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9月
紀伊半島に記録的な豪雨と甚大な被害をもたらした台風12号は、
日本海で温帯低気圧に変わりました。
呼び名は変われど相変らずのノロノロ運転で、
南からの湿った空気の流れ込みは北日本にシフトします。
今度は北海道に停滞する前線に向かって、
この低気圧や台風第13号の周りを回って暖かく非常に湿った空気が流れ込むため、
6日夕方にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、
昭和56年の水害に匹敵する大雨となるおそれがあります。
また紀伊半島はもとより、これまで記録的な大雨となっている地域では、
雨が止んだ後も土砂災害の危険がありますので、いましばらく警戒が必要です。