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10月
台風20号は南大東島を通過ののち、足早に北東へ進み、
あす未明には伊豆諸島付近を通過し、朝には房総沖、
日中には三陸沖に達する公算が高くなっています。
東日本の太平洋側では今夜にかけて次第に雨と風が強まるでしょう。
北東の冷たい風が吹き込み気温もあがらないため、体感的には相当肌寒く感じられそうです。
風邪をひかないように気を付けなくてはなりません。
秋台風にはよくありがちですが、この台風も温帯低気圧化の過程で再発達し、
暴風・強風の範囲がむしろ拡大するタイプで、
きのう八丈島近海では漁船の遭難事故が報道されましたが、
海上は猛烈なシケとなりますので厳重な警戒が必要です。
『温帯低気圧化の変身過程』 ってなんだ?
とツッコミが入りそうですが、
台風の栄養素は暖かい海の水蒸気、温帯低気圧は空気の温度勾配(温度差)です。
カラダの構造はまだ台風の性質を残しつつも、栄養分は温帯低気圧用のエサになった
と説明すればよいのでしょうか。
気象庁の定義もこの辺の扱いが曖昧なので、こんどの協議会で質問してみたいと思います。