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10月
北海道の根室沖を進む台風18号は、
ここにきて強風域半径がさらに拡大し「超大型」となりました。
(※この18号は15:00に千島近海で温帯低気圧に変わりました。)
よく当社には「台風の暴風警戒域が拡大しているが間違いではないのか」
というお問合せを頂戴することもあるのですが、
特に秋の台風は、温低化の過程で勢力が盛り返し暴風半径がむしろ拡大することも
めずらしくはないので、(熱帯⇒温帯)低気圧に変わったとしても油断は出来ません。
北海道(道東・道北)を中心とした暴風や高波はもとより、
北陸から北の日本海側でも、北西の風が吹き込む影響で
スッキリ台風一過とはならず、回復は遅れて雨が残るでしょう。
東~西日本では概ね天気が回復して、ひさびさの傘要らず。
ただ海上はしばらく高波やうねりが残りますのでご注意下さい。
台風接近前はずーっとうっとおしい天気が続きましたので気分も何だか晴れ晴れします。
連休中も絶好のお出かけ日和が期待できますが、
朝晩は内陸部を中心に冷え込みますので、防寒着をもってお出かけしましょう。
南海上に目を移すと、早速次の台風19号が発生の模様です。
(※15:00に18号消滅とともに誕生しました。)
18号に翻弄されてフィリピンに滞在していました。
先日の16号による甚大な被害に追い討ちをかける結果となっていなければよいのですが…