
きょうの日本列島は移動性の高気圧に覆われて
全国的に風も弱く穏やかな晴天となり「おでかけ日和」となりました。
しかし、関東は予報に反して雲が多め…
いつもの悪癖で高気圧の中心が北に偏ったためです。
フィリピンより北側では飛行速度に相当な差がありました。(以南では大差なし)
日本付近でジェット気流が強く吹いている証拠ですね。
東京→シンガポール 7時間50分 (対地速度5~600km/h …おそっ!!)
シンガポール→東京 5時間50分 (同1,000km/h …はやっ!!)
満席便で勝手にアップグレードの淡い期待していたので、
カウンターで「ちょっとお待ちください」と電話をかけ始めたときには、
「もしや…」と思ったのですが、、
結局はフェイントで何もなくだめでした。
帰りはプレミアムY席をあてがって頂いたので助かりました。
きょうは北日本を低気圧が通過したため、北海道を中心に荒れ模様の天気に。
また北陸では降雪が強まりました。
きょうはシンガポールへ移動。
でも相変らず雲に覆われています。気温31℃、スコールはなし。
この時期のモンスーンは、日本と同じで北西方向から吹く季節風です。
通常アジアでは春から夏にかけて雨季をもたらし、日本の「梅雨」とも深く連動する
「インドモンスーン(南西季節風)」が有名なのですが、
今回お出かけしたインドネシアやシンガポールなどの東南アジア南部では
ユーラシア大陸中央部の高気圧の発達に起因する北西季節風が吹くので
日本に冬の寒さを届ける季節風と似てるような違うような。
2月に入ってから関東地方に幾度となく雪をもたらした
「北高型+南岸低気圧」の組み合わせパターンはようやく終結します。
太平洋側では長く閉ざされた陽射しが復活となるでしょう。
かわって冬型の気圧配置で、日本海側は雪。
等圧線はさほど込み合ってませんが、強い寒気の流れ込みで
北陸から北の日本海側では局地的に雪雲が発達する所があるでしょう。
低気圧が近づく北海道は太平洋側も雪となりそうです。
で、この冬型も一過性。
日曜日頃までは寒さが続きますが、西から空気が温まってきます。
週明けは陽射しの温もりと春の気配を感じることができるでしょう。
あまりの寒さに別れを告げて、暖かいところへ…
いまはモンスーンの時期で、あいにくどんより曇りがち。人も少なめ。
まぁ、日焼けで焦げ付くよりはマシかも。
きのうの雪から、きょうは30℃!! 体がついてきてるのか心配。
関東沖の低気圧の通過に伴い、甲信から関東南部・茨城を中心に昼前にかけて雪となりました。
水戸では最大積雪が12センチに達し、10cmを超えたのは2006年1月以来4年ぶり。
ほか河口湖では10センチ、宇都宮は2センチ、などを記録。
ちなみに東京は積雪記録は0でしたが、あたり一面が雪化粧。
2月の雪日数はこれで9日目(2日に1回は雪のペース)になり、26年ぶりの記録。
【12時までの最大予想降雪量】
■関東南部平野部・東京23区…1~3cm
■神奈川県西部~多摩地方…5cm ■茨城県・山梨県…10cm
お昼からは久々に陽射しが戻りました(^o^)/
一方別の低気圧の通過で日本海側では午後から雪が降りやすくなるでしょう。
強い寒気が流れ込み、週末にかけて厳しい寒さが続きそうです。
寒さはもう少しのガマンです。
きょうの日本列島は高気圧に覆われます。
よって「晴れ」と予報したくなるのですが、単純にそうにはいかないようです。
高気圧の中心が北に偏って張り出す「北高型」で、雲が出やすいパターンだからです。
太平洋側では一部陽射しもありますが、東京はきょうも厚い雲の下、
もうかれこれ1週間ほど光合成ができずにいます。
天気だけではありません、気温も低空飛行が続きます。
けさは放射冷却による強烈な冷え込みで北海道占冠村で-27.8℃!!
札幌では日中も冷凍庫の中で最高気温は氷点下1.2℃、
東京や横浜では5.0℃までしかあがりませんでした。
でも気圧配置パターンは晩冬の形ですので、
春は確実に、そして早目にやってきます。
関東南部では今夜遅くからあちこちで雪が舞い、
あす朝は路面が凍結(またはうっすら積雪)する可能性がありますのでご注意ください。
これで東京の今月の雪日数は8日目です。
これだけ寒いとどこか南国のリゾートでも行きたくなりますなー。
きょうは低気圧が東の海上に去って西高東低の冬型の気圧配置に変わります。
北陸から北の日本海側は雲が多く雪が降りやすくなるでしょう。
太平洋側はスカッと晴れ、といきたいところですが、
高気圧が北に偏る「北高型」で、日中陽射しはあっても雲が取れにくい天気となるでしょう。
午後は東日本の上空を気圧の谷が通過し、また伊豆諸島付近で風がぶつかるため雨雲が発生。
東海・甲信・関東では夜になってにわか雨やにわか雪の所がありそうですので、
折り畳み傘があると安心かもしれません。
東京は木曜日朝も雪の可能性があり、今夜降れば2月の雪日数としては平年(3.6日)の倍以上…
昨年は花粉症で泣いていましたが、今年は雪の予報が大変です。
本当に春が近づいているのか疑わしいこの寒さですが、花粉症の方々には歓迎なのです。
今週中にWebサイトにアップします。
ここのところお馴染みの「南岸低気圧」の出番で、
太平洋側でも冷たい雨や雪となります。
前線の通過により、沖縄では今朝未明に激しい雨を観測しました。
【最大1時間降水量】
1 沖縄県 渡嘉敷 57.0mm/h (01:40)
2 沖縄県 安次嶺 56.0mm/h (02:20)
3 沖縄県 那覇 52.5mm/h (02:20)
西日本は次第に雨は上がってきますが、東日本は終日傘が手放せない1日です。
またもや日中は底冷えの寒さとなりますので、暖かくしてお過ごし下さい。
南岸低気圧がやってくるたびに、雨か雪か判定作業に悩まされますが、
今回は上空の気温が高いため、関東の平野部ではほとんどの地域で
「雪」ではなく「雨」となりそうです。
しかし甲信・東北地方の内陸部や山沿いは湿った雪にご注意ください。
きょうの雨や雪はいったん止んだ後、あすはまた気圧の谷が関東地方に残ります。
北東の冷たい風が流れ込み、関東南部首都圏はあす夜はまた雪の可能性が…
きょうは高気圧が移動性となって日本付近を通過します。
東日本は概ね好天、きのう一日雪が舞った関東地方の天気も幾分回復して
5日ぶりの陽射しも期待できそうです。気温もその分持ち直しです。
ただし高気圧の次は低気圧、早速西からは天気は下り坂です。
四国や九州では夕方から雨が降りだし、雨の範囲はあす月曜日には東日本へ移るでしょう。
最近立て続けの「南岸低気圧」パターン、内陸部を中心にまた雪の可能性があります。
きょうはバレンタインDAYです。
昨年はチョコも溶ける暖かさだったのですが、今年は各地で平年並みの気温となりそうです。
ちなみに熱戦のバンクーバーは暖かめでモーグル会場の予報は雨!!
日本勢にはコンディションを逆手にとって頑張ってほしいですね。
⇒ 結果は惜しくもメダルならず、残念ー
関東南部や首都圏は殆ど雪にはなりませんでしたが、
関東北部では積雪となり、宇都宮で2cm、那須で14cmを観測しました。
河口湖では気温が氷点下なのに、ほとんど雪が積もらないという不思議な現象が起きましたが、
やはり今回は上空に南西風場の暖気層がはいったことが原因のようです。(上図の赤丸のところ)
上空が冷え冷えで低気圧や降水に伴う吸引力があれば、
2/1のように地上の気温はストンと落ちますが
今回のようにいくら地表付近が氷点下に近くても、上空が暖かいと雪にはなりにくいのですね。
さて、アメリカ東部では111年ぶりの大雪、一方あす五輪開幕の西海岸は暖冬で雪不足…
地球の大気の流れは波をうっているのでシーソーゲームは仕方ないのですが、
なかなか人間のお望み通りにはならないものです。
わたしはむかしウィスラー&ブラッコムで滑ったことがありますが、
バンクーバーは緯度的に北海道より北に位置するものの、
暖流の影響でもともと雪は重くて暖かい印象がありましたので、それほど驚きではありません。
日本付近はというと、太平洋側で雨や雪が周期的に降る南岸低気圧パターンは
順調に春に向けて季節が進行していることをあらわしています。
低気圧の北側にはいるので気温自体は低空飛行(真冬並み)のままですが。
春の空気と冬の空気がせめぎあって本州の南岸に前線を形成していて、
「菜種梅雨」のはしりのようになっています。
この前線上を低気圧が進んできますので、東・西日本の太平洋側も天気はぐずつき気味です。
きょう本州の南岸を進む低気圧により、
大気が不安定になる九州南部では激しい雨のおそれがあります。
⇒きょうは九州と奄美で「春一番」が観測されました。
また関東地方には北東からの冷たい空気が流れ込んで、
今夜からあす未明にかけては平野部でも雪となる可能性がありますので
今後の情報にご注意ください。
12日18時までの降雪量は、いずれも多い所で
長野県…30cm
関東北部山沿い…20~30cm
関東北部平野部・埼玉県秩父地方・山梨県東部富士五湖・神奈川県西部…8~15cm
埼玉県北部・東京都多摩地方…5cm
今回、上空1,500m(850hPa)の気温がプラスであり、
地表付近は冷えていても、上空に気温の高い層が挟まった状態になります。
こうなると雪は積もりにくいのですが、
過冷却の水滴(凍雨)が架線などに凍り付く現象が懸念されます。
きょうは前線が本州の南岸まで下がり、再び冷たい空気のエリアにはいります。
西日本はまだ暖かさが残るところもありますが、
東日本は日中の気温が昨日より10℃以上下がりそうですので、
ジェットコースター並みの気温の乱高下で体調を崩さぬようご自愛ください。
寒気に覆われる日本海側のみならず、
北に高気圧が偏った「北高型」の気圧配置下では太平洋側の各地も天気は冴えません。
どんより雲に覆われて陽射しは少なめとなりました。
低気圧や前線に近い西日本は午前中から雨が降りやすく、九州や四国では強い雨。
夜には東日本でも雨ぱらつくかもしれません。
きょうから本格的に東京で花粉が飛び始めました。
私の鼻センサーも同時に雨が降り始めました。
今シーズンは飛散量が昨年の4割といわれていますが、
これから4月まではティッシュ代がかさんで、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいそうです。
【関東の雪の可能性について】
あす通過する南岸低気圧により、気象庁は雪の予報を出してきました。
数値予報によると先週の2/1のケースより明らかに上空の気温が高いので
「ほんまに降るのかいな」と首を傾げたくもなりますが、どっちに転ぶのか不明なので
“可能性”という表現に格下げしておきました。
【11日12時~12日12時までの最大予想降雪量】
関東南部平野部…0~5cm
関東北部平野部…0~5cm
秩父・箱根・丹沢・山梨県…5~15cm
東京都心…0~2cm
九州南部は150ミリの大雨予想、そちらのほうが心配です。
きょうは日本海に停滞する前線が本州を南下します。
東・西日本では天気がぐずつき、北陸・近畿・九州の一部で傘の出番となりました。
北日本も気圧の谷の通過で、一部で雪となりました。
山の影となった関東地方は天気崩れは遅めで、日中は晴天が継続。
前線の南側にあたる関東から西の地域は気温が上がり、
福岡では22.7℃!!
東京でも21.0℃まで気温があがり、サクラが散った後4月下旬Gウィーク前の陽気でした。
フェーン現象も寄与した群馬県上里見の24.1℃は2月の記録を更新です。
暖かくなるのはよいのですが、雪の多い地方では
「なだれ」や「落雪」、「融雪(洪水)」などに十分にご注意ください。
相互に隣接する辻堂と海老名で11.3℃差!!、千葉と船橋で10.9℃差!!
移動中の人は体感的にどんな感じになるのでしょうか?
今シーズン最強の寒気は通り過ぎて、日本付近は移動性高気圧に覆われてきました。
日中は寒さも緩み、また風も収まるため、
体感的には昨日・一昨日よりは確実に暖かく感じられそうです。
サクラの休眠打破(成長促進)には大きな刺激となったことでしょう。
高気圧から吹き出す空気は暖かい分、湿気も多め。
雲が製造されやすいという副作用もあります。
西から天気は下り坂に向かい、今週は太平洋側でも落ち着かない天気となってしまいそうです。
「晴れるけど寒い」
「寒くないけど天気は悪い」
のどちらがいいでしょうか?
もちろん「晴れて暖かい」のがベターなのですが
今週は後者よりの展開になりそうです…
気温が上がると心配なのが「花粉」と「なだれ」です。
今シーズン最強の寒気の中心は東の海上に抜けて、
日本海側の大雪と暴風のピークは超えました。
きょうも北日本を中心に沿岸部の暴風と内陸部の大雪が残りますが、
次第に冬型の気圧配置が緩んでおさまってくるでしょう。
これだけの大雪が降れば、懸念されるのが「なだれ」です。
長野県のスキー場ではすでに人的被害が発生しているようですが、
これから気温が上がってきて一層起こりやすくなりますので、十分ご注意ください。
太平洋側は概ね晴れて、日中は風も穏やかでまずまずのお出かけ日和となりそうです。
あす以降は気温が上がって春めいてきそうですが、
同時にいよいよ花粉の飛散がはじまりそうです。
今シーズン1,2位を争う最強の寒気が居座っています。
きょうも全国的に冷え込みが厳しく、日本海側を中心に雪が続くでしょう。
今回の寒気は等圧線がさほど込み合っていない里雪型タイプで、
特に北陸地方には活発な雪雲が流れ込み、
沿岸部に近い平野部でもドカ雪となっていることが特徴です。
一昨日は雪がほとんどなかった新潟市内も積雪は81cmに達し、26年ぶりの記録的大雪。
大雪による災害には警戒してください。
このあと等圧線が込み合って「里雪型」から「山雪型」に変わります。
山沿いの降雪に加え、沿岸部は風が強まってきますので注意が必要です。
太平洋側は概ね晴れますが、朝晩の冷え込みは厳しく、日中も手袋とマフラーが手放せません。
【東京の最高気温】 きのう 6.6℃ ⇒ きょう 9.2℃ この3℃がでかい!!
関東甲信に大雪をもたらした低気圧は東に抜けて、
太平洋側の天気は次第に回復に向かうでしょう。
日本海に気圧の谷が残っていて、天気の回復が遅れています。=気温上がらず、さむいまま!
かわって冬型の気圧配置に移行するため、雪の舞台は北日本の日本海側に移りそうです。
各地の最深積雪は、
山梨県河口湖…27センチ
埼玉県秩父…6センチ
群馬県前橋…3センチ
埼玉県熊谷…2センチ
東京都心・横浜…1センチ
わたしの家(横浜の内陸部)…4センチ
東京都心は一昨年2月10日以来の積雪でした。
細い路地や歩道のうえは雪が残り、
また路面が凍結して滑りやすくなっていますので、
歩行の際は足元に十分にお気をつけ下さい。
電線に巻きついた雪や木の枝からも雪が落ちてくるかもしれませんので…
頭上も侮れません。
きょうから2月。
春に向けて低気圧や高気圧が交互にやってくるようになると、
南岸を進む低気圧(南岸低気圧)により太平洋側の各地でも雨や雪が降りやすくなります。
低気圧が冷たい空気を引っ張りこむと雪になることもあります。
きょうは早速このパターンで西・東日本の太平洋側は冷たい雨となり、
関東地方は平野部でも、夜にはいって雨が雪にかわりました。
地上気温の実況が高いことを鑑みた当社予報士の見解は
【02日06時までの予想降雪量】
箱根・多摩地方~秩父地方…15cm
関東地方北部…5cm
関東地方南部平野部…5cm
東京都心…0~2cm(ウッすら雪化粧する程度)
たった1℃の違いで降雪状況が大きく変わりますので、実況の推移に注目です。
低気圧に向かって冷たい北東の風が吹き込み、また雨で上空の冷気が引きずり降ろされ、
きょう日中は9.4℃もあった東京の気温も2℃台まで急降下しました。
いつも不思議に思いますが、おったまげです。
初雪: 横浜(平年比28日遅)、千葉(同24日遅)
しかしながら、北海道で雪を満喫した翌日に関東で雪を見るとは思いませんでした。
雪から雨への融解層でレーダー反射強度が強くなる「ブライトバンド・エコー」です。
上記は名古屋レーダーに対応するものですが
東京レーダー(千葉県柏市)上空にも出現して、ドーナツが2個同時に製造されるかもしれません。
舘野で観測した鉛直プロファイル(21:00)
PRES HGHT TEMP RELH
1004.0hPa////31m/////1.2℃/////92%
1000.0hPa////60m/////1.0℃/////95%
925.0hPa///684m////-1.1℃/////94%
850.0hPa//1355m////-4.1℃/////94%
700.0hPa//2877m////-7.3℃/////97%
きょうはまずまずの天気で穏やかな陽気となりました。
ただし、天気は周期変化モード。晴れは長持ちしません。
移動性高気圧は東に移動し、西から低気圧や前線が近づくため
あすは太平洋側でも天気が崩れるでしょう。
西日本では午前中から雨となり、
午後には東海中部や関東南部でも雨が降り出すところがあるでしょう。
夜にはいったん雨雲は抜けますが、今回の悪天はこれで終わりではありません。
月を跨いで南岸低気圧が連なってやってきますので
週明け月~火曜日も天気がぐずつき、冷たい雨や雪となる可能性があります。
一方、北日本も別の気圧の谷が通過するため、北海道でも湿った雪が降る見込みです。
冬型の気圧配置は急速に緩んで、移動性の高気圧に覆われてくるでしょう。
やはり春の天気変化パターンになりつつありますね。
それに伴い北日本を中心とした暴風と雪は次第におさまります。
太平洋側を中心に晴れて穏やかな陽気となりますが、
朝晩の放射冷却による冷え込みと
日中吹き込む南風によるポカポカ陽気で気温差が大きくなりますので、
服装の調節などにご注意ください。
私は基本的に服装の着脱が面倒なので、
この冬はコートを羽織った事がありませんが、
周りからは「見た目が寒い」ということでなぜか非難されます。
⇒ペルーで豪雨、マチュピチュの観光客が孤立
さて、早々に西から天気は下り坂。
今夜は九州や四国で雨が降り出し、あすは西~東日本の太平洋側でも久々に傘の出番です。
カラカラ空気に潤いを与えて、あさの冷え込みも解消するので一石二鳥ですね。
一時的に冬型の気圧配置が強まって、北日本を中心に冬型の気圧配置が強まっています。
日本海側を中心に雪となり、風も強く大荒れの天気となるでしょう。
ただ天気の移り変わりは早く、あすには移動性の高気圧に覆われて、
雪や風は次第におさまりそうです。
さて、きのう発表された3ヶ月予報によると、
2~3月は冬型が長続きせず、特に太平洋側で降水量が多めの予想。
となると、南岸で雪があるかも…ですが、
一方で寒気が弱く気温が高めになれば、
花粉も早め、サクラも早めになるかもしれません。
これらは山体にぶつかって分離した風が、再び風下で合流する際に発生するものです。
単独峰の風下側はいろいろな現象があって面白いのですが、
山岳波が励起されて飛行機が墜落したこともあるので危険な一面もあります。
きょうも南に高気圧から北の低気圧に向かって暖かい風が吹き込む「南高北低型」
東日本では昨日よりもさらに気温があがって、
東京の最高気温は17.3℃!(大寒としては歴代2位)
夏日となった沖縄ではなんとセミが鳴いたそうです…
一年で最も寒さが厳しいとされる『大寒』なのに、
4月中旬並みという3ヶ月も季節を先ドリした陽気となりました。
もちろん日中はコート不要でした。
北日本にもこの暖かい空気は流れ込みますので
多雪地帯では融雪が進みなだれや落雪のおそれが高くなりますのでご注意ください。
この一過性の春の空気の背後には、まだ健在ぶりを発揮したい真冬の空気が控えていて、
日本海側から天気は下り坂、夜には雨が降り出す所が多くなるでしょう。
冬型の気圧配置は緩みつつありますが、まだ寒気は居座ったままです。
北陸や東北の日本海側では大雪が続きます。
新潟県津南町では積雪が3メートル超に達しました。
太平洋側は大体冬晴れですが、きょうも朝の冷え込みは厳しいので、
センター試験の受験生の方はくれぐれも暖かくしておでかけ下さい。
しかしこの寒さはいったん週明けまで、
来週半ば(大寒なのですが)には一気に「春」がやってきます。
これまでの雪で、今度はなだれの心配が大きくなります。
そして…そろそろ花粉の対策を
(※ 以下、撮影機材の設定ミスにより画像が粗くなってしまいました…)
西から冬型の気圧配置が緩み始め、九州の雪は止みました。
ただし、山陰から北陸・東北の日本海側では強い降雪が続いています。
特にもともと豪雪地帯で名高い新潟県では…
【24時間最大降水量】
1 新潟県 安塚 122.0mm (12:40) [1月の1位の値を更新]
2 新潟県 松代 121.0mm (12:40) [1月の1位の値を更新]
3 新潟県 筒方 103.0mm (12:40) [1月の1位の値を更新]
【24時間降雪量】
1 新潟県 十日町 127cm
2 新潟県 安塚 114cm
3 新潟県 津南 98cm
4 新潟県 小出 80cm
5 新潟県 能生 79cm
6 新潟県 高田 77cm
朝も冷え込んで、東京都心も0.1℃と「冬日」の一歩手前でした。
想定以上の大雪により、除雪費用が底を付いて
自治体の財政を圧迫しているというニュースを見ました。
底をうつといえば、某航空会社の株式市場はマネーゲームのババ抜き合戦となっていますが
とりあえず貯蓄マイレージは保護される方向とのことでホッとひと安心です。
日本の東で低気圧が急激に発達し、一夜にして強い冬型の気圧になりました。
北陸から九州にかけての日本海側では一気に雪雲がびっしりとなり、
西日本の太平洋側でも積雪となりました。
熊本市や鹿児島市では、2005年12月寒波時以来ほぼ4年ぶりの積雪で、
九州道は軒並み通行止め、長崎空港も一時閉鎖となりました。
【午前9時現在の積雪量】
福岡県飯塚市17cm、長崎市9cm、佐賀市8cm、熊本市7cm、鹿児島市5cm、福岡市2cm
初雪: 宮崎
また風も強まって、40m/sを超える暴風が吹き荒れたところも…
【最大瞬間風速】
1 新潟県 相川 40.0m/s 北西 (07:45) [1月の1位の値を更新]
2 新潟県 両津 37.8m/s 西 (08:26)
3 新潟県 松浜 35.5m/s 西 (09:27)
きょうは本州の南海上に横たわる前線の雨雲が陸地にかかって、
太平洋側の沿岸部でも雨がぱらついています。
上空の気温は昨日予想より低くなって、
東京では平年より10日遅く(昨年より3日遅く)初雪を観測しました。
※参考までに今朝9時の館野(茨城県つくば市)の高層気象観測データを…
気圧面 高度 気温 相対湿度
1008.0hPa 31m 1.2℃ 82%
1000.0hPa 91m 1.0℃ 80%
925.0hPa 724m 4.0℃ 45% ←逆転層だが、降水気化熱で気温低下した可能性がある
850.0hPa 1407m 0.8℃ 51%
700.0hPa 2945m -6.3℃ 93%
500.0hPa 5510m -21.3℃ 83%
今夜からは西日本に強い寒気が流れ込み
九州や四国の平野部でも積雪のおそれがあるため
あす朝は交通障害等に注意が必要となりそうです。
きょうは成人の日ということで、街中では晴れ着姿の女性が目に付きましたが
陽射しが弱めの東京の最高気温は6.4℃!寒い1日でした。
そういえばxx年前の私の成人式当日は関東は大雪に見舞われて
1歩も外に出られなかった記憶が…
ちなみに私の居た札幌の最高気温は-1.9℃で、こちらも立派な真冬日。
一年で最も寒い時期ですので致しかたないですね。
あすは寒さに追い討ちをかけるように、冷たい雨が落ちてきそうです。
上空の気温予測(925hPaで3℃以上)からして東京の初雪の可能性は低いのですが、
傘を持つ手がかじかむことに変わりはないでしょう。
夜になって西日本に流れ込む寒気は第一級品です。
きょうは冬型の気圧配置が緩んで、日本海側の強い風と雪は次第におさまってくるでしょう。
山沿いを中心とした大雪も強弱を繰り返しながら少しずつ落ち着いてきそうです。
あすからの3連休は、西日本で雲が多めで気温の上がり方が鈍いですが、
これまでよりは比較的穏やかな天気に恵まれそうです。
新潟の津南町では2メートル近くの積雪に達しているように、
今冬は暖冬予報に反して平年比の数倍レベルの積雪となっています。
山岳部では「なだれ」のおそれがありますので十分にご注意ください。
【積雪深】
1 新潟県 津南 199cm
2 群馬県 藤原 188cm
3 青森県 酸ケ湯 166cm
東海甲信地方はちょっと大気が不安定となりました。
初雪: 甲府
きょうは冬型の気圧配置が継続でしたが、
北日本の大雪は次第におさまってきました。
一方で、北陸から山陰は雪雲がびっしりなのですが、
気温自体はすこし上昇傾向なので沿岸部は雪ではなくて雨に変わりつつあります。
しかし内陸や山沿いでは引き続きどっさりと雪が降り続いています。
東京は問題なく冬晴れ、日中は心なしかすこし暖かく感じました。
写真は撮り忘れたのでお休みです。
