97.5mm/h (01:00) [観測史上1位の値を更新]
4 熊本県 三角 89.0mm/h (00:01)
5 熊本県 阿蘇山 87.5mm/h (00:17) [6月の1位の値を更新]
6 鹿児島県 大口 83.5mm/h (19:24) [6月の1位の値を更新]
7 熊本県 宇土 83.0mm/h (00:01)
8 宮崎県 えびの 80.0mm/h (03:14) [6月の1位の値を更新]
00時10分熊本県で記録的短時間大雨
甲佐町で139ミリ
00時熊本県で記録的短時間大雨
宇城市付近で120ミリ以上
八代市鏡町付近で120ミリ以上
甲佐町付近で120ミリ以上
氷川町付近で120ミリ以上
熊本市北区付近で約120ミリ
美里町付近で約120ミリ
熊本市中央区付近で約110ミリ
八代市付近で約110ミリ
大津町付近で約110ミリ
菊陽町付近で約110ミリ
南阿蘇村付近で約110ミリ
00時30分熊本県で記録的短時間大雨
熊本市西区付近で約110ミリ
八代市泉町付近で約110ミリ
阿蘇市付近で約110ミリ
高森町付近で約110ミリ
山都町清和付近で約110ミリ
日本列島を横切る梅雨前線に向かって南から湿った空気が流れ込み、
また上空には寒気が流れ込んで、全国的に大気の状態が不安定となっています。
北海道も低気圧の影響で断続的に強い雨となりました。
【最大1時間降水量】
1 長崎県 雲仙岳 124.5mm/h (22:23) [6月の1位の値を更新]
2 熊本県 宇土 122.0mm/h (23:27) [観測史上1位の値を更新]
3 長崎県 島原 97.0mm/h (22:31) [観測史上1位の値を更新]
4 熊本県 三角 96.5mm/h (23:40) [観測史上1位の値を更新]
4 熊本県 山都 96.5mm/h (23:40)
6 熊本県 熊本 94.0mm/h (23:04) [観測史上1位の値を更新]
7 熊本県 甲佐 88.0mm/h (23:40) [観測史上1位の値を更新]
21時までの1時間には長崎市内と平戸で80mm/hの猛烈な雨を観測。
22時10分長崎県で記録的短時間大雨
雲仙岳で115ミリ
22時30分長崎県で記録的短時間大雨
南島原市付近で約110ミリ
23時熊本県で記録的短時間大雨
熊本市西区付近で約110ミリ
宇土市付近で約110ミリ
23時30分熊本県で記録的短時間大雨
宇土市付近で120ミリ以上
熊本市南区付近で約120ミリ
宇城市付近で約120ミリ
熊本市東区付近で約110ミリ
上天草市付近で約110ミリ
西原村付近で約110ミリ
御船町付近で約110ミリ
嘉島町付近で約110ミリ
益城町付近で約110ミリ
甲佐町付近で約110ミリ
23時50分熊本県で記録的短時間大雨
山都町原で115ミリ
また今夜岩手県では竜巻とみられる突風が発生したほか、
群馬県では夕方に降ひょうを観測しました。
高気圧の縁をまわり南から湿った空気が流れ込み、
九州地方には未明から発達した雷雲がかかり、局地的に猛烈な雨を観測しました。
【各地の1時間降水量】
熊本県牛深市 83.5mm/h (04:48)
鹿児島県輝北町 77.0mm/h (07:42)
福岡県博多 55.5mm/h (04:55)
(※いずれも6月の1位の値を更新)
昼前にかけて鹿児島県を中心に1時間70ミリの非常に激しい雨となるおそれがあり、
河川の増水や氾濫、低地の浸水、土砂崩れ等に厳重に警戒してください。
強い雨は四国や近畿地方にも移る見込みで、この方面も夕方にかけて激しい雨に警戒してください。
夏の太平洋高気圧がさらにパワーアップし、奄美地方も梅雨明けとなりました。
平年より11日早く、昨年より18日早い梅雨明けで、
6月中旬に明けるのは1984年以来の早さとなります。
梅雨の期間は短くなりましたが、期間降水量は名瀬で380ミリとほぼ平年並みでした。
きょうは東~西日本も梅雨はお休み。
晴れて気温が上昇し、埼玉県鳩山市で35.2℃の猛暑日、東京練馬も34.2℃。
きょうは梅雨前線が南下して、関東は天気が回復して青空となりました。
気温もあがり、群馬県伊勢崎市では32℃超、熱中症には注意が必要です。
太平洋高気圧がパワーアップし、梅雨前線が北上。
本日沖縄地方が梅雨明けが発表されました。
平年よりも7日早く、昨年よりも8日遅い梅雨明けです。
梅雨期間の降水量は那覇市で390ミリとなり、平年比で130%でした。
これからは東・西日本で梅雨が本格化し、
梅雨末期の大雨災害が多くなる時期に入りますので注意が必要です。
また、14時21分頃北海道地方でM5.3の強い地震があり、
函館市で震度6弱を観測しました。
震源地は内浦湾で、この地震による津波はありませんでした。
きのうは関東でも夕方までしつこく雨が残り、
東北と北陸地方で梅雨入りとなりましたが
きょうは北日本と沖縄を除いてすっきり晴れて気持のよい青空が広がりました。
昨日よりも大幅に気温が上がりますので、熱中症には注意が必要です。
梅雨前線の活動が西から活発化し、西日本でまとまった雨となりました。
暖かく湿った空気の流れ込みにより、沖縄本島や四国東部では断続的に激しい雨。
高知県室戸市や沖縄本島北中部では150mm超える大雨となりました。
きょうは高気圧の圏内で晴れたところが多く、
群馬県館林市では33.7℃まであがりました。
北関東ではダムの貯水率が低下し、水不足が懸念され始めました。
前線が横たわる沖縄や奄美では梅雨空で、奄美空港では64mm/hの激しい雨。
また上空寒気で大気が不安定になり、鳥取県などで局地的に激しい雨となりました。
きょうも上空寒気の影響で、東日本中心に大気が不安定。
所々で局地的に雷雲が発達して、激しい雨となりました。
関東は朝から雲が多く雨がふったりやんだりで、その分不安定度は緩和されました。
陽射しは西日本の一部に留まりました。
きょうも梅雨前線は沖縄付近に停滞。
西~北日本は雲が多いながらも晴れ間も多く、気温が上がりました。
しかし上空には寒気が流れ込み、大気の状態が不安定。
午後からは日本海側の所々で雷雲が発達しました。
あすはさらに広範囲で雷雨に注意が必要です。
きょうは関東地方もぐずついた天気で、午前中を中心に雨がぱらつきました。
関東甲信地方も平年より3日早く梅雨入りとなりました。
梅雨前線の活動はまだそれほど活発ではありませんが、
今後1週間は曇りや雨の日が多くなるとみられることから、
九州、四国、中国、近畿、東海地方で梅雨入りが発表されました。
九州南部は平年より5日遅れたものの、
九州北部と四国は平年比1日早め、中国と近畿は3日、
東海地方は4日早く梅雨入りとなりました。
あすは関東地方でも梅雨入りとなるかもしれません。
空気が入れ替わり、視界も良好ですっきりした快晴となりました。
湿度も低めで快適、外はほんとに気持ちのよい陽気でした。
梅雨入りも台風発生も遅れていて、らしからぬ天気が続いていますが
エルニーニョ現象による気圧配置の偏移が大きく影響しているようです。
昨夜北日本を通過した上空寒気の影響で、きょうも所々で大気は不安定。
日中は穏やかな晴天だった関東地方ですが、
夕方からは都心で雷雲が沸いて南下し局地的なゲリラ雨となりました。
その後夜には寒気移流により、ビューッと強い北風が空き荒れました。
これとは別に沖縄近海に横たわる梅雨前線付近も大気不安定で雨雲発達。
沖永良部島では1時間74.5mm/hの激しい雨を観測しました。