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Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

今季一番の強い寒気の流入により、日本海側では引き続きしぐれ模様。
けさの最低気温は北海道千歳市-10.7℃、水戸市は3.2℃で初氷を観測。
道内では今季初めて本格的な積雪となり旭川で20cm、札幌で7cm。
冬型は徐々に緩んできたものの、沿岸部では依然として北風強く体感的にかなりの寒さ。

【初雪】 福島(平年比-1日)、仙台(+2日)

冬晴れ

9時の積雪深分布

次第に緩む

今季一番の寒気移流となり、全国的に北風が強く、気温も急降下。
山陰や北陸など日本海側ではしぐれて冷たい雨。
北海道や東北北部では本格的な積雪となり、青森県酸ヶ湯では60cm超で11月の1位。
昨日は夏日近くの暖かさだった東京都心も約10℃低下し12月並みの気温。

【初雪】秋田(平年比+3日)、山形(+2日)、新潟(-5日)、長野(±0日)

筋状の雲がびっしり+カルマン渦 (12:00)

上空の強い寒気 (21:00)

関東は朝どんより

本格的な冬型

冬の寒気を呼び込む寒冷前線が北日本を通過し、日本海側で雨の範囲が拡大。
前線の暖域では南風が吹き込み、この時期としては異例の暖かさ。
関東を含めて東海~九州にかけて14都県87地点で夏日。
福島県広野町で25.7℃など、全国6地点で11月としては観測史上最高の気温を記録。

ポカポカ陽気

冬を呼び込む前線

高気圧後面の気圧の谷に入り、全国的に雲が多い天気となり
陽射しは関東北部や東北地方、道東などの一部のみ。
関東は午前中で雨は止んだものの午後も陽射しなく体感的にはひんやり。

朝のうちは雨 (05:00)

夕方まですっきりせず

ひつじ雲

南岸は気圧の谷

移動性高気圧の中心が東の海上に移動し、西日本や北日本を中心に秋晴れ。
高気圧後面の湿った空気が入った東海や関東では雲が多めとなり、
太平洋沿岸部の一部では雨のところも。

朝は陽射しも

高気圧の中心は東へ

きょうは移動性高気圧に本州付近は穏やかな秋晴れ。
日中は20℃前後まであがったところも多く、上着要らずで快適な陽気。
平年に比べるとかなり高めの状態。
北日本は気圧の谷の通過で午後から雨の所も。

色づく並木 @茨城県つくば市

安定した晴天

きょうも沖縄・奄美近海では大気が不安定で断続的に猛烈な雨。
与論島では48時間雨量が640mmを超える記録的な豪雨となり
本島北部では河川増水や土砂崩れが相次ぎ

【最大48時間降水量】
鹿児島県与論町与論島 640.5mm (08:20) [観測史上1位の値を更新]
沖縄県国頭郡東村 639.0mm (21:40) [観測史上1位の値を更新]
沖縄県国頭村奥 487.0mm (11:50) [11月の1位の値を更新]

5時20分沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村東部付近で120ミリ以上
東村付近で120ミリ以上
5時30分沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村西部付近で120ミリ以上
5時50分沖縄県で記録的短時間大雨
大宜味村付近で約120ミリ
6時30分沖縄県で記録的短時間大雨
東村付近で約120ミリ
7時沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村西部付近で約110ミリ
大宜味村付近で約110ミリ
8時30分沖縄県で記録的短時間大雨
名護市西部付近で約110ミリ
名護市東部付近で約110ミリ
大宜味村付近で約110ミリ
東村付近で約110ミリ

大気が不安定 (09:00)

時折雨もぱらつく

高気圧後面の気圧の谷

気圧の谷や湿った空気、上空寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり
沖縄本島北部や与論島近海では昨夜から雨雲が発達し、断続的に猛烈な雨。
午前2時40分には鹿児島県与論島に大雨特別警報が発表。

【最大1時間降水量】
沖縄県国頭郡東村 101.5mm/h (02:47) [観測史上1位の値を更新]
鹿児島県大島郡与論町 87.5mm/h (01:03)
沖縄県国頭村奥 68.0mm/h (00:51)

【最大24時間降水量】
鹿児島県与論島  594.0mm (08:20) [観測史上1位の値を更新]
沖縄県国頭郡東村  486.5mm (16:00) [観測史上1位の値を更新]
沖縄県国頭村奥  327.5mm (08:50) [11月の1位の値を更新]

0時沖縄県で記録的短時間大雨
東村付近で約120ミリ
0時30分沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村西部付近で約110ミリ
国頭村東部付近で約110ミリ
0時40分沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村北部付近で約120ミリ
0時30分沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村西部付近で120ミリ以上
1時鹿児島県で記録的短時間大雨
与論町付近で約120ミリ
1時10分沖縄県で記録的短時間大雨
名護市西部付近で約120ミリ
大宜味村付近で約110ミリ
1時20分沖縄県で記録的短時間大雨
東村付近で約120ミリ
1時30分沖縄県で記録的短時間大雨
大宜味村付近で120ミリ以上
1時40分沖縄県で記録的短時間大雨
東村付近で120ミリ以上
名護市東部付近で約110ミリ
1時50分沖縄県で記録的短時間大雨
名護市西部付近で120ミリ以上
名護市東部付近で120ミリ以上
2時50分沖縄県で記録的短時間大雨
東村付近で約110ミリ
2時30分沖縄県で記録的短時間大雨
東村付近で120ミリ以上
3時沖縄県で記録的短時間大雨
名護市東部付近で約110ミリ
3時10分沖縄県で記録的短時間大雨
名護市西部付近で約110ミリ

断続的に猛烈な雨 (04:30)

テーパリングクラウド (02:00)

朝は冷え込む @新潟市内

色付き進む

沖縄は気圧の谷

高気圧に覆われて東・西日本はすっきり晴れたものの、東北以北は雲が多め。
朝晩は放射冷却で冷え込みが強まり、北海道後志喜茂別では-10.5℃まで気温低下。
紅葉真っ盛りの日光、松本、軽井沢でも氷点下で冬日。

沖縄近海は台風からの湿った空気と高気圧後面の湿った空気が合流し
大気の状態が非常に不安定で断続的に雨雲が発達。
与論島では1時間雨量が90mm/h、24時間雨量が386.5mmの大雨。

秋晴れの妙高山麓

北から高気圧

暦上の「立冬」にあわせて冬型の気圧配置となり、寒気が流入。
日本海側の各地ではしぐれて雨や雪、関東から西では冬晴れでも北風強め。
東京では昨年より6日早く、近畿では4日早く「木枯らし1号」が吹いた。

富士山ではけさ山梨県側から初冠雪が確認され、
例年より36日遅く、30年前に統計を取り始めてから最も遅い観測。

【初雪】 釧路(平年比-1日)、函館(+4日)、室蘭(+5日)
【初冠雪】 富士山(平年比+36日)、浅間山(+7日)、日光男体山(+3日) など

真っ青の冬空

北海道で初雪

一時的に冬型の気圧配置となり、北日本から北陸にかけてはしぐれ模様。
(道内では雪となった所もあり)
その他も気圧の谷が残り雲が多めで、陽射しが少ない分気温上昇も控えめ。

二種類の高層雲

弱い気圧の谷

朝は本州内陸で放射冷却が強まり、岩手県盛岡市薮川で-3.9℃の冷え込み。
寒気を引き込む前線の通過により、北海道や東北北部では雨となり寒気移流も強め。
一方、南寄りの風が吹き込んだ関東や近畿などでは夜も20℃以上で暖かな1日。

北上川の放射霧

東北で冷え込み強まる (06:00)

東北は紅葉見頃

前線通過

記録的な大雨をもたらした低気圧は東に去って天気回復。
晴れの特異日らしく全国的に陽射しが戻り、関東以西は過ごしやすい陽気。

西高東低の気圧配置でややしぐれ気味の北日本では
北寄りの風が強めに吹いて体感的にはややひんやり。

ややしぐれ気味 @北海道千歳市

落葉の絨毯

等圧線間隔狭い

台風21号から変わった低気圧や前線の通過により東北以南はほぼ全域で雨となり
発達した雨雲が通過した九州や四国を中心に記録的な大雨となったほか
寒冷前線付近の通過に伴い四国や東海、関東南部では猛烈な雨。
大雨の影響で東海道・山陽新幹線が一時全線ストップし、多くの旅客が足止め。

1時20分長崎県で記録的短時間大雨
平戸市付近で約120ミリ

11時30分愛媛県で記録的短時間大雨
松山市付近で約100ミリ
12時愛媛県で記録的短時間大雨
今治市付近で約120ミリ

18時50分神奈川県で記録的短時間大雨
小田原市付近で約100ミリ
湯河原町付近で約100ミリ
18時50分静岡県で記録的短時間大雨
函南町桑原で114ミリ
熱海市付近で約110ミリ
函南町付近で約110ミリ
19時神奈川県で記録的短時間大雨
真鶴町付近で約100ミリ

【最大1時間降水量】
愛媛県松山市 78.0mm/h (11:27)[観測史上1位の値を更新]
静岡県三島市 72.0mm/h (18:44) [11月の1位の値を更新]
神奈川県箱根町 72.0mm/h (18:45) [11月の1位の値を更新]
愛媛県今治市玉川 66.5mm/h (11:09)[観測史上1位の値を更新]
長崎県松浦市 62.5mm/h (02:18)
佐賀県佐賀市 58.0mm/h (03:38) [11月の1位の値を更新]

【最大24時間降水量】
1 長崎県松浦市 378.0mm (09:40) [11月の1位の値を更新]
2 長崎県平戸市 369.0mm (10:00) [11月の1位の値を更新]
3 佐賀県伊万里市 297.0mm (09:50) [11月の1位の値を更新]

四国で猛烈な雨 (11:00)

台風替わり

台湾通過後の台風21号は進路を北東に変え、東シナ海で温帯低気圧に。
秋雨前線と一体化して日本列島を通過していく見込みで
西日本には次第にまとまった雨域がかかり、九州や中国地方で雨脚が強化。

天気は下り坂

前線も活発化