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Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

きょうで7月も終わりですね。
一緒に猛暑も終わってくれればよいのですが、そうにはなりません。
8月になっても太平洋高気圧の頑張りは続きそうです。

最近山沿いの一部を除いて夕立ちすらなかなか起こりませんが
8/7の立秋頃に一旦高気圧が息切れするので、この頃打ち水があるかもしれませんね。

空気が乾いているせいか、この時期にしては空が澄んでいる感じを受けます。
それは黒肌の富士山が例年になくはっきり見えることも同様です。
大都市圏の空気も少しずつ浄化されている証なのでしょうか。

さて、高気圧の張り出しを避ける形で台風が西寄りに進んでいます。
九州南部は接近に注意が必要です。

巻雲多し (大阪枚方市)

巻雲多し (大阪枚方市)

夏青に映える巻雲

夏青に映える巻雲

台風と猛暑

台風と猛暑

ロンドンオリンピックの開幕も熱いのですが
日本列島の暑さも尋常ではありません。

きょうも各地で猛暑が続き、早くも体がバテ気味です。
価格高騰も何のその、土用丑の日が過ぎてもウナギでスタミナUPを図りたいですね。
隅田川の花火はすこし納涼気分を味わさせてくれたでしょうか…

【最高気温ランキング】
1 群馬県 館林 38.4℃ (15:09)
2 茨城県 大子 38.3℃ (12:43) [観測史上1位の値を更新]
3 岐阜県 多治見 38.2℃ (14:22)

京都も37.5℃!!

京都も37.5℃!!

日本列島を抑え込む高気圧

日本列島を抑え込む高気圧

きょうも各地で猛暑日となり、厳しい暑さが続いています。
出張先の大阪府枚方市は37℃超の危険な気温となっています。
そして本日東北南部・北部地方が梅雨明けしました。これで今年の梅雨は終わりです。

夏の高気圧の勢力が盤石で大気も比較的安定していますが、
例年のお天気カレンダーのネタ探しもしなくてはならないので
積乱雲の立ち上がりを3本捕獲しました。

富士山と共に

富士山と共に

キュートなくびれ

キュートなくびれ

どこに昇る?

どこに昇る?

夏の高気圧

夏の高気圧

きょうは遅ればせながら九州地方で梅雨明けが発表されました。
九州北部では平年より4日遅く、九州南部では9日遅い梅雨明けです。

「九州北部豪雨」が象徴するように
梅雨期間の雨量は各地で平年の2倍を超える記録となりました。

【梅雨期間降水量】 降水量(mm)/平年値(mm)
▼九州北部地方(6/8~7/22)
福岡 752.5/450.9
佐賀 1033.0/577.5
大分 1107.0/440.1
長崎 845.5/506.2
熊本 1167.5/686.8
▼九州南部地方(6/4~7/22)
宮崎 1328.0/606.5
鹿児島 1266.5/657.3
屋久島 1450.5/914.3

これと連動して太平洋高気圧もパワーアップ。
東~北日本の涼しさも終了して、この時期本来の蒸し暑さが戻ってきそうです。

気象振興協議会の総会

気象振興協議会の総会

夏の蒸し暑さ復活へ

夏の蒸し暑さ復活へ

西高東低とは、気圧配置ではなくて気温のことです。
「どうして梅雨明けしたのに、いきなり涼しいの?」という質問を立て続けに受けました。

本来は「梅雨明け十日」と言って、梅雨明け後しばらくは安定した夏空が続くのですが
スタートダッシュが勢い良すぎて早くも息切れ…? そんなわけはありません。
心配はご無用で、あしたからは東日本もまた夏の暑さが戻ってきそうです。

ちなみに捕捉ですが、気象庁は梅雨明け発表の日付をあとで訂正することもあります。

森のビアガーデン

森のビアガーデン

お昼寝

お昼寝

涼しさ続く

涼しさ続く

梅雨明けして間もないのですが、関東には北の高気圧から北東気流が流れ込み
ひんやり涼しい陽気となっています。

涼しさの特権は北~東日本のみで、東海から西では蒸し暑い真夏の空気に支配されています。
湿った空気の影響で雨雲が発達し、北陸や九州を中心に局地的に激しい雨となりました。

健康気象アドバイザー認定講座

健康気象アドバイザー認定講座

関東には北東気流

関東には北東気流

きょうは四国・中国・近畿・東海・関東甲信地方で梅雨明けが発表されました。
いずれも平年より1~4日早く、昨年よりは8~9日遅くなりました。

それにしても関東地方を中心に猛烈な暑さです。
全国トップは群馬県館林市で39.2℃!! 、伊勢崎市の39.1℃も7月の記録を更新。
東京練馬やさいたま市も37.2℃など体温超えの地点が相次ぎました。
各地で熱中症の搬送が相次いでいるようですので、
節電も無理せずエアコンを上手に使いたいですね。

かなとこ夕暮れ

かなとこ夕暮れ

存在感増す高気圧

存在感増す高気圧

日本海に停滞する前線に向かって吹く南風が山越えとなるフェーン現象。
富山県魚津市で36.9℃、鳥取県青谷と石川県金沢市で36.8℃など
日本海側の各地で高温となりました。
全国トップは群馬県館林市で37.6℃、東京都心も33.0℃まであがりました。

一方、7/11~14の大雨について昨日気象庁が命名した
「平成24年7月九州北部豪雨」の傷が癒えないさなかではありますが、
九州北部では引き続き水蒸気が終結して、まだ局地的に激しい雨が続いています。

17時大分県で記録的短時間大雨
日田市日田付近で約110ミリ

強い南風でレンズ状雲

強い南風でレンズ状雲

夏空ですね

夏空ですね

大雨と猛暑の隣り合わせ

大雨と猛暑の隣り合わせ

日本海に停滞する前線に向かって湿った空気が流れ込み
九州北部を中心に断続的に猛烈な雨が降っています。
福岡県柳川市では矢部川の堤防が決壊するなど各地で氾濫や浸水の被害が広がっています。

湿った空気は西日本を経由して一部東海や関東地方にも達し、
けさ未明には関東南部でも記録的な雨となったところがありました。

03時10分神奈川県で記録的短時間大雨
山北町丹沢湖で105ミリ

03時神奈川県で記録的短時間
大雨山北町付近で約100ミリ

06時30分福岡県で記録的短時間大雨
八女市付近で約110ミリ
うきは市付近で約110ミリ

09時30分福岡県で記録的短時間大雨
八女市付近で約110ミリ
筑後市付近で約110ミリ

河川の氾濫も相次ぐ

河川の氾濫も相次ぐ


 
梅雨末期の豪雨

梅雨末期の豪雨

前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で雨雲が発達し、
けさ未明にかけて熊本県や大分県を中心に記録的な大雨となりました。

特に、鹿本菊地、阿蘇地方では1時間100ミリ前後の猛烈な雨が継続し、
気象庁は初めて「これまでに経験したことのないような大雨」という表現で警戒を促しましたが、
これまでに死者行方不明者30名の被害が出てしまいました。

強い雨雲はゆっくり南下する見込みです。
河川の氾濫や土砂災害等に厳重に警戒してください。

【最大1時間降水量】
1 熊本県 阿蘇乙姫 108.0mm/h (05:53) [観測史上1位の値を更新]
2 熊本県 五木 98.5mm/h (10:38)
3 熊本県 阿蘇山 94.5mm/h (06:39) [観測史上1位の値を更新]

時間雨量推移 (気象庁HP 阿蘇乙姫アメダス)

時間雨量推移 (気象庁HP 阿蘇乙姫アメダス)

02時30分熊本県で記録的短時間大雨
阿蘇市付近で約120ミリ
菊池市付近で約110ミリ

03時熊本県で記録的短時間大雨
大津町付近で約110ミリ

03時30分熊本県で記録的短時間大雨
菊陽町付近で約110ミリ

04時熊本県で記録的短時間大雨
菊池市付近で約110ミリ
阿蘇市付近で約110ミリ
合志市付近で約110ミリ

04時30分熊本県で記録的短時間大雨
大津町付近で約120ミリ

05時30分熊本県で記録的短時間大雨
菊池市付近で約110ミリ
阿蘇市付近で約110ミリ

06時熊本県で記録的短時間大雨
阿蘇市付近で120ミリ以上
産山村付近で約120ミリ

10時30分熊本県で記録的短時間大雨
水上村付近で約110ミリ

11時熊本県で記録的短時間大雨
球磨村付近で約120ミリ
芦北町付近で約110ミリ

熊本県に発達した雨雲 (気象庁HPレーダー 06:00)

熊本県に発達した雨雲 (気象庁HPレーダー 06:00)

九州で猛烈な雨

九州で猛烈な雨

2008年8月から4年間にわたり、1日も欠かさず
毎日更新を続けてまいりました「空ブログ」ですが、
筆者が体調を壊してしまいましたので、あす以降は不定期更新という形に変更させて頂きます。

梅雨前線は西日本で北上傾向、近畿地方を横切る形で停滞しています。
また、北日本には上空に寒気を伴った気圧の谷があって
北海道や東北地方で雷雲が発達し、局地的に激しい雷雨となりました。
いずれのシステムでも大雨による災害に注意が必要です。

北日本不安定

北日本不安定

きょうの関東地方は朝から強い陽射しが照り付け
群馬県館林で33.8℃を記録するなど、「いよいよ本格的な夏」の陽気となりました。
あす以降は前線が北上し、日本付近は広く真夏のエリアに入ってきます。
電力需給も心配ですが、熱中症には気を付けたいですね。

真夏の陽射し (池袋駅前)

真夏の陽射し (池袋駅前)

九州相変わらず不安定

九州相変わらず不安定

梅雨前線の活動は活発で、引き続き九州を中心に大雨が続いています。
特に九州北部の内陸山沿いで朝方激しい雨となり、
河川の氾濫や浸水など大きな被害が出ました。

【最大1時間降水量】
1 大分県 耶馬渓 91.0mm/h (06:45) [観測史上1位の値を更新]
2 福岡県 英彦山 86.5mm/h (06:14) [観測史上1位の値を更新]
3 大分県 日田 80.5m/h (08:03)
※大分県 耶馬渓では3時間降水量も203.5mm (08:40)を記録

竜巻検討委員会 (気象庁)

竜巻検討委員会 (気象庁)

九州に停滞

九州に停滞

梅雨も後半戦にはいり、前線付近には今まで以上に暖かく湿った空気が集結します。
特に九州では大気の状態が非常に不安定で雨雲が発達しやすくなっています。
断続的に非常に激しい雨となり、これまでの大雨ですでに地盤が緩んでいることから、
土砂災害の危険性が高まりますので警戒してください。

西ほど活発

西ほど活発

前線が北から南下すると同時に、雨雲が東に移動し、
関東も昼過ぎから雨が降り出しました。

一方、前線の南側にあたる西日本には湿った空気が流れ込み大気が不安定。
近畿地方や九州北部などでは局地的に激しい雨となりました。

7月に入って梅雨の後半戦。これから梅雨明けまでは、
ゲリラ豪雨のような局地大雨災害が増えますので注意が必要ですね。

前線南下中

前線南下中