移動性高気圧は日本の南東海上に中心を移し、暖かい空気が流入。
九州南部では20℃超え、関東南部の房総でも15℃超となり、日中の寒さは一息。
西日本は前線の影響でぐずついた天気となり、すっきり晴れたのは関東と北陸のみ。
まだ等圧線の縦じまは残っているものの、西から高気圧が覆ってきたため
日本海側しぐれ範囲はさらに縮小し、太平洋側の晴天域は拡大。
強い季節風もおさまり、陽射しの下では幾分寒さが和らぐ感じに。
冬型の気圧配置は徐々に緩みつつあるものの、北・東日本ではまだ風が強め。
気圧の谷が残って近畿から東北にかけて日本海側はしぐれ気味の天気が継続。
一方、東・西日本の太平洋側を中心に冬晴れ。
等圧線が縦じま模様の強い冬型が続き、北に行くほど強風が継続。
雪の範囲は次第に少なくなってきて西日本の天気は回復傾向。
太平洋側は冬晴れで空気が乾燥し、横浜の最小湿度は17%。
西日本(北陸・近畿地方)の寒気と大雪のピークは越えつつあるものの
北日本で縦じまの等圧線が混み合い、えりも岬で34.4m/s、福島県いわき市小名浜で29.7m/sなど。
東~西日本の太平洋側では冬晴れで日中は青空となったものの
東京都心はけさ-1.1℃まで下がり今季一番の冷え込み。
JPCZの強雪域が若狭湾から東海地方を指向し東海や近畿地方で降雪強化。
6時間降雪量は岐阜県関ヶ原町で49cmに達し(1月としては最多)、
名神高速では車の立ち往生により岐阜羽島~栗東湖南ICの上下線で通行止め。
寒気トラフ通過に伴い、北海道では十勝地方など太平洋側でも40~50cmの大雪。
また冬型の気圧配置も強まり、西日本には上空1500mで-12℃以下の強い寒気が流入。
九州や中国地方も今季初めての本格的な降雪となり平野部でも雪化粧。
JPCZ指向の北陸地方では大気が不安定で、夜に入り金沢市は15mm/hで13cm積雪増。
【初雪】高松(平年比+30日)、高知(+33日)
湿った空気がぶつかり東北の太平洋沿岸ではけさにかけて記録的な大雨。
低気圧通過後も日本海には寒冷渦が残り、その前面にあたる地域で降水。
関東などは暖かい空気が残り、東京都心は14.6℃まであがりポカポカ陽気。
【各地の24時間降水量】
岩手県久慈市下戸鎖 168.0mm (08:10) [1月の1位の値を更新]
岩手県大船渡市 153.5mm (04:50) [1月の1位の値を更新]
福島県双葉郡富岡町 123.0mm (01:20) [1月の1位の値を更新]
南岸低気圧の通過に伴い、広範囲で雨や風が強まり荒れ模様の天気。
福島県いわき市平39mm/h、北茨城市花園32mm/hは1月としては最多雨量。
千葉県銚子市で26.3m/sを観測するなど風も強まり荒れ模様。
低気圧の持ち込んだ暖かい空気で関東や東北の沿岸部で10℃以上に。
東北北部や道南は湿った雪となり、函館では26cmの積雪増。
西から気圧の谷が近づいて西~東日本でぐずついた天気。
関東は日中気温7℃台の低空飛行で、甲信や山地では雪のところも。
札幌近郊は纏まった降雪があったものの、東北以北は陽射しもあって青空。
移動性高気圧の後面の東シナ海で前線が顕在化して西日本を南下。
北陸から九州にかけての日本海側や東海などでぐずついた天気となった一方
関東は山にブロックされて雨雲の進入はなく青空の一日。
暖かい空気が流れ込み、関東・四国・九州などで15℃超えとなり寒さは解消。
強い冬型の気圧配置で、全国的に季節風が強く大荒れ天気。
栃木県那須高原で30.3m/s、東京都八王子市で25.5m/sの暴風。
関東北部、東北、道央などでドカ雪となり、交通機関にも影響。
【各都市の24時間降雪量】
青森県酸ケ湯 60cm (04:00)
岩手県一関市祭畤 57cm (14:00)
群馬県みなかみ町 54cm (14:00)
強い寒気で東北や北日本は大荒れとなり、網走や宮城県大崎市などで28m/s超の暴風。
長野北部、群馬北部、栃木北部、青森県、北海道石狩に大雪警報。
青森県酸ヶ湯では24時間で72cmのドカ雪となり積雪深は309cmに到達。
昨夜の寒気トラフが抜けて、けさは日本海側も含めてすっきり晴天。
早くも次の低気圧や前線が近づいて、北日本では夕方から雪や雨。
関東や北陸など昼過ぎからは前線に向かって吹く南風が強まり。
冬型の気圧配置で日本海側で降雪が続く中
上空の寒気トラフの通過により雪雲が発達。
新潟県妙高市関山で24時間56cm、長野県小谷村で50cmで長野北部に大雪警報。
午前中青空だった関東地方も午後から大気が不安定となり雷雲発生。
東京都心は15時10.1℃→18時1.3℃まで気温急降下し、雷雨からの初雪に。
【初雪】 東京(平年比+10日)、横浜(+29日)、水戸(+25日)、銚子(+8日)
北日本を低気圧や前線が通過したあと、再び冬型が強化。
北陸以北の日本海側ではしぐれて雨や雪となり、北海道と東北は低気圧と冬型で積雪増。
関東から西の太平洋側では冬晴れとなったものの、石廊崎で28.7m/sなど西風強め。
日本の南海上で低気圧が発達し、関東は陽射しが閉ざされたため
都心の正午の気温は6.3℃で北風も強く真冬並みの寒さ。
その他は高気圧圏内の晴天で、北海道の陸別町では-27.1℃の冷え込み。
北日本では1500mで-18℃の強い寒気に覆われて断続的に降雪。
東日本の太平洋側で陽射しがあったものの、
西から気圧の谷が近づき西日本の日本海側では雨。
冬型の気圧配置は西から緩んで、北陸から山陰にかけての大雪は次第に縮小。
北海道は寒冷低気圧に伴う強い降雪が続き、石狩湾から胆振にかけて記録的な大雪。
小樽では昨日20cmだった積雪が90cmに激増し、
ニセコ方面などトラックの立往生や列車運休などが発生。
【初雪】 京都(平年比+28日)、津(+15日)
【24時間降雪量】
北海道虻田郡豊浦町大岸 78cm (07:00) [昨冬までの1位の値以上]
北海道磯谷郡蘭越町 70cm (07:00) [昨冬までの1位の値以上]
北海道小樽市 68cm (01:00) [昨冬までの1位の値以上]
寒気トラフの通過に伴い、東北から北陸、山陰にかけては雨雲が発達。
次第に気温も下がり、夜には雨から雪にシフト。
北海道もトラフ直下の寒冷低気圧の影響で、局地的に強雪域がかかり続け
小樽市は24時間降雪量69cmで観測史上1位のドカ雪。
【初雪】 前橋(平年比+29日)、熊谷(+18日)
寒気が入る前の気圧の谷が残り日本海側の各地で雨や雪。
夕方からは寒気移流に伴い、北陸や山陰にかけて西寄りの風が強化。
関東はよく晴れて今日も南西風場で昇温し、都心では15.6℃でポカポカ陽気。
前線を伴った低気圧が北日本を通過し、
北海道と東北の日本海側で雨や雪となった一方、東~西日本は穏やかな晴天。
南西風が吹き込んで関東の沿岸部や北陸などで15℃以上となり寒さは解消。
低気圧が東海上に出て、一時的に西高東低の気圧配置。
北陸から山陰の日本海側ではしぐれて雨。
太平洋側は晴れたものの北西の季節風が強まり、体感的には寒さ厳しく。
気圧の谷の通過に伴い、北日本で降雪となり上川留萌などで積雪増加。
東海や関東も高気圧後面ですっきりしない天気となり、空気もひんやり。
西日本では陽射したっぷりの晴天だったものの放射冷却は強まり、
震災被災地の珠洲市ではけさ-1.2℃の冷え込み。
午後16時10分頃、能登半島を震源とするM7.6の強い地震が発生。
志賀町で震度7、輪島市、珠洲市、七尾市などで震度6強の激しい揺れ。
この地震に伴い、石川県能登地方に大津波警報、
山形・新潟・石川・福井・兵庫北部に津波警報が発表。
気象庁はこの地震「令和6年能登半島地震」と命名
【各地の津波の高さ】
石川県輪島市 1.2m以上 (16:21)
石川県金沢港 0.9m (19:09)
富山県富山市 0.8m (16:39)
冬型の気圧配置が長続きせず、1日持たず冬型は解消。
日本海側の降雪の範囲は縮小し天気は回復へ。
関東はすっきり晴れて富士山や初日の出のばっちりだったものの、
北からの季節風が強く最高気温12℃超の割には体感的に寒い元日。