11
11月
低気圧の通過に伴い、暖かく湿った空気が流れ込んで
近畿地方で猛烈な雨を観測、この時期としては記録的な雨量となりました。
【最大1時間降水量】
1 和歌山県 和歌山* 119.5mm/h (04:00) [観測史上1位の値を更新]
2 和歌山県 友ケ島 83.0mm/h (03:00) [11月の1位の値を更新]
3 三重県 小俣 61.5mm/h (07:00) [11月の1位の値を更新]
03時50分和歌山県で記録的短時間大雨
和歌山市で111ミリ
04時大阪府で記録的短時間大雨
阪南市付近で約110ミリ
岬町付近で約110ミリ
05時30分和歌山県で記録的短時間大雨
有田市付近で約110ミリ
05時30分大阪府で記録的短時間大雨
泉南市付近で約100ミリ
阪南市付近で約100ミリ
岬町付近で約100ミリ
にんじん状の積乱雲の雲列(テーパリングクラウド)が何本も出現しています。
低気圧の後面(東シナ海)にある渦巻きは寒気の塊で、
これが雨雲の発達を助長しています。
相当温位が324Kで120mm/hの降水とは…すごいですね。
北海道で15cmの降雪中に、100ミリを超える豪雨というのも最近記憶がありません。
7:22 PM on 11月 12th, 2009
気象予報士会で、このブライトバンドエコーと呼ばれるものはブライトバンドエコーではないのではないかという意見が出ています。根拠をお聞かせ下さい。
9:23 PM on 11月 12th, 2009
エンゼルエコーなのかも、という意見もありましたが
確固たる根拠はなく、私にもよく分かりません。
700hPaで0℃線が通って、ちょうど3,000m前後が融解層付近と想定しましたが、
背振山の仰角などちゃんと調べておりませんので…