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Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

南海上に中心を持つ高気圧に覆われて関東以北では晴れたものの
東海より西は高気圧後面の湿った空気の影響で陽射しはお休み。
日中関東は15℃前後、九州南部では20℃超えの地点もあり、4月並みの暖かさ。
この暖かさに釣られて花粉もそろそろ飛び始めて増量中。

空が花粉色

移動性高気圧

未明に北日本を通過した低気圧からのびる寒冷前線に伴い、北陸や東北で雨や雪。
東~西日本は天気の崩れはなく陽射したっぷり。
関東はさらに気温が上昇し、神奈川県海老名市は最高19℃で4月中旬の陽気。
(ちなみに朝の最低は0.7℃なので、20℃近い日内気温差)

花粉もやや増量

北日本は冬型

ようやく一連の寒気は終結し、日本海側のエリアを含めて久しぶりに晴天。
北の低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込んで各地で気温がぐんと上昇。
北海道でも全域で0℃以上となり、これまで降ったドカ雪の融雪や落雪、なだれが心配。
この冬降水が過少の東京都心の最小湿度は17%まで下がってカラカラ空気。

高気圧に覆われて

北海道もプラス気温 (13:00)

南から高気圧

寒気トラフの南下で、未明から中国地方には活発な雪雲がかかり
鳥取市は再び35cmに増加し平年比5倍相当の積雪。
西日本の瀬戸内側でも積雪となり、広島市で2cm、山口市で4cm。

1500m気温のトラフ

雪雲が発達 (06:00)

正午までの12時間降雪量分布

寒気終盤

日本海から上空の寒気トラフが南下し、西日本にも1500m-12℃以下の強い寒気が流入。
大気の状態が不安定で雪雲が発達し、一部は太平洋側にも流出。
夕方以降は四国や九州の山間部、淡路島~大阪の和泉山脈などでも積雪。

【日最深積雪】
青森県弘前市 160cm (08:00) [観測史上1位]
秋田県北秋田市阿仁合 193cm (01:00)[観測史上1位]

大気が不安定

四国や九州にも流入 (18:00)

山陰沖の渦巻き (21:00)

山陰沖に気圧の谷

再び冬型が強まり北陸や山陰などでまとまった降雪。
新潟県長岡市では半日で68→103cmに増加となったほか
石川県輪島市では未明から明け方にかけて4→32cmに積雪急増。岐阜市でも5cm。
また鳥取市内でも12→36cmに増加、鳥取大山は積雪が249cmに到達。
秋田県北秋田市阿仁合の積雪深188cmは観測史上1位の記録。

関東も午後は大気が不安定になり、一時にわか雪のところも。

関東も雪がちらちら

再び間隔狭まる

能登南部では断続的に発達した雪雲がかかり
石川県宝達志水町子浦では、8時までの6時間に28cmの顕著な降雪を観測。
また北秋田市鷹巣で24時間降雪量が52cmに達するなど、東北北部の内陸でも大雪。

能登で局地大雪 (10:00)

平年比数倍の積雪

関東は冬晴れ

まだ継続

きょうも冬型の気圧配置は変わらず強い寒気が居座ったままで、
山陰から東北の日本海側と北海道のオホーツク海側で断続的な降雪。
青森県酸ケ湯では積雪が509cmに達し、12年ぶりに5m超え。

夕暮れ

冬型変わらず

強い寒気が居座ったままで、北日本から山陰にかけて日本海側を中心に大雪。
札幌の定山渓(小金湯)では6時間降雪量が36cm、12時間46cmでスキー場が臨時休業。

青森市酸ヶ湯では積雪が499cmに達し、新潟県津南町で355cm、鳥取大山で205cm、
米原23cm、秋田市24cmなど平野部も積雪急増で交通機関に影響も。

奈良や三重にも流出

24時間降雪量 (~24:00)

縦縞で混雑

低気圧は東海上に離れたものの冬型の気圧配置で真冬並みの寒気に覆われ中。
各地で北風の強い状態が続き、北陸の内陸部や渡島半島を中心に積雪増。
夏油高原では雪に埋もれた外国人スキーヤーが死亡、トマムスキー場は雪崩で従業員が負傷。
青森県酸ヶ湯はさらに50cm近く上積みとなり、積雪深が476cmに達した。

寒気の雲

縦じまの等圧線

再び強い冬型の気圧配置となり、真冬並みの寒気が流入。
日本海側には雪雲がびっしりで、北陸や東北の山沿いなどで降雪量が再び急増。

関東は日中15℃を超えてポカポカ陽気だったものの、
夕方から北風が強まり気温急降下。静岡県石廊崎では27.5m/s。

再び雪雲びっしり (16:30)

-10℃ラインが南下

大気が不安定

強い冬型へ

南海上に高気圧が進んできて、東~西日本の太平洋側では日中寒さは和らいだものの
湿った空気の影響で、九州や四国では夜になって雨のところも。

網走地方気象台は、沖合に肉眼で流氷を確認できたとして「流氷初日」を発表。
平年より24日遅く1946年の観測開始以来最も遅い発表。

高層の波状雲

穏やかな晴天

低気圧や前線は東の海上に出て冬型が再強化。
各地で北西の季節風が強まり、東京羽田空港では9時過ぎに24.7m/sを観測。
飛来物での鉄道運転見合わせ、建設現場での足場崩壊、火災延焼などの被害も。

東北から関東の山沿いでは再びまとまった雪となり、なだれに警戒が必要。

急激に強まる北西風 (10:00)

季節風強まる

気圧に谷の接近で各地で南西風が強まり、横浜の最高気温13.8℃は3月中旬並み、
一方岡山や広島は最高気温4℃台で、暖気は内陸部の寒気ドームを上滑りする感じ。

低気圧や前線の影響で西日本や東海、北日本に雨雲が広がり、
北海道でも沿岸部は雪ではなく雨のところも。

レンズ雲状

南高型で昇温

西から冬型が緩む一方、東・北日本は再び等圧線が窮屈になり冬型強化。
依然として新潟を中心として北陸地方には雪雲がかかり、東北の山沿いも雪。
札幌近郊も降雪が強まり、新千歳空港は大雪の影響で115便が欠航や遅れ。

東北は断続降雪

北陸は雪雲べったり (06:00)

東・北日本は冬型強化

寒気のピークは越えつつあるも、東北や北陸を中心に降雪が続き
24時間降雪量は新潟県上越市安塚で52cm、北海道羽幌町は40cmで2月の1位記録。

午前4時頃と昼前には福島市土湯温泉町の県道で2度にわたり雪崩が発生し
温泉旅館3軒で連泊の客や従業員ら約50名が孤立する事態に。

関東は冬晴れ

西日本で冬型緩む

立春寒波による大雪のピークで、群馬、栃木、三重、兵庫などに大雪警報。
関ヶ原は積雪16cm、京都でも8cmで東海道新幹線も大幅な遅れ。

山口県内では山陽小野田市の国道2号線で大型トラックなどが立ち往生。
上越新幹線(高崎-長岡)や山形新幹線(福島-新庄)も運転見合わせ。
未明までと午後に再び関越道の渋川伊香保IC―長岡JCTの上下線が通行止めとなった。

冷たい北風

広域で通行止め (09:00現在)

寒冷渦は秋田に上陸 (12:00)

雪雲が太平洋側に進入 (22:00)

積雪深分布 (24:00)

強い冬型

北海道の西には寒冷低気圧、日本海にも気圧の谷があってともに南下。
気圧の谷後面からは今期1番の強い寒気が流れ込み雪雲が発達。

新潟市では14時13cm→23時63cmに積雪が急増し
大規模な交通障害が発生するおそれが高まっているとして、
「顕著な大雪に関する気象情報」が発表。
福島県会津若松市では積雪が121cmに達し、統計観測史上1位。

石川県羽咋市で31.4m/s(2月としては1位)、金沢市でも30.1m/sで暴風雪。

【最大3時間降雪量】
新潟県新潟市中央区 30cm (21:00) [昨冬までの1位の値以上]
新潟県佐渡市相川 20cm (20:00) [昨冬までの1位の値以上]
【最大6時間降雪量】
新潟県新潟市中央区 42cm (22:00) [昨冬までの1位の値以上]
新潟県佐渡市 30cm (22:00) [昨冬までの1位の値以上]

気圧の谷に伴う雨雲 (15:00)

北海道沖と日本海に渦擾乱 (15:00)

5000mで-42℃の寒気

氷粒の落下

日本海に気圧の谷

冬型の気圧配置が強まり今季1番の寒気が南下。
北陸を中心に大雪となり、24時間降雪量は新潟県上越市安塚で99cm(2月の1位)。
西日本の平野部でも積雪となり、佐賀市で4cm、山口市で3cmなど。
各地で西風も非常に強く、鳥取県大山町塩津で32.9m/s(観測史上1位)。

寒気の雲

寒気の雲

48時間降雪量 (~24:00)

強い冬型

寒冷低気圧の通過で、これまで雪が少なかった北海道十勝地方を中心に記録的に大雪。
帯広ではけさ5時までの6時間で85cm、9時までの12時間で120cmの豪雪となり
(国内)観測史上最大で、積雪が120cmを超えるのも53年ぶり。
鉄道、道路、航空など交通機関含め市民生活機能が完全麻痺状態。

西回りの立春寒波で四国や九州の平地でも本格的な積雪となり、
鹿児島県薩摩地方、高知県西部、愛媛県南予にも大雪警報

15時までの24時間降雪量

冬空の甲府市内

上空1500mの寒気

太平洋側にも流出 (17:00)

西日本に強い寒気

日本海には上空に強い寒気を伴った低気圧があって東進中。
この低気圧が今シーズン一番強い寒気を引き込み、あす以降立春寒波に覆われる予想。
西日本は寒気移流が始まり西風が強いものの、関東はワンテンポ遅れて寒さ控えめ。

どんより

寒冷渦通過中

南岸低気圧の通過により、関東甲信では昼前にかけて冷たい雨。
寒気の引き込みが弱かったため平野部では雪にはならなかったものの
内陸部山沿いでは積雪となり、河口湖4cm、奥日光7cm、軽井沢3cmなど。

上空1500mは-3℃ライン (09:00)

平野部は雪にならず (06:00)

南岸低気圧

東シナ海から進んできた低気圧で西日本にまっとまった雨域。
気温の低い内陸部や山間部は雪となり、北広島町八幡で18cm。
前線付近は大気が不安定で、鹿児島県南さつま市加世田で32.5mm/hの激しい雨。

なお、石狩湾周辺も局地的に雪雲がかかり、
北海道石狩市厚田で12時間39cmは2月の1位の記録。

中国の内陸山地は雪 (18:00)

低気圧が東進