夏の高気圧の勢力が拡大し近畿地方も平年より10日遅い梅雨明け。
前線の活動は弱まり天気図からは表記が消えたものの、
対応する雨雲が北陸地方にかかり、福島や新潟県内で激しい雨。
7月に台風が1つも発生しなかったのは、1951年からの統計開始以来初めて。
また横浜では7月の無降水日がゼロ、東京も降水なしは7/19の1日だけで
これほどパーフェクトな梅雨は記憶にありません。
夏の高気圧の勢力が拡大し近畿地方も平年より10日遅い梅雨明け。
前線の活動は弱まり天気図からは表記が消えたものの、
対応する雨雲が北陸地方にかかり、福島や新潟県内で激しい雨。
7月に台風が1つも発生しなかったのは、1951年からの統計開始以来初めて。
また横浜では7月の無降水日がゼロ、東京も降水なしは7/19の1日だけで
これほどパーフェクトな梅雨は記憶にありません。
太平洋高気圧が勢力を拡大し、九州北部・中国・四国地方で梅雨明け。
九州北部では平年より11日、四国では12日、中国地方は9日遅い梅雨明けでした。
梅雨期間中の降水量は広島で1114mm(平年比約2.4倍)、福岡で1114mm(同2.3倍)など
各都市で軒並み平年を大きく上回る雨量となりました。
また高知県四万十市中村で36℃など、8観測地点で35℃以上の猛暑日に。
東北の雨は止んだものの、昨日の大雨の影響で山形県最上川で氾濫発生の情報。
国土交通省新庄河川事務所などによると、山形県大蔵村の最上川中流で
午前3時20分ごろに氾濫が発生したと発表した。
前線帯に沿って局地的に雨雲が発達し、広島県府中市で59mm/hのほか
福岡市中央区で47.5mm/h、松江市で43.5mm/hなど各地で激しい雨。
高気圧が次第に勢力を強めつつあり、梅雨前線は北上。
大雨の中心は北陸や東北に映り、秋田県などで記録的な大雨。
秋田県大仙市を流れる福部内川は午前6時30分に市内の大曲福部内地区付近で氾濫。
また最上川でも危険水位に達し、複数個所で水が溢れて水被害。
九州南部では平年より14日、去年より4日遅く梅雨明けが発表。
梅雨明けが特定されなかった1993年を除いて過去3番目に遅い梅雨明けとなりました。
【各地の24時間雨量】
山形県鶴岡市荒沢 226.5mm (16:10) [7月の1位の値を更新]
山形県長井市 206.5mm (20:10) [観測史上1位の値を更新]
高気圧が勢力を強める気配が出てきて梅雨前線に沿って暖湿流が強化。
関東南部~東海では朝から雨雲が発達して断続的に激しい雷雨。
静岡県富士市や浜松市などで57mm/hを観測。
きょうも梅雨前線は東北を横切り、
日本海で折れ曲がって中国四国を縦断する形でほぼ停滞。
北日本と西日本の一部で陽射しがあったほかは全国的に曇りや雨。
兵庫県洲本市では未明に70.5mm/hの非常に激しい雨を観測、
静岡県浜松市天竜区佐久間では230mmを超える大雨。
長崎県諫早市では土砂崩れに巻き込まれ死傷者も。
ジェット気流の蛇行により朝鮮半島付近で低気圧が身動きとれず。
この低気圧の南東象限では寒冷前線が東進して東・西日本の広範囲で雨脚強まり
熊本県天草市牛深で86.5mm/h、長崎県雲仙岳で85.5mm/hなど猛烈な雨。
熊本市でも72mm/hの非常に激しい雨を観測。
日本列島の真上に前線がべったり張り付いたままで、各地でぐずついた空模様。
朝鮮半島の西には発達した動きの遅い低気圧があって、その南東側で雨雲が発達。
長崎県対馬市厳原では73mm/hの激しい雨を観測。
また関東も大気が不安定で雷雲発達、未明には埼玉県所沢市で49mmm/hなど。
(寒冷)前線が停滞し、関東地方は朝から大気が不安定。
横浜市港北区日吉で52.0mm/hの激しい雨。
その後梅雨前線として停滞し、夜には関東の西部山沿いで再び雷雲が発達。
寒冷前線の通過に伴い激しい雷雨となり、岐阜県など局地的に猛烈な雨。
徳島県那賀町木頭で61mm/h、岐阜県高山市宮之前で56.5mm/hなどを観測。
東北地方には「日照不足と長期間の低温に関する東北地方気象情報」
東海地方には「長雨と日照不足に関する東海地方気象情報」が発表され
梅雨明けはもう少し後ろにずれ込みそうな様相。
18時岐阜県で記録的短時間大雨
瑞浪市付近で約110ミリ
瑞浪市日吉で101ミリ
19時山梨県で記録的短時間大雨
山梨市三富付近で約100ミリ
太平洋高気圧が西から勢力を強め、奄美地方でようやく梅雨明け。
平年より21日遅く、統計開始以来最も遅い記録となったほか、梅雨期間79日も最長。
西で北上し、東で南下する前線帯の雲は本州中部を縦断するいびつな形で
北陸や東海、関東甲信の山沿いを中心に雷雨。
フェーンの影響もあり、米子市で35.9℃、京都で35.6℃の猛暑日。
梅雨前線は東日本で南下し、関東ではひさしぶりに青空。
東京で降水なし(0.5mm以下)となったのは6月29日以来19日ぶり。
前線の南側に入り湿った空気が流入の九州や中国地方、
前線の北側で寒気の影響を受けた東北などでは雷雲が発達し、岩手県で猛烈な雨。
15時40分岩手県で記録的短時間大雨
釜石市付近で約100ミリ
関東にしぶとく冷たい雨を降らせた前線や低気圧の影響で
関東沖合の海上では昨夜から大気が不安定で雨雲が発達。
これとは別に本州内陸部も午後は局地的に雷雲発生。
昨日大雨をもたらした梅雨前線はいったん南海上に南下したものの
日本海には切離した低気圧が残り本州付近は大気不安定。
関東は東の海上から冷涼な空気が流れ込み、小雨が続く鬱陶しい天気。
寒冷前線の南下に伴い、九州北部から中国地方で断続的に強い雨となり
12時間降水量は広島県三次市君田で164.5mm、広島県庄原市156.5mmの大雨。
江の川下流では、江津市川平(左岸)、島根県江津市桜江町田津(左岸)付近で氾濫が発生。
広島県内では土砂災害が相次ぐなど西日本豪雨以来の被害に。
梅雨前線は南下して活動はやや小康になっているものの、
東北地方の低気圧の影響で、東・北日本を中心に不安定で変わりやすい天気。
北海道では局地的に猛烈な雨、関東南部でも午後は雷雲が発達し局地的に激しい雨。
16時50分北海道で記録的短時間大雨
岩見沢市岩見沢付近で約100ミリ
17時北海道で記録的短時間大雨
三笠市付近で約100ミリ
梅雨前線上の朝鮮半島付近に低気圧があって日本海を北東進。
そこから連なる前線が九州地方を通過する際に雨雲が発達し、再び激しい雨。
佐賀県嬉野市で64.5mm/h、長崎県対馬市厳原で62mm/hなど。
九州地方には昨夜遅くからは再び非常に発達した雨雲がかかり
熊本県北部から大分県にかけて線状に強雨域が形成され局地的に猛烈な雨。
いったん水位が下がりかけていた筑後川上流部では再び氾濫、大分川でも氾濫発生。
早朝には筑後川下流部の久留米市内でも広域で浸水被害となりました。
湿った南西風が吹き続け、岐阜県飛騨地方も総雨量700mmを超える記録的な大雨となり
6時30分に岐阜県の東濃、中濃、飛騨地方に、
続けて6時43分には長野県の松本地域、乗鞍上高地地域、南部に大雨特別警報が発表。
飛騨川では下呂市萩原町中呂付近で氾濫が発生しました。
01時熊本県で記録的短時間大雨
高森町付近で約110ミリ
01時20分大分県で記録的短時間大雨
竹田市竹田付近で約110ミリ
01時20分熊本県で記録的短時間大雨
高森町付近で120ミリ以上
01時30分大分県で記録的短時間大雨
豊後大野市緒方付近で約110ミリ
福岡、佐賀、長崎に出されていた大雨特別警報は11:30に警報に切り替わったものの
九州には引き続き活発な雨雲が流入し続けており、依然として警戒が必要な状況。
午前8時過ぎには筑後川の上中流部(大分県日田市付近)で氾濫が発生、
大牟田市内や日田市内では広域で冠水したほか、JR久大線の橋梁が流失した。
05時30分熊本県で記録的短時間大雨
山鹿市付近で約110ミリ
06時熊本県で記録的短時間大雨
小国町付近で約110ミリ
【各地域の24時間降水量】
大分県日田市椿ヶ鼻 497.0mm (13:00) [観測史上1位の値を更新]
福岡県大牟田市 446.5mm (06:40) [観測史上1位の値を更新]
熊本県山鹿市鹿北 420.0mm (07:20) [観測史上1位の値を更新]
梅雨前線は引き続き活発な状態が続き、東海~九州の広範囲で大雨。
特に九州南部では猛烈な雨となり、鹿児島県鹿屋市で109.5mm/hの記録的な雨。
この影響で宮崎県串間市を流れる本城川で氾濫が発生。
午後からは九州北部に線状降水帯が停滞し、長崎県などで猛烈な雨。
午後4時30分、福岡県・佐賀県・長崎県に大雨特別警報が発表されました。
07時10分宮崎県で記録的短時間大雨
串間市付近で約120ミリ
15時20分長崎県で記録的短時間大雨
大村市付近で約110ミリ
15時30分長崎県で記録的短時間大雨
東彼杵町付近で約110ミリ
【各地の最大1時間降水量】
鹿児島県鹿屋市 109.5mm/h (06:24) [観測史上1位の値を更新]
長崎県大村市 94.5mm/h (15:17) [観測史上1位の値を更新]
鹿児島県志布志市 88.0mm/h (09:44) [観測史上1位の値を更新]
【各地の最大6時間降水量】
鹿児島県鹿屋市 303.5mm (11:00) [観測史上1位の値を更新]
福岡県大牟田市 276.0mm (20:10) [観測史上1位の値を更新]
長崎県大村市 268.5mm (19:10)
梅雨前線は引き続き日本の南岸沿いに停滞。
前線はやや南下したものの、球磨川水害の被災地では再び雨が降り出し、
九州南部を中心に引き続き要警戒状態。
関東は日中を中心に雨雲がかかり、夕方からは天気回復。
梅雨末期で前線の活動が活発化し、九州で線状降水帯が組織化。
午前4時50分に、熊本県、鹿児島県に大雨特別警報が発表されました。
(11時50分に解除、警報に切替え)
熊本県と鹿児島県の県境付近では未明から猛烈な雨が続き
球磨川では、球磨村大字渡地先(右岸)付近など7箇所で氾濫が発生。
記録的な豪雨となった芦北町では土砂崩れなどで人的被害。
【各地域の最大6時間降水量】
熊本県葦北郡芦北町田浦 325.5mm (06:30) [観測史上1位の値を更新]
熊本県天草市牛深 316.0mm (05:50) [観測史上1位の値を更新]
熊本県球磨郡山江村 313.5mm (06:40) [観測史上1位の値を更新]
【各地域の24時間降水量】
熊本県球磨郡湯前町湯前横谷 489.5mm (11:00) [観測史上1位の値を更新]
熊本県水俣市 474.5mm (09:10) [観測史上1位の値を更新]
熊本県球磨郡あさぎり町上 463.5mm (10:10) [観測史上1位の値を更新]
03時20分熊本県で記録的短時間大雨
芦北町付近で約110ミリ
03時30分熊本県で記録的短時間大雨
八代市付近で約120ミリ
八代市坂本町付近で約110ミリ
球磨村付近で約110ミリ
芦北町付近で120ミリ以上
天草市御所浦付近で約110ミリ
津奈木町付近で約110ミリ
06時熊本県で記録的短時間大雨
芦北町付近で約110ミリ
06時30分熊本県で記録的短時間大雨
芦北町付近で120ミリ以上
球磨村付近で約110ミリ
08時30分熊本県で記録的短時間大雨
人吉市付近で約110ミリ
球磨村付近で約110ミリ
あさぎり町付近で約110ミリ
西から再び梅雨前線が活発化して、西~東日本は再び梅雨空に逆戻り。
特に九州南部は東シナ海から活発な雨雲が進入し、夜には猛烈な雨となりました。
【各地の1時間降水量】
1 鹿児島県日置市東市来町 98.5mm/h (21:35) [観測史上1位の値を更新]
2 鹿児島県薩摩川内市八重山 94.5mm/h (21:39) [観測史上1位の値を更新]
3 宮崎県都城市 65.0mm/h (22:53)
日本海の切離低気圧は動きがゆっくりで北日本に接近。
北日本では大気が不安定で北海道では日中雨脚が強まる。
また前線が下りてきた沖縄近海でも雨雲が発達し、沖縄県石垣市で60mm/hの激しい雨。
前線通過で未明に激しい雨となった関東地方は朝から陽射したっぷり。
フェーン現象で気温も上がり、東京青梅市で33℃超の厳しい暑さ。
東の海上で勢力を張る高気圧にブロックされる形で
温暖前線が東北地方、寒冷前線が東海地方に停滞。
暖かく湿った空気の流入が持続し、南西風の風上で大雨となりました。
静岡県では24時間降水量が300mmに達したところもあり、
総雨量は静岡県天城山で400mm超の大雨。岩手県岩泉町で55mm/hの激しい雨。