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6月
夏の太平洋高気圧が次第にパワーアップ、
天気図上からは梅雨前線の表示がいったん消えつつあります。
前線に伴う雨雲のボリュームは少なくなり、雨の範囲も少し狭まるでしょう。
ただし雨雲バンドの幅がきゅーっと凝縮してシャープになる時は、
逆に局地的な豪雨に見舞われやすいので、
九州地方に限らず引き続き大雨による災害等に警戒が必要です。
今週後半は前線が北に持ち上げられる気配で、
きょうは東北地方も梅雨入りが発表されました。
まとわりつくようなムシムシした空気に覆われますので、
熱中症などに気をつけましょう。
ちなみにフィリピンの東海上にある熱帯低気圧ですが、
今後台風になり日本に影響する可能性があります。