きょうは高気圧に覆われて、全国的に穏やかに晴れるでしょう。
朝のうち雨が残った関東地方も天気は回復です。
さて、あしたから三連休です。
おでかけを予定されている方も多いかと思いますが、
低気圧が猛発達して通過するため、荒れ模様の天気となりそうです。
土曜日は全国的に南よりの風が強まって、西から「春の嵐」になります。
西日本では土曜日午後、東日本は日曜日前半は、前線通過で雨が降りそうです。
日曜日後半から月曜日にかけては冬型の気圧配置に移行し「冬の嵐」となります。
北日本の日本海側を中心に雪や風が強まって吹雪となるでしょう。
いずれも海や山を中心に大荒れの天気が予想されますので、十分にご注意下さい。
サクラ開花:京都(-12日)

穏やかな晴天
きょうは寒気を伴ったマメ低気圧が、九州北部から関東地方へと本州を横断します。
(途中で日本海側から太平洋側にジャンプします)
その通過のタイミングで局地的ににわか雨がありそうです。
西日本の日本海側では午前中、東日本では午後から雨が降りやすくなります。
ずっと降り続くタイプではないですが、折り畳み傘があると安心です。
一方、北日本を覆っていた冬の寒気は弱まり、雪は次第におさまる見込みです。
サクラ開花:名古屋(-10日)、和歌山(-10日)、長崎(-7日)

あと数日かかりそうです

春ですね
北日本を中心に冬型の気圧配置が続き、
北陸から北の日本海側では雪や雨で風も強まっています。
吹雪いて見通しが悪い所もありそうですのでご注意ください。
東・西日本は概ね晴天に恵まれますが、覆うのは冬のヒンヤリ空気です。
きのう夏日と汗ばむ陽気となった関東地方も空気が入れ替わり、
東京では前日比10℃も気温が急降下します。
これでようやく気温は平年並みに戻るにすぎないのですが、
あまりに落差が大きいので服装の調節や体調管理にお気をつけ下さい。
サクラ開花:静岡(-11日)、大分(-10日)、宮崎(-8日)

ひつじ雲
今朝は静岡県や神奈川県西部で激しい雨を観測しましたが、
低気圧や前線は東の海上に抜けて、雨は止んできました。
太平洋側の天気は次第に回復に向かうでしょう。
気圧配置は一時的に冬型の気圧配置に移行し、
暴走気味に進みすぎた季節がすこし巻き戻されます。
冬の冷たい空気に入れ替わる西日本の日本海側からすこしひんやりしてきそうです。
空気交換がワンテンポ遅れて南風が残る関東地方は、日中20℃を超える陽気、
特に千葉県横芝光では25.7℃、 神奈川県海老名では25.1℃の夏日!!となり
3月としての記録をを更新しました。
ただし、夜からは風が冷たくなりますのでご注意ください。

優雅な朝食

雲をまとう富士山
「春に三日の晴れなし」とはよく言ったもので、
きょうは再び西から天気が崩れてきます。
低気圧は日本海と太平洋側に南北連なる形で、
全国的に雨を避けられそうにはありません。(関東の降り出しは夜遅くから)
低気圧周辺には暖かく湿った空気が結集するため、
九州南部、四国、近畿、東海の南側斜面では
局地的に激しい雨のおそれもあります。
高知や福岡で咲いたばかりのサクラも雨に打たれてしまいそうです。
また南風が強く吹き込み、陽射しがない割りに気温が上がります。
融雪やなだれ、東日本は雨が降り出す前の花粉にご注意ください。
一方で冬の冷たい空気に覆われて季節前進が足踏み状態の北日本。
北海道ではきょう日中も気温がプラスに届くかどうかの寒さが続きます。

富士山風下のつるし雲

おでかけ日和!
きょうは高気圧に覆われて、東・西日本で穏やかな晴天に恵まれ、
お出かけ&お洗濯には絶好の日和となりました。
そして、暖かい春の陽気に誘われて、福岡や松山でもサクラが開花しました。
福岡では平年より12日早く、観測史上2番目に早い記録です。松山では史上最速。
早めと予想した開花前線よりも、さらに早めのペースとなっています…
サクラ開化:福岡(-12日)、松山(-14日)
一方の北日本は引き続き冷たい空気の中にあって
北海道では日中も氷点下の真冬日!!
季節前進から取り残されて、名実ともにホワイトデーとなりました。
さて、17時8分ころ、福島県沖を震源とするM6.7の地震があり
福島県浜通りで震度5弱の強い揺れを観測しました。
大きな被害や津波こそありませんでしたが、
ハイチ、沖縄、チリ、台湾、トルコ、インドネシア…
と大地震が続発しており、活動期に入っている印象が否めません。
ちなみに、これと連動しているのか分かりませんが桜島の噴火活動も活発になっています。
北日本から東日本を前線が通過中です。
このため日本海側の各地では一時的に天気が崩れて雨や雪となるでしょう。
しかし、太平洋側の各地は前線の影響も小さくきょうも概ね高気圧の圏内で晴天が続き、
天気だけで言えばお出かけ日和が期待できます。
前線に向かっては暖かい南風が強く吹き込み、
東・西日本の太平洋側では昨日よりさらに気温が上がりそうです。
「気温上昇+強風」ということで、花粉はきょうも多く飛びそうです。
そして雪の多い地方はなだれや融雪にご注意下さい。

バイオクリマ研究会 成果発表会

パネルディスカッション

懇親会も盛況
きょうは移動性の高気圧に覆われて、全国的に青空が広がるでしょう。
南から高気圧に覆われる形で、暖かい空気が流れ込むため、日中はポカポカ陽気となります。
外でのランチやお散歩では春の陽気を満喫できそうです。
サクラのつぼみも身支度がはかどりそうですね。
しかしあいにく花粉はきょうも多く飛びそうです。
また急激な気温の上昇で、先に降った大雪により
なだれや融雪が起こりやすくなりますのでご注意下さい。
あすは南風が強まってさらに気温が上がります。
それと引き換えに、日本海側では天気が崩れますが
太平洋側は天気の崩れは小さくて、この週末はおでかけ日和となりそうです。

積雲ふわり
冬の嵐をもたらした低気圧は足早に東に離れつつあり、
大雪や暴風はおさまり急速に天気は回復しつつあります。
北日本や東日本ではまだ風が強めに吹いていますが、
これも次第におさまるでしょう。
しかし雨上がりで風が強いということで花粉がわんさか飛ぶ好条件が揃い、
花粉症の皆様にとっては1日おくれの「大荒れ」となるでしょう。
さて、昨日は真冬の寒さのなか全国のトップをきって
高知で(史上最速タイとなる早さで)サクラが開花しました。
まだ昨日のような冬の逆襲もあり、過去の例では満開のサクラに雪が積もることもありますが、
この先も「三寒四温」のペースで、確実に春は近づいてきそうです。
あすは、暖かい空気が流れ込んで、さらに春を実感できそうです。

スッキリ青空!
きのう~けさ未明にかけて、
中国地方の内陸部や関東甲信地方に想定以上の大雪をもたらした南岸低気圧てすが、
このあと三陸沖で急速に発達するため、
北日本、そして日本海側の各地にも大雪と暴風をもたらすでしょう。
西日本から北日本にかけては風が非常に強まり、
また東北や北海道の太平洋側を中心に大雪となる見込みです。
暴風雪や高波、大雪に厳重に警戒して下さい。
午前9時までの各地の最深積雪は
河口湖:25cm、秩父:23cm、仙台:23cm、
熊谷:11cm、甲府:10cm、前橋:10cm、宇都宮:8cm
11日06時までの24時間予想降雪量は多い所で、
東北太平洋側…70cm、北海道…60cm
東北日本海側・北陸地方、群馬県、岐阜県、中国地方…40cm の予想です。
特に今回は西日本に強烈な寒気が流れ込みます。
九州北部や山口県~中国地方内陸部などで大雪の影響が懸念されます。
山口県、長崎県(上下)対馬に大雪警報
また昨晩の積雪が残る関東北部~甲信地方も、
積雪による交通機関への影響や路面凍結など足元にご注意ください。
こんなさなか、ホッとする話題。
全国のトップをきって、高知でサクラが開花しました。
これは平年比13日早の最速記録。

昨夜の残雪がちらほら

午後から天気回復
写っている雲は、関東北部を通過するシアライン。
で、いちおう昨夜の雨雪対応について検証↓

上空0℃以下は積雪エリアとほぼ合致

大雪の典型 南岸低気圧
きょうは再び本州の南岸沿いを低気圧が通過する「南岸低気圧」型です。
西日本では朝から冷たい雨となり、
気温の低い山陰や中国地方の内陸部ではまとまった降雪となりました。
【24時間降雪量】
1 岡山県 上長田 46cm
2 兵庫県 兎和野高原 32cm
3 岐阜県 白川 30cm
3 島根県 赤名 30cm
3 島根県 弥栄 30cm
6 広島県 大朝 28cm
南岸低気圧型でこれだけ降るのはめずらしいです。
雨雲は午後には東日本にも広がって、今夜遅くにかけては大きめの傘が必要となりそうです。
こちらも気温が低い本州内陸部や東北南部以北では大雪となるおそれがあります。
この低気圧はあすにかけて急速に発達するため各地で風が強まり、
海や山では大荒れの天気となるでしょう。
低気圧が発達するということは、通過コースが陸地に近く暖気も入るため、
関東の平野部に関しては、雨主体と考えられます。
昼前からみぞれ交じりとなり、夜には都心でも雪に変わりました。
我が家(横浜市)では完全なる積雪!! べちゃ雪なので、タチが悪い。。
下層寒気の呼び込みが勝って、上空暖気の進入が遅れたという言い訳ですが、
予報の外れ方もおさむい1日となりました。
【関東甲信エリアの最深積雪】
河口湖:23cm、秩父:20cm、甲府:9cm、熊谷:9cm、宇都宮:6cm、前橋:5cmなど

昼過ぎからみぞれに

雪が舞う渋谷

関東南部も積雪です

クルマも真っ白
冷たい雨や雪をもたらした低気圧は東の海上に離れて前線も南下します。
きょうは天気が回復し、日中は晴れ間がのぞきそうです。
ただし東・北日本では寒気の影響で気温のあがり方は鈍く、寒さが続きます。
あすは再び本州の南岸沿いを低気圧が進む予想で、
西から天気は下り坂になります。
この低気圧はかなり発達する予想なので、水曜日にかけて海・山は大荒れとなり、
本州内陸や東北北日本ではまとまった降雪のおそれがあります。

青空はいいですね
来週には西日本からサクラが開花しようとしているさなか、
それに待ったかけるかの如く真冬の寒さが到来です。
本州の南岸に停滞する「なたね梅雨前線」上を次々と低気圧が通過するため、
東日本を中心に冷たい雨となり、内陸部では雪となるでしょう。
西日本では雨は止む方向です。
雨の地域では朝が一番気温が高く、日中はむしろ気温は下降の一途をたどります。
午後以降は関東平野部でも雪にかわる可能性がありますので、
寒さ対策をしっかりしてお過ごし下さい。
3月といえば本来はまだ冬の抵抗がある時期で、「南岸低気圧」の活躍ステージ。
私が入社した年でしたか、満開のサクラのうえに雪が降り積もったという記憶もあります。
あさって火曜日も南岸低気圧で関東に雪?かもしれませんが、
低気圧が張り切りすぎて暖気がはいるため、
東京では仮にもし雪だとしても途中で雨に変わるでしょう。
前線が通過して大気が不安定の沖縄では朝のうち激しい雨のおそれがありますのでご注意を。

待ち遠しい
天気の変化スピードは速く、きょうは再び「なたね梅雨」モード。
本州の南岸に前線が停滞し、その上を次々と低気圧が通過する形となります。
こうなると、東・西日本の太平洋側では「冷たい雨」のあいにくの天気となります。
ただし影響の小さい北日本では晴れ間がのぞくところもありそうです。
きのう新緑~初夏の陽気となったところも気温は急降下、
特に北東気流が流れ込む関東地方は真冬の寒さとなり
後半は平野部でも雪にかわる可能性があります。
半袖の陽気から一転して雪!とは…
寒暖の差が激しいですので、体調を崩さないようご注意ください。

一転して曇天
きょうは東・西日本は天気が回復して束の間(ほんとに束の間)の晴天となるでしょう。
気温もあがって暖かくなり、花粉も沢山飛んでしまいそうです。
ただし北海道の東部では、最初まとまった湿雪が降りますので、大雪や着雪に注意が必要です。
低気圧の置き土産(暖かい空気)が残るうえ、陽射しがたっぷりということで、
特に関東地方では気温がグングン上昇。
内陸部では夏日に迫る勢いで、新緑の頃の陽気となりそうです。
この暖かさに乗じて…ではないですが、他社に遅れること1ヶ月、
当社Webサイトでサクラ開花情報をオープンします。いまはその前線を作図しております。
きょう日中は上着要らずなのですが、もちろんまだ冬物はしまいこんではいけません。
というのも西からは早くも次の雨雲が接近、あすは再び「冷たい雨」となるからです。 。

清々しい青空
西から低気圧が接近し、雨が降るでしょう。
太平洋側と日本海側を挟みうちで進む「二つ玉低気圧」型で、
低気圧周辺では荒れ模様の天気となります。
暖気がはいる九州南部では激しい雨のおそもありますので、雨の降り方にご注意ください。
東日本は昼過ぎから夕方にかけてが降り出しのタイミングとなりそうです。
おひなさまをしまう際には湿気がよくないのですが…
それにしても相変わらず気温差が大きく、東京のきょうの最高気温は10℃、あすは21℃です。

雨雲が接近
北日本で降っている雪も次第に止んで
きょうは高気圧に覆われて晴れる所が多くなるでしょう。
また、きのう底冷えの寒さが堪えた関東地方などでも、陽射しの温もりで暖かく感じられ、
お雛様とお内裏様にとっても気持ちのよい陽気となります。
ただし、あすからはまた「菜種梅雨」の様相で低気圧が次々と通過。
傘が手放せなくなる予想ですので今日の晴れ間は貴重!!です。
洗濯物などはきょうがチャンスですが、花粉が付着いてしまうのがたまにキズです。

束の間の青空

午後の都心ビル群
高気圧と低気圧が次々と通過して、天気の移り変わりがアップテンポとなっています。
それにあわせるように気温の変化も乱高下、服装の調節も慌しくなります。
東京のここ数日の最高気温は
金19℃→土15℃→日8℃→月14℃→きょう10℃?→水14℃→木9℃→金18℃
きょうの「西高東低」とは気圧配置のことではなく、気温分布のことです。
西日本は春の暖かさが続きますが、東日本ではひんやり冬の空気に包まれるでしょう。

どんより&ひんやりの関東地方
さて、東京の雪日数や北陸の豪雪があった今シーズンの冬は、ほんとうに寒かったのでしょうか。
きのう気象庁から、12~2月の天候のまとめが発表されました。
・冬の平均気温は全国で高かったが、気温の変動が大きかった
・東日本日本海側を中心に(2006年冬以来の)大雪となった
・北日本では日照時間がかなり少なかった
やっぱり予想通りの暖冬だったのですね。
しかし、新潟の市街地が豪雪に埋もれたのは衝撃的でした。
きょうから3月ですが、日本付近は春に向けて天気は周期変化モードです。
きのうせっかく陽射しが戻ったのも束の間で、早速西から天気が崩れてきます。
西日本では午後から雨が降りだし、夜には東日本にも傘の範囲が広がるでしょう。
昨日は津波騒動のさなか、東京マラソンが行われた都心では昼前一時的に雪となり、
東京の2月の雪日数が10日という26年ぶりの記録を打ち立てましたが、
きょうは日中は気温も上がり、暖かさを感じられそうです。(ただし花粉は多め…)
西風に流されて低気圧と高気圧が次々と通過するため、
天気と気温の変化が目まぐるしい1週間となりそうです。
季節の変わり目は天気も大忙しなのですね。

まだ続く潮位変化 岩手県久慈港 (気象庁HP)
きのう沖縄で発生した震度5弱の地震で
津波警報が出たばかりでしたが、
2日連続で津波警報が出るとは思ってもみませんでした。
きのう15時34分頃に南米チリの沿岸部で発生したM8.6の巨大地震で
太平洋沿岸の各国で津波が観測されたことで、
気象庁は9時35分に東北の沿岸部に大津波警報を発表しました。

太平洋沿岸に津波警報 (気象庁HP)

予想された津波の高さ (気象庁HP)
今年は1960年(昭和35年)に国内で死者140名余を出したチリ地震津波からちょうど50年。
また、「大津波警報」が発表されたのは
奥尻島に30メートルの津波が襲った北海道南西沖地震以来17年ぶり。
沿岸部の鉄道の運休や道路の閉鎖、住民への避難勧告などが相次ぎましたが、
「備えあれば憂いなし」結局は大きな被害が出なくてよかったです。
【各検潮所の観測】
岩手県久慈港 …1m20cm (17:01)
宮城県仙台港 …1m (17:14)
北海道根室花咲 …1m (18:23)
茨城県鹿島港 …80cm (16:49)
福島県相馬港 …80cm (17:09)
宮城県石巻鮎川 …80cm (17:37)

津波による潮位変動 (岩手県久慈港)
さて天気は周期変化モード、低気圧が次々と通ります。
午前中を中心に東日本で冷たい雨やミゾレが残りましたが、
昼過ぎからは天気が回復となりました。
東京マラソンが行われた都心では昼前に雪となり、
これで東京の2月の雪日数は10日となり、26年ぶりの記録!
西日本では朝から陽射しが出てきょうも暖かさが続きますが、
東日本では陽射しの出現が遅い分、気温に上がりが鈍くなり肌寒くなりました。

近畿は朝から天気回復

不気味な雲列 (神戸方面)
けさ5時31分頃に沖縄本島近海を震源とするM6.9の地震が発生。
沖縄県糸満市で震度5弱の揺れを観測し、05時33分に津波警報を発表。
その後は06時30分に津波注意報に切替、07時00分に解除となりました。
朝方は関東・東海で強い雨となりましたが
【最大1時間降水量】
1 千葉県 鋸南 38.0mm/h (07:20) [2月の1位の値を更新]
2 静岡県 湯ケ島 36.0mm/h (06:20) [2月の1位の値を更新]
いったん雨も止んで、日中のおでかけは問題なしです。
ただ、今夜から明日にかけては、もう一段雨雲が通過するため、
スッキリとした回復とはならず、雲の多い天気となります。
南風から北風に交代し、特に東日本では暖かさがすこしだけ後退しそうです。

雲上の雲

いったん天気回復 (大阪市)
暖かさのあとには、必ずいつかはそれを中和するための空気の交換が起こります。
きょうは、その役目を果たす低気圧と前線が日本付近を通過しますので
全国的に傘の出番となりそうです。
とはいっても、雨の割には気温は高めです。
暖かい空気は水蒸気をたっぷり含んでいますので
西日本の太平洋側を中心に激しい雨のおそれがあります。
積雪の多い地域では融雪やなだれも起こりやすくなるので注意が必要です。

雨雲に覆われる
結局きのうは、全国の73地点!!で2月の日最高気温の記録を更新しました。
きょうも暖かさが続きますが、そろそろ西から低気圧が忍び寄ってきます。
低気圧と高気圧との間が窮屈になって等圧線が込み合ってくると、
南風が強まりますので、「春一番」となる所があるかもしれません。
(平均風速8m/s以上の南寄りの風が条件となります)
そして「気温が高く、南風が強い」とは花粉飛散の最悪条件です。
私も昨日からいよいよ涙と鼻水が滴るようになってしまいましたが、
きょうも覚悟が居るようです…
というわけで、この南風には、
暖かさの「追い風」と花粉の「追い討ち」という功罪があるのです。
異常な暖かさと強い南風は天気下り坂のサイン。
九州は夜から雨で、あすからは全国的に傘の出番となりそうです。
洗濯物を急ぎたくても、花粉充満で風が強いと躊躇してしまいます。
けさは鹿島灘からの流れ込んだ北東気流により、
東京湾周辺で濃い霧が立ち込めてあたりはまっ白…
羽田空港では100便以上の飛行機が欠航し、交通機関に大きな乱れがでました。

濃霧明けで霞んでいます

すじ雲(巻雲) は天気悪化の予兆
きょうも晴れて春のポカポカ陽気が続きます。
日本の東の海上に中心をもつ高気圧がどっしり構えていて、ここ数日動いていません。
(ずっと居座って天候を左右すると【ブロッキング高気圧】といわれたりします)
「西高東低」は冬型の気圧配置で寒さの象徴といえる形ですが、
その逆の「東高西低」(そんな言い方はあまりしませんが…)では、
高気圧の背中に沿って暖かい空気が吹き込むので、暖かくなるのです。
西日本ほどその傾向は顕著であり、きょうも20℃を超える所があるでしょう。
※福岡では22.9℃まであがり、2月としては観測史上3位タイの記録
全国晴れマークとはいえ、花粉症の方の鼻と目は「くもりのち雨」予報、
降水確率はきょう30%、あす60%、あさって90%、ティッシュ必携です!!
特に、福岡や関西圏では大量飛散で大雨となるおそれ…

うららかな陽気

暖かさに誘われて
きょうも高気圧に覆われて穏やかな晴天が期待できるでしょう。
北と南では雲が多めですが、この方面も次第に天気は回復傾向です。
北海道では通過した低気圧の影響ではじめ風が強く雪が残りますが、次第におさまるでしょう。
また日本の南岸も雲の通り道で、紀伊半島や九州南部では雨雲がかかるかもしれません。
日に日に気温が高まり、春の装いが一段と前進しますが、花粉となだれにはご用心となります。

穏やかな昼下がり
高気圧の中心は東の海上にうつりますが、
日本付近はまだ高気圧の圏内できょうも概ね晴れるところが多いでしょう。
しかし、北日本には低気圧が近づくため、北海道や東北北部では昼頃から雪や雨となります。
この低気圧に向かって南風が吹き込む「南高北低」型の気圧配置で、
各地で気温が上がるでしょう。今週は春の気配を満喫できる一週間となりそうです。
さて暖かくなると、待ちに待ったといわんばかりに花粉が飛び放ちますので、
対策を万全にお出かけください。
また雪の多い地方はなだれにご注意ください。

高気圧後面で雲が多め
きょうの日本列島は移動性の高気圧に覆われて
全国的に風も弱く穏やかな晴天となり「おでかけ日和」となりました。
しかし、関東は予報に反して雲が多め…
いつもの悪癖で高気圧の中心が北に偏ったためです。

フィリピン上空で

おぼつかない積乱雲
フィリピンより北側では飛行速度に相当な差がありました。(以南では大差なし)
日本付近でジェット気流が強く吹いている証拠ですね。
東京→シンガポール 7時間50分 (対地速度5~600km/h …おそっ!!)
シンガポール→東京 5時間50分 (同1,000km/h …はやっ!!)
満席便で勝手にアップグレードの淡い期待していたので、
カウンターで「ちょっとお待ちください」と電話をかけ始めたときには、
「もしや…」と思ったのですが、、
結局はフェイントで何もなくだめでした。
帰りはプレミアムY席をあてがって頂いたので助かりました。

サークルのもつ鍋会

お土産のフロマージュ なんですが...
きょうは北日本を低気圧が通過したため、北海道を中心に荒れ模様の天気に。
また北陸では降雪が強まりました。
きょうはシンガポールへ移動。
でも相変らず雲に覆われています。気温31℃、スコールはなし。
この時期のモンスーンは、日本と同じで北西方向から吹く季節風です。
通常アジアでは春から夏にかけて雨季をもたらし、日本の「梅雨」とも深く連動する
「インドモンスーン(南西季節風)」が有名なのですが、
今回お出かけしたインドネシアやシンガポールなどの東南アジア南部では
ユーラシア大陸中央部の高気圧の発達に起因する北西季節風が吹くので
日本に冬の寒さを届ける季節風と似てるような違うような。

シンガポール オーチャード通り

常宿のホテル

怪しい雰囲気のカトン地区
2月に入ってから関東地方に幾度となく雪をもたらした
「北高型+南岸低気圧」の組み合わせパターンはようやく終結します。
太平洋側では長く閉ざされた陽射しが復活となるでしょう。
かわって冬型の気圧配置で、日本海側は雪。
等圧線はさほど込み合ってませんが、強い寒気の流れ込みで
北陸から北の日本海側では局地的に雪雲が発達する所があるでしょう。
低気圧が近づく北海道は太平洋側も雪となりそうです。
で、この冬型も一過性。
日曜日頃までは寒さが続きますが、西から空気が温まってきます。
週明けは陽射しの温もりと春の気配を感じることができるでしょう。
あまりの寒さに別れを告げて、暖かいところへ…

南の楽園へ (インドネシア ビンタン島)

ハンモック

ゆりかごの夢心地
いまはモンスーンの時期で、あいにくどんより曇りがち。人も少なめ。
まぁ、日焼けで焦げ付くよりはマシかも。
きのうの雪から、きょうは30℃!! 体がついてきてるのか心配。

一面銀世界の朝
関東沖の低気圧の通過に伴い、甲信から関東南部・茨城を中心に昼前にかけて雪となりました。
水戸では最大積雪が12センチに達し、10cmを超えたのは2006年1月以来4年ぶり。
ほか河口湖では10センチ、宇都宮は2センチ、などを記録。
ちなみに東京は積雪記録は0でしたが、あたり一面が雪化粧。
2月の雪日数はこれで9日目(2日に1回は雪のペース)になり、26年ぶりの記録。
【12時までの最大予想降雪量】
■関東南部平野部・東京23区…1~3cm
■神奈川県西部~多摩地方…5cm ■茨城県・山梨県…10cm

足元がすべるー

今年はよく降りますね
お昼からは久々に陽射しが戻りました(^o^)/

ひさびさの太陽 あっという間に雪も消滅
一方別の低気圧の通過で日本海側では午後から雪が降りやすくなるでしょう。
強い寒気が流れ込み、週末にかけて厳しい寒さが続きそうです。
寒さはもう少しのガマンです。
きょうの日本列島は高気圧に覆われます。
よって「晴れ」と予報したくなるのですが、単純にそうにはいかないようです。
高気圧の中心が北に偏って張り出す「北高型」で、雲が出やすいパターンだからです。
太平洋側では一部陽射しもありますが、東京はきょうも厚い雲の下、
もうかれこれ1週間ほど光合成ができずにいます。
天気だけではありません、気温も低空飛行が続きます。
けさは放射冷却による強烈な冷え込みで北海道占冠村で-27.8℃!!
札幌では日中も冷凍庫の中で最高気温は氷点下1.2℃、
東京や横浜では5.0℃までしかあがりませんでした。
でも気圧配置パターンは晩冬の形ですので、
春は確実に、そして早目にやってきます。

来週から春!?(気象庁 異常天候早期警戒情報)
関東南部では今夜遅くからあちこちで雪が舞い、
あす朝は路面が凍結(またはうっすら積雪)する可能性がありますのでご注意ください。
これで東京の今月の雪日数は8日目です。
これだけ寒いとどこか南国のリゾートでも行きたくなりますなー。
きょうは低気圧が東の海上に去って西高東低の冬型の気圧配置に変わります。
北陸から北の日本海側は雲が多く雪が降りやすくなるでしょう。
太平洋側はスカッと晴れ、といきたいところですが、
高気圧が北に偏る「北高型」で、日中陽射しはあっても雲が取れにくい天気となるでしょう。
午後は東日本の上空を気圧の谷が通過し、また伊豆諸島付近で風がぶつかるため雨雲が発生。
東海・甲信・関東では夜になってにわか雨やにわか雪の所がありそうですので、
折り畳み傘があると安心かもしれません。
東京は木曜日朝も雪の可能性があり、今夜降れば2月の雪日数としては平年(3.6日)の倍以上…
昨年は花粉症で泣いていましたが、今年は雪の予報が大変です。
本当に春が近づいているのか疑わしいこの寒さですが、花粉症の方々には歓迎なのです。

待ち遠しい
今週中にWebサイトにアップします。
ここのところお馴染みの「南岸低気圧」の出番で、
太平洋側でも冷たい雨や雪となります。
前線の通過により、沖縄では今朝未明に激しい雨を観測しました。
【最大1時間降水量】
1 沖縄県 渡嘉敷 57.0mm/h (01:40)
2 沖縄県 安次嶺 56.0mm/h (02:20)
3 沖縄県 那覇 52.5mm/h (02:20)
西日本は次第に雨は上がってきますが、東日本は終日傘が手放せない1日です。
またもや日中は底冷えの寒さとなりますので、暖かくしてお過ごし下さい。
南岸低気圧がやってくるたびに、雨か雪か判定作業に悩まされますが、
今回は上空の気温が高いため、関東の平野部ではほとんどの地域で
「雪」ではなく「雨」となりそうです。
しかし甲信・東北地方の内陸部や山沿いは湿った雪にご注意ください。
きょうの雨や雪はいったん止んだ後、あすはまた気圧の谷が関東地方に残ります。
北東の冷たい風が流れ込み、関東南部首都圏はあす夜はまた雪の可能性が…

最近こんなんばかり
きょうは高気圧が移動性となって日本付近を通過します。
東日本は概ね好天、きのう一日雪が舞った関東地方の天気も幾分回復して
5日ぶりの陽射しも期待できそうです。気温もその分持ち直しです。
ただし高気圧の次は低気圧、早速西からは天気は下り坂です。
四国や九州では夕方から雨が降りだし、雨の範囲はあす月曜日には東日本へ移るでしょう。
最近立て続けの「南岸低気圧」パターン、内陸部を中心にまた雪の可能性があります。
きょうはバレンタインDAYです。
昨年はチョコも溶ける暖かさだったのですが、今年は各地で平年並みの気温となりそうです。
ちなみに熱戦のバンクーバーは暖かめでモーグル会場の予報は雨!!
日本勢にはコンディションを逆手にとって頑張ってほしいですね。
⇒ 結果は惜しくもメダルならず、残念ー

午後からどんより

ハートがいっぱい

ハート型のさつまいも
きょうは弱い冬型の気圧配置で日本海側で雪が降りやすい天気となるでしょう。
太平洋側は大体晴れますが、関東だけは超例外!!
弱い気圧の谷の影響で朝から晩まで小雪が降り続ける、極寒の1日。
東京の最高気温は4℃。これは夜中に出た気温でしで、日中はずっと1~2℃台!!
とても部屋から出たくない陽気でしたが、仕事で致し方なく都内へお出かけ。

小雪が降り続く

バイオクリマ研究会WG

鉄板焼きに舌鼓

スイーツも抜かりなし
あすは移動性の高気圧に覆われて東日本でも陽射しがありますが、
西日本では早速天気が崩れてきそうです。
関東南部や首都圏は殆ど雪にはなりませんでしたが、
関東北部では積雪となり、宇都宮で2cm、那須で14cmを観測しました。

昨夜21時の館野のエマグラム (米ワイオミング大HP)
河口湖では気温が氷点下なのに、ほとんど雪が積もらないという不思議な現象が起きましたが、
やはり今回は上空に南西風場の暖気層がはいったことが原因のようです。(上図の赤丸のところ)
上空が冷え冷えで低気圧や降水に伴う吸引力があれば、
2/1のように地上の気温はストンと落ちますが
今回のようにいくら地表付近が氷点下に近くても、上空が暖かいと雪にはなりにくいのですね。
さて、アメリカ東部では111年ぶりの大雪、一方あす五輪開幕の西海岸は暖冬で雪不足…
地球の大気の流れは波をうっているのでシーソーゲームは仕方ないのですが、
なかなか人間のお望み通りにはならないものです。
わたしはむかしウィスラー&ブラッコムで滑ったことがありますが、
バンクーバーは緯度的に北海道より北に位置するものの、
暖流の影響でもともと雪は重くて暖かい印象がありましたので、それほど驚きではありません。
日本付近はというと、太平洋側で雨や雪が周期的に降る南岸低気圧パターンは
順調に春に向けて季節が進行していることをあらわしています。
低気圧の北側にはいるので気温自体は低空飛行(真冬並み)のままですが。

終日雲とれず 底冷えに
春の空気と冬の空気がせめぎあって本州の南岸に前線を形成していて、
「菜種梅雨」のはしりのようになっています。
この前線上を低気圧が進んできますので、東・西日本の太平洋側も天気はぐずつき気味です。
きょう本州の南岸を進む低気圧により、
大気が不安定になる九州南部では激しい雨のおそれがあります。
⇒きょうは九州と奄美で「春一番」が観測されました。
また関東地方には北東からの冷たい空気が流れ込んで、
今夜からあす未明にかけては平野部でも雪となる可能性がありますので
今後の情報にご注意ください。
12日18時までの降雪量は、いずれも多い所で
長野県…30cm
関東北部山沿い…20~30cm
関東北部平野部・埼玉県秩父地方・山梨県東部富士五湖・神奈川県西部…8~15cm
埼玉県北部・東京都多摩地方…5cm

関東北部や甲信で積雪
今回、上空1,500m(850hPa)の気温がプラスであり、
地表付近は冷えていても、上空に気温の高い層が挟まった状態になります。
こうなると雪は積もりにくいのですが、
過冷却の水滴(凍雨)が架線などに凍り付く現象が懸念されます。
きょうは前線が本州の南岸まで下がり、再び冷たい空気のエリアにはいります。
西日本はまだ暖かさが残るところもありますが、
東日本は日中の気温が昨日より10℃以上下がりそうですので、
ジェットコースター並みの気温の乱高下で体調を崩さぬようご自愛ください。
寒気に覆われる日本海側のみならず、
北に高気圧が偏った「北高型」の気圧配置下では太平洋側の各地も天気は冴えません。
どんより雲に覆われて陽射しは少なめとなりました。

冬に逆戻りでどんより
低気圧や前線に近い西日本は午前中から雨が降りやすく、九州や四国では強い雨。
夜には東日本でも雨ぱらつくかもしれません。
きょうから本格的に東京で花粉が飛び始めました。
私の鼻センサーも同時に雨が降り始めました。
今シーズンは飛散量が昨年の4割といわれていますが、
これから4月まではティッシュ代がかさんで、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいそうです。
【関東の雪の可能性について】
あす通過する南岸低気圧により、気象庁は雪の予報を出してきました。
数値予報によると先週の2/1のケースより明らかに上空の気温が高いので
「ほんまに降るのかいな」と首を傾げたくもなりますが、どっちに転ぶのか不明なので
“可能性”という表現に格下げしておきました。

また微妙なライン
【11日12時~12日12時までの最大予想降雪量】
関東南部平野部…0~5cm
関東北部平野部…0~5cm
秩父・箱根・丹沢・山梨県…5~15cm
東京都心…0~2cm
九州南部は150ミリの大雨予想、そちらのほうが心配です。
きょうは日本海に停滞する前線が本州を南下します。
東・西日本では天気がぐずつき、北陸・近畿・九州の一部で傘の出番となりました。
北日本も気圧の谷の通過で、一部で雪となりました。
山の影となった関東地方は天気崩れは遅めで、日中は晴天が継続。
前線の南側にあたる関東から西の地域は気温が上がり、
福岡では22.7℃!!
東京でも21.0℃まで気温があがり、サクラが散った後4月下旬Gウィーク前の陽気でした。
フェーン現象も寄与した群馬県上里見の24.1℃は2月の記録を更新です。
暖かくなるのはよいのですが、雪の多い地方では
「なだれ」や「落雪」、「融雪(洪水)」などに十分にご注意ください。

暖気の不連続線 (気象庁HPアメダス 07:00)
相互に隣接する辻堂と海老名で11.3℃差!!、千葉と船橋で10.9℃差!!
移動中の人は体感的にどんな感じになるのでしょうか?

午前中は青空の関東地方
今シーズン最強の寒気は通り過ぎて、日本付近は移動性高気圧に覆われてきました。
日中は寒さも緩み、また風も収まるため、
体感的には昨日・一昨日よりは確実に暖かく感じられそうです。
サクラの休眠打破(成長促進)には大きな刺激となったことでしょう。
高気圧から吹き出す空気は暖かい分、湿気も多め。
雲が製造されやすいという副作用もあります。
西から天気は下り坂に向かい、今週は太平洋側でも落ち着かない天気となってしまいそうです。
「晴れるけど寒い」
「寒くないけど天気は悪い」
のどちらがいいでしょうか?
もちろん「晴れて暖かい」のがベターなのですが
今週は後者よりの展開になりそうです…
気温が上がると心配なのが「花粉」と「なだれ」です。

うす雲が広がる

ウメの開花
今シーズン最強の寒気の中心は東の海上に抜けて、
日本海側の大雪と暴風のピークは超えました。
きょうも北日本を中心に沿岸部の暴風と内陸部の大雪が残りますが、
次第に冬型の気圧配置が緩んでおさまってくるでしょう。
これだけの大雪が降れば、懸念されるのが「なだれ」です。
長野県のスキー場ではすでに人的被害が発生しているようですが、
これから気温が上がってきて一層起こりやすくなりますので、十分ご注意ください。
太平洋側は概ね晴れて、日中は風も穏やかでまずまずのお出かけ日和となりそうです。
あす以降は気温が上がって春めいてきそうですが、
同時にいよいよ花粉の飛散がはじまりそうです。

すっきり富士山

同僚の歓迎会

道端で見かけた相撲
北日本を中心に今シーズン最強クラスの寒気
(上空約5,000メートルで氷点下45度以下!!)が流れ込んでいます。
これほどの寒気はそうそう出現するものではありません。
北陸~東北地方の日本海側を中心に雪雲がびっしりかかり、
特に山沿いで大雪となっています。
また沿岸部では風が非常に強まりますので、暴風や高波にも警戒が必要です。
太平洋側は概ね冬晴れですが、吹き抜ける風は大変冷たく、
体感的には相当寒く感じられるかもしれません。
この冬の嵐はあす前半まで、週明けには春がやってきそうです。
なんて寒暖の変動が大きいことやら…そしていよいよ花粉が!!

寒気でモクモク
今シーズン1,2位を争う最強の寒気が居座っています。
きょうも全国的に冷え込みが厳しく、日本海側を中心に雪が続くでしょう。
今回の寒気は等圧線がさほど込み合っていない里雪型タイプで、
特に北陸地方には活発な雪雲が流れ込み、
沿岸部に近い平野部でもドカ雪となっていることが特徴です。
一昨日は雪がほとんどなかった新潟市内も積雪は81cmに達し、26年ぶりの記録的大雪。
大雪による災害には警戒してください。
このあと等圧線が込み合って「里雪型」から「山雪型」に変わります。
山沿いの降雪に加え、沿岸部は風が強まってきますので注意が必要です。
太平洋側は概ね晴れますが、朝晩の冷え込みは厳しく、日中も手袋とマフラーが手放せません。

昨日よりはポカポカ
【東京の最高気温】 きのう 6.6℃ ⇒ きょう 9.2℃ この3℃がでかい!!
きょうは「立春」
暦のうえでは春ですが、実際は名ばかりで真冬の寒さが続きます。
日本付近は強い寒気に覆われて、全国的に冷え込みが厳しくなるでしょう。
陽射しはたっぷりなのに気温はさっぱりあがらず…東京の最高気温は6.6℃!
しかし明け方の北海道の内陸部や道東の冷え込みは強烈で
北海道上川支庁占冠村では -34.4℃ まで下がりました。
北陸地方は大雪のおそれがありますのでご注意ください。

天高くうろこ雲

高層雲いろいろ
まだ健在ぶりを誇示したい冬の勢力が巻き返しの様相を見せています。
西高東低の冬型の気圧配置となり、日本海側で雪となるパターンに変わります。
北陸では平野部でも雪の量がまとまります。
また北日本の寒気の入り方は強烈で、札幌は日中でも気温が-10℃を超えませんでした。
太平洋側は概ね冬晴れですが、北風が冷たく空気は乾燥してきそうです。
暦のうえではきょう節分までが「冬」なのですが、しばらく冬らしい寒さが戻りそうです。
風がぶつかる関東地方は夕方に一時天気が崩れるかもしれません。
→埼玉県南部や千葉の北西部では数センチの積雪となったところもあるようです。

東京タワー
関東甲信に大雪をもたらした低気圧は東に抜けて、
太平洋側の天気は次第に回復に向かうでしょう。
日本海に気圧の谷が残っていて、天気の回復が遅れています。=気温上がらず、さむいまま!
かわって冬型の気圧配置に移行するため、雪の舞台は北日本の日本海側に移りそうです。
各地の最深積雪は、
山梨県河口湖…27センチ
埼玉県秩父…6センチ
群馬県前橋…3センチ
埼玉県熊谷…2センチ
東京都心・横浜…1センチ
わたしの家(横浜の内陸部)…4センチ
東京都心は一昨年2月10日以来の積雪でした。
細い路地や歩道のうえは雪が残り、
また路面が凍結して滑りやすくなっていますので、
歩行の際は足元に十分にお気をつけ下さい。
電線に巻きついた雪や木の枝からも雪が落ちてくるかもしれませんので…
頭上も侮れません。

玄関の目の前にこんもり

超キケン!!

歩道は残雪多し

逆エクレア

一面雪景色
きょうから2月。
春に向けて低気圧や高気圧が交互にやってくるようになると、
南岸を進む低気圧(南岸低気圧)により太平洋側の各地でも雨や雪が降りやすくなります。
低気圧が冷たい空気を引っ張りこむと雪になることもあります。
きょうは早速このパターンで西・東日本の太平洋側は冷たい雨となり、
関東地方は平野部でも、夜にはいって雨が雪にかわりました。

いつも判断が微妙な関東の雪
地上気温の実況が高いことを鑑みた当社予報士の見解は
【02日06時までの予想降雪量】
箱根・多摩地方~秩父地方…15cm
関東地方北部…5cm
関東地方南部平野部…5cm
東京都心…0~2cm(ウッすら雪化粧する程度)
たった1℃の違いで降雪状況が大きく変わりますので、実況の推移に注目です。
低気圧に向かって冷たい北東の風が吹き込み、また雨で上空の冷気が引きずり降ろされ、
きょう日中は9.4℃もあった東京の気温も2℃台まで急降下しました。
いつも不思議に思いますが、おったまげです。
初雪: 横浜(平年比28日遅)、千葉(同24日遅)
しかしながら、北海道で雪を満喫した翌日に関東で雪を見るとは思いませんでした。

巻雲(すじ雲)は天気悪化のサイン

今夜24時の寒気予想(850hPa)

ドーナツ出現 (気象庁HPレーダー 14:30)
雪から雨への融解層でレーダー反射強度が強くなる「ブライトバンド・エコー」です。
上記は名古屋レーダーに対応するものですが
東京レーダー(千葉県柏市)上空にも出現して、ドーナツが2個同時に製造されるかもしれません。

2個になりました (気象庁HPレーダー 15:40)
舘野で観測した鉛直プロファイル(21:00)
PRES HGHT TEMP RELH
1004.0hPa////31m/////1.2℃/////92%
1000.0hPa////60m/////1.0℃/////95%
925.0hPa///684m////-1.1℃/////94%
850.0hPa//1355m////-4.1℃/////94%
700.0hPa//2877m////-7.3℃/////97%

電線への着雪

べランダには5cm前後の雪
南岸低気圧の通過により、太平洋側でも天気がぐずつきました。
雨は夜にはいったん止みますが、
立て続けに南岸低気圧がやってきますので、今回の悪天はこれで終わりません。
西・東日本の太平洋側はぐずついた天気が続き、
東海甲信や関東地方はあす夜~火曜日あさにかけて、
冷たい雨や雪となる可能性がでてきました。今後の情報にご注意ください。
一方、北日本も別の気圧の谷が通過するため、
北海道内は日中比較的ポカポカ(それでも道東は氷点下ですが)
夜にはいって湿った雪となりました。

サホロリゾートにやってきました

大雪山系もばっちり

手に届きそうな雲

貸切のゲレンデ
きょうはまずまずの天気で穏やかな陽気となりました。
ただし、天気は周期変化モード。晴れは長持ちしません。
移動性高気圧は東に移動し、西から低気圧や前線が近づくため
あすは太平洋側でも天気が崩れるでしょう。
西日本では午前中から雨となり、
午後には東海中部や関東南部でも雨が降り出すところがあるでしょう。
夜にはいったん雨雲は抜けますが、今回の悪天はこれで終わりではありません。
月を跨いで南岸低気圧が連なってやってきますので
週明け月~火曜日も天気がぐずつき、冷たい雨や雪となる可能性があります。
一方、北日本も別の気圧の谷が通過するため、北海道でも湿った雪が降る見込みです。

白銀の十勝平野

帯広といえば「豚丼」
低気圧が通過して再び冬型の気圧配置に変わりました。
北日本を中心に冬の寒さが復活です。
太平洋側では冬晴れ。
東日本では一部大気が不安定になってにわか雨もありましたが、
西日本は文句なしの青空で陽射しがたっぷりとなりました。
強い寒気の流れ込みは北日本止まりのため、東・西日本では昨日の暖かさがやや優勢。
日中は陽だまりではそれほどの寒さは感じませんでした。

陽射しを遮る不安定な雲