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Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

きょうも冬型の気圧配置が続き、北陸以北でしぐれ模様。
また前線近傍の沖縄本島は台風26号の湿った空気が入り雨雲が発達。
関東など太平洋側も雲が多めで気温は低め。

【初雪】青森(平年比+3日)、釧路(+4日)

17時40分沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村東部付近で約110ミリ
18時沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村東部付近で120ミリ以上
18時沖縄県で記録的短時間大雨
国頭村西部付近で約110ミリ

波状雲

北日本で冬型続く

西高東低の冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流入。
山陰以北の日本海側でしぐれ模様で、一部は太平洋側にも雨雲が流入。
北海道内では気温が下がって午後から雪に変わり積雪も。
各地で季節風も強まり、最大瞬間風速はえりも岬で28.4m/s

山陰もしぐれ天気

関東は冬晴れ

冬型強まる

南北に連なる気圧の谷の通過に伴い、陽射しは北海道と九州の一部のみ。
東・西日本の広範囲で雨天で、関東は日中10℃そこそこで肌寒い陽気。
台風26号は発達ピーク(950hPa)で夜にフィリピンルソン島に上陸。

午後5時3分頃、三陸沖を震源とするM6.9の地震があり、
岩手県盛岡市や宮城県涌谷町で震度4の揺れ。
気象庁は17時12分、岩手県に津波注意報を発表し
岩手県の久慈港と大船渡で20cm、宮古と釜石で10cmの津波が観測された。

日本海のトランスバースライン (03:00)

あいにくの天気 @鳥取市

ダブル低気圧

寒気に伴う北日本の降雪は次第に小康状態になりつつも
けさ未明にかけては石狩地方でも本格的な積雪となり、
札幌市内では12cm、新千歳空港でも1cmで雪化粧。

東~西日本は次の気圧の谷が近づいて天気は西から下り坂。

天気下り坂 @鳥取

札幌周辺の雪雲 (02:30)

北日本に強い寒気

西高東低の冬型気圧配置で、北日本には850hPaで-12℃の強い寒気が流入。
道内ではしぐれて冷たい雨や雪、標高の高い地点や道北で積雪となり、紋別小向で26cm。
東・西日本ではよく晴れて日中は20℃超えで過ごしやすい陽気。

【初雪】 盛岡(平年比-2日)

色付き進む

巻雲の舞い

北日本で強い冬型

日本の南海上で低気圧や前線があって、東・西日本の太平洋側で雲が多い天気。
九州南部から沖縄にかけてと、紀伊半島の一部では雨。
陽射しなく気温もあがらずで、関東や近畿では日中15℃台前後でひんやり。

九州北部は陽射しあり

南岸は気圧の谷

きょうは移動性高気圧に覆われて北海道と九州の一部を除いてすっきり晴天。
朝晩は放射冷却が強まり北日本や本州内陸部で氷点下となり、
北海道根室中標津で-7.7℃、長野県野辺山では-7.0℃の冷え込み。
東京都心も8.2℃まで下がって今季最低気温。

福岡は雲が多め

ひつじ雲

秋の移動性高気圧

寒気トラフの通過により、北陸から山陰の日本海側を中心にしぐれて雨や雷。
一部は太平洋側でも雨雲が進入して、本州の内陸部や山間部は雪の所も。

寒気の雲

大気不安定で発達 (09:00)

上空500hPaの寒気トラフ

冬型

北日本に暴風をもたらした低気圧は東に離れていったものの
上空の寒気トラフに伴う小低気圧(ポーラーLOW)が次々と北日本を指向。
寒気の影響で東北日本海側、北陸から山陰にかけてはしぐれてまとまった雨。
関東や東海など太平洋側も雲が多くすっきりしない天気。

燃える夕焼け

寒冷渦が接近

低気圧が台風並みに発達して北日本に接近。
襟裳岬では最大瞬間風速49.1m/sの猛烈な風が吹いて観測史上1位。
しかも全道で気温10℃以下なので体感的に相当な寒さ。

未明には東北の沿岸部で猛烈な雨を観測。
後続には寒気もあって北陸や山陰などでしぐれ模様。

【各地の最大瞬間風速】
北海道幌泉郡えりも岬 49.1m/s 北北東 (09:04) [観測史上1位の値を更新]
北海道中川郡池田町 30.2m/s 北北東 (12:12) [観測史上1位の値を更新]
北海道河東郡上士幌町 29.6m/s 北 (14:00) [観測史上1位の値を更新]

【各地の最大1時間降水量】
福島県双葉郡富岡町 86.5mm/h (01:47) [観測史上1位の値を更新]
岩手県下閉伊郡山田町 65.0mm/h (04:24) [11月の1位の値を更新]
岩手県下閉伊郡普代村 58.0mm/h (05:09) [11月の1位の値を更新]

関東は天気回復

巻積雲の不連続線

低気圧のドライスロット (09:00)

台風並みの暴風 (09:00)

えりも岬に接近

最盛期966hPaまで発達