
きょうも移動性高気圧の圏内で爽やかに晴れるところが多いでしょう。
きのう強い雨となった北日本も大気の状態は安定しますので、傘の心配は要らないでしょう。
陸のうえは問題ない天気なのですが、海の上は様相が違ってきます。
関東から西の太平洋側では台風14号の影響で次第に波やうねりが高まってきます。
また小笠原諸島では次第に風も強まり、あす以降は雨も加わり
荒れ模様の天気となってきますので警戒が必要です。
私の持病である「回帰性リウマチ」は最近1ヶ月周期で発症。
昨晩は右ひざ、左脚人指し指付け根関節、右手中指の第2関節の同時激痛…
で結局は一睡も出来ず。この疾患、原因不明で対処のしようが無いのです。
きょうは前線が通過して天気は回復し、
北陸や東北など一部を除いて晴れ間が広がりました。
きのうの肌寒さから一転、陽射しが暖かく感じられたところも。
しかし山の上は気圧配置どおり、北西の冷たい風がビュービュー。
さて、マリアナ諸島の近海で発生した台風14号、今後の動きが気になります。
房総をかすめた11号、八丈島の南を通った12号のように、
北上した後に東へ転向するコースが有力ですが、
タイミングが連休にさしかかることから今後の情報に注意です。
天気回復とのことで、もんじゃパワーでテレポート。
私の好きな山ナンバーONEです。100名山ではなく、200名山なんですが…
この正面の尾根(北鎌尾根)の下で、当社の環境保全グループが調査をしていました。
北西風の吹き出しで富山県側は雲がびっしり。
(夜行)日帰りでこの360度の大パノラマを堪能できのなら、
北アルプス3大急登といわれる「合戦尾根」も苦にはなりません。
(※注 実際は何回もくじけそうになります)
雷鳥さんはあいにく不在でした。
気温5℃、風速8m/s、体感は氷点下3℃!山小屋に避難です。
大型の台風12号が北上しています。
あす後半からあさってにかけて八丈島と小笠原諸島の間を通過する公算が高くなっています。
伊豆諸島南部では北東よりの風、小笠原では南西よりの風が強まるでしょう。
東~西日本では天気の大きな崩れはありませんが、
太平洋側には高波やうねりが押し寄せますので、くれぐれもご注意下さい。
下図は今朝発表の台風12号の進路予想図。ちょっとヘンだと思いませんか?
北海道の東に達してから暴風警戒域の赤円がついてますね。
温帯低気圧がしてから発達するという予想なのでしょうか。
カラダのキモチ(TBS系列 日曜07:00~)で「片頭痛予報」スタート!!
関節痛、ぜんそく、花粉症などは自分も羅患しているのですが、
片頭痛は当事者の皆様の辛さを経験したことはありません。
さて北日本の天気も回復して、全国的に晴れるところが多くなるでしょう。
大気も安定しますので、にわか雨の心配も少なくてすみそうです。
絶好のお出かけ日和となりそうですが、西日本を中心に残暑が厳しくなりますので、
運動などをされる方などは日焼けや熱中症に気をつけましょう。
またジワジワ北上を続ける台風12号のうねりが入り始めますので、
太平洋側では海のレジャーにもご注意ください。
いよいよシーズンです。きょうは『目黒さんま祭り』。
今年は例年になく大漁で、安くて、身も大振りで、脂ものってておいしいとのこと。
先週の私の献立は、サンマ、ウナギ、サンマ、ウナギ、サンマ、ウナギ…
きょうも高気圧の中心は北日本にあって、スッキリ晴れるのはこのエリアのみ。
そのほかの地域は湿った空気に覆われて、雲の多い天気となりそうです。
東・西日本の太平洋側では局地的に激しい雨となっていますが、
きょうは上空に寒気も流れ込んでくるため、昨日より広い範囲で大気が不安定になります。
各地で天気が変わりやすくなるので、急なにわか雨にはご注意下さい。
六本木グルメ満喫企画、西麻布にあるおいしい天ぷら屋さん。
『天ぷら 魚新』
接待におススメの雰囲気です。
きょうは高気圧に覆われてよく晴れるでしょう。
北日本はすっきりと秋晴れ、西日本は夏晴れとなり、引き続き残暑が厳しくなりそうです。
唯一例外が関東地方、高気圧の中心が北に偏る「北高型」の気圧配置の時は、
海から湿った涼しい空気が流れ込むため、どんより雲が多くなり気温も下がります。
台風をはさんで気温が乱高下して体調維持が大変ですが、
新型インフルエンザなどに気をつけましょう。
↑ 熊本県熊本市の最高気温 35.8℃
→東京都心部の正午の気温 22.7℃
↓ 北海道朱鞠内の最低気温 2.5℃
南北に長ーい日本列島、津々浦々です。
沖縄も大気が不安定で激しい雷雨に注意です。
台風11号は三陸沖を北北東に進んでいます。
強い雨の範囲は北海道の太平洋側に移動しましたが、
北~東日本の太平洋側では引き続き高波に注意が必要です。
ちなみにきょうは「二百十日」、立春から数えて210日目の日。
台風が最も来襲しやすい日とされています。
きょうから9月に入りますが、西日本を中心に残暑が続きそうです。
そしてきょうは「防災の日」。
最近頻発の地震とまだまだシーズン真っ只中の台風への備えを見直す機会です。
あすは北高型の気圧配置、湿った東寄りの風が流れ込んで
東日本ではどんより雲に覆われて天気は下り坂に向かうでしょう。
天気図上には描かれませんが、隠れ前線が本州の南岸に横たわるような感じで、
数日間は秋雨の走りのような天気となりそうです。
これらの影響が少ない西日本は夏晴れ、北日本は秋晴れとなるでしょう。
真ん中の東日本だけ、夏と秋の狭間で雲が多くなり、気温のあがり方鈍くなりそうです。
気象庁は今年の梅雨入り・明けの日の確定値を発表しましたが、
梅雨明け宣言をしなかった東北地方に加えて、
8月4日に宣言した中国、北陸地方についても梅雨明けを「特定しない」と修正したそうです。
台風11号は伊豆諸島を暴風域に巻き込みながら、やや速度を落として北上していましたが、
三宅島付近で上空の風にのって東に転向し、房総半島の沖合いを進みました。
もともと台風は燃料補給が絶たれる陸を嫌がる性格なので、
よほど強い意志がないと突進してきづらいのですが、今回も上陸は避けられました。
【最大瞬間風速】
1 東京都 八丈島* 42.7m/s 北東 (04:24)
2 東京都 三宅坪田 39.1m/s 北 (09:58)
3 東京都 八重見ヶ原 38.1m/s 北東 (04:29)
関東南部・首都圏でも、日中は雨風が強まって、
少しでも出歩こうものなら服がグッショリ状態でした。。
さて、きょうは北よりの強風で肌寒くなった関東地方ですが、
風向が変わってフェーン現象が起こるあすは気温が急上昇となりそうです。
前日比15℃近いアップ!!体調を壊さないよう気をつけましょう。
台風11号は八丈島の南東海上を西北西に進んでいます。
あす朝には伊豆諸島に接近、その後は関東地方の沖をかすめて北上するおそれがあります。
大雨や暴風、高波に警戒が必要です。
【大雨情報】あす夕方までの24時間雨量 関東地方で300ミリ
この台風、大きさ・勢力ともにコンパクトですが、
暴風域を伴って最盛時に接近するということで急に強い風となり、
コース取りにもよりますが、今回は平野部にも台風を取り巻く強い雨雲がかかる恐れがあり
まったくもって雨や風に油断は出来ません。
すでに関東地方では北東の風が強まってきており、
特に今夜からは雨も強まってきて荒れ模様になります。
選挙の投票はお早めに済ませたほうがよろしいようです。
ちなみに雨だと家から出たくなくなり、晴れると行楽に向かってしまうので、
投票行動に向くには曇り程度がちょうどよいとか(?)
東海から西の各地と北日本では晴れて、まずまずのおでかけ日よりとなりそうです。
日本列島を通過した前線を境に夏と秋が分断し、日本海側では秋の涼しい空気、
関東・東海~九州にかけての太平洋側では
夏の蒸し暑い空気に覆われて猛暑となっています。
これらの地域では大気が不安定で、今夜も局地的な激しい雷雨にご注意ください。
台風11号は太平洋高気圧の縁辺流に流されるままスルッスルッと足早に北上し、
月曜日には伊豆諸島または関東地方に接近する可能性がありますので、
最新の情報にご注意ください。
台風の功罪なのか、あすは早くも東の風が吹き付けて、
きょうは猛暑の関東地方もあすは天気が崩れグッと涼しい選挙日になりそうです。
さすが温泉のデパート。ぜーんぶ硫黄泉で、しかも源泉かけ流し。
別名「うなぎの湯」といわれるほどお肌ツルツルで特に女性にはオススメです。
しかしちょっと欲張ってはしごし過ぎたため、疲れてしまいました。。
低気圧が北日本へ進み、そこからのびる前線が日本海側からゆっくり南下しました。
前線に向かっては南から湿った空気が流れ込み大気が不安定になったため、
大分県や東北北部では激しい雨を観測しました。
【最大1時間降水量】
1 大分県 蒲江 75.0mm/h (18:20)
2 長崎県 有川 61.0mm/h (10:00)
3 宮崎県 古江 59.0mm/h (19:00)
東日本~西日本の太平洋側では真夏の蒸し暑さが戻り、
また雨雲も沸きやすくなるため、
土曜日は内陸部を中心に局地的な激しい雷雨にはご注意ください。
さて、けさ9時に誕生した熱帯低気圧(台風の卵)が、
たった12時間後の21時にはあっという間に卵から孵って台風11号になりました。
よほど卵を暖める(=海水面)温度が高いのでしょう。
この台風11号ですが、父島の南東海上から
日本の東海上にある太平洋高気圧の縁をまわって北上して、
週明けに影響する可能性があるので、今後の情報にご注意ください。
国民の5人に1人が羅患すると驚愕の試算予測が発表された
インフルエンザにも気をつけましょう。
秋の空気を運んだ移動性の高気圧は東の海上に移動し、
かわって日本海に低気圧が進んできます。
この低気圧に向かって吹き込む南風は湿った蒸し暑い空気ですので、
週末にかけては再び夏の蒸し暑さが復活となりそうです。
きょうはまだ天気が持ちこたえそうですが、
あすは前線の南下に伴って、日本海側から天気が崩れてきそうです。
夏と秋の一進一退の攻防が続きますが、
今夏の天候不順の反動か…9月は残暑が厳しくなりそうです。
昨年の8月27日に開店した「Daily SKY Sketch」は
365日無休営業で空の表情をお伝えしてきましたが、
きょうでめでたく1周年を迎えました!!パチパチ~
そこできょうは年末の販促ノベルティーとして出荷予定の
「2010お天気予報卓上カレンダー」の挿絵としてノミネートされた作品を紹介します。
で、ベストOF1周年は…
富士山と同じ高さにある黒い帯が、大気の汚れ具合を象徴しています。
大陸から移動性の高気圧が進んできて、日本付近は秋の乾いた空気に覆われます。
日中はまだ夏の陽射しが降り注いで西日本を中心に暑さを感じますが、
朝晩はしのぎやすくなるでしょう。
きのうは関東や北海道などで、空気の交換作業に手こずって局地雷雨となった所もありますが、
きょうは東海甲信の内陸の一部に狭まりそうです。
クールダウンのおかげで昨晩はひさしぶりにエアコンなしで快眠できました。
今朝起きた「緊急地震速報」の誤報騒ぎですが、
気象庁の説明によれば、千葉県の地震計から異常な振幅のデータが発せられて
震度を高く見積もったため、とのことです。
誤報続きだと「おおかみ少年」になってしまいますが、逆よりはマシですかね。
それよりも(昨夜のように)雨が止んでから発表される「大雨警報」のタイミングこそ
何とかならないものか…と思います。
大陸から秋の乾いた空気をもった移動性の高気圧が進んできて、日本列島を覆います。
朝晩は多少雲が出やすいですが、日中はまずまず晴れるところが多いでしょう。
ただし東日本や北日本は大気が不安定のため、局地的なにわか雨にご注意下さい。
昼間は夏の陽射しが降り注いで暑くなり蝉もミーンミーン鳴き急ぎますが、
比較的カラっとした暑さでなので人間は鳴かずに済みそうです。
朝晩は内陸を中心に気温が下がって涼しく感じられるでしょう。
夏晴れから秋晴れへ、天気は1週間早めの政権交代です。
上空は秋、地上は夏のまま、えいやーッ!!と上下方向に空気の強制入れ替え作業。
で、懸念された雷雲が…
気温が一気に7℃下降しました♪
きょうは日本海に低気圧が進んできて、北日本に近づきます。
北海道や東北北部では次第に雨の範囲が拡大するでしょう。
この低気圧や前線に向かって南風が吹き込むため、
ここ数日しのぎ易い陽気であった東日本でも蒸し暑さが復活となりそうです。
きのう鉄砲水の被害が発生した沖縄では、
きょうも大気が不安定で局地的なにわか雨が発生しやすい状況が続きそうです。
『玉ひで』 ぜひランチでご賞味を!! (日比谷線人形町駅そば)
北のオホーツク高気圧の中心がすこし東に移動し、
北日本には湿った空気が流れ込みやすくなって天気が崩れるでしょう。
太陽も雲に隠されて気温も上がらず、
東北や北海道は涼しいを通り越して肌寒い陽気となりそうです。
日中は9月下旬~10月はじめ頃の気温で、早くも長袖の出番です。
きのう気象庁より低温に関する異常天候早期警戒情報が発表されました。
北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国地方では、
8月23日(日)頃からの1週間は、気温が平年よりかなり低くなる確率が30%以上と予想される、
というもので、主に北高型気圧配置の継続と24日頃から流れ込む寒気の影響と考えられます。
今夏は太平洋高気圧が張り出しが弱く、
すでに北日本を中心に気温が低い傾向で推移しています(下図)が、
引き続き農作物の管理等には十分な注意が必要です。
また体調を崩さないように気をつけましょう!!
一方西日本も湿った空気が流れ込みますが、
こちらは南海上からの蒸し暑い空気ということで、
きょうも夏の陽射しが照り付けて残暑が続きそうです。
台風10号は日本のはるか東の海上を北上していく可能性が高いようです。
きょう午後2時頃、那覇市樋川のガーブ川で鉄砲水が発生し、
川で作業をしていた男性6人が流された。というニュースがありました。
最寄のアメダス地点である那覇(=那覇市天久:現場の北約3km)では
14時3.5mm/h、15時1.5mm/hの雨しか観測されていませんが、
たった数キロしか離れていない安次嶺(アシミネ:那覇空港:現場の西約3km)では、
13時までの1時間に36.0mm/h、14時までは22.5mm/hの激しい雨が観測されていました。
現場周辺では激しいにわか雨がきわめて局地的に降ったと見られます。
(沖縄地方気象台は13:07に大雨・洪水・雷注意報を発表していました)
昨年8月5日東京都豊島区雑司が谷の下水道工事現場で起きた、
局地豪雨による鉄砲水災害と状況がきわめて酷似しています。
今日も北からの高気圧に覆われて概ね晴れるところが多いでしょう。
夏の太平洋高気圧はいったいどこでサボっているのやら。
というわけで日中はジリジリ夏の陽射しが照りつけて暑くなりますが、
朝晩は秋の気配を感じられそうです。
夕立ちはあったとしても内陸部が中心です。
東日本はカラッと、西にいくほどジメっと、湿度は「西高東低」で
「西夏東秋」
です。
北日本を中心とした低温はもとより
今夏は東京の猛暑日がありません。
ビールやアイス、冷やし中華の売れ行きはどんなものなのでしょうか。
私個人的には、暑さなき故【食欲が全く減退しない夏】で、ちょっと過食気味です。
***************************************
17日09時06分頃、石垣島近海で起きた強い地震(M6.8)に伴って、
同09時10分に宮古島・八重山地方に津波注意報が発表されましたが、
同10時00分に解除されました。
きょうは西日本の一部を除いて高気圧に覆われてスッキリ晴れました。
陽射しは強烈で群馬県館林では35.4℃の猛暑日。
Uターンラッシュですが、放置した車中のハンドルは熱せられて握れず。
ただし日本付近を覆う高気圧は北に中心を持つため、
東日本では湿度が低めでどちらかというと比較的カラッとした暑さ。
朝晩を中心にしのぎやすい陽気で、夕涼みできそうです。
ただし、西日本をを覆う空気はやや湿っているため大気が不安定になり、
高知県などでは局地的に激しい雨を観測しました。
この状況はあす以降もしばらく続きそうです。
きょうは高気圧に覆われて、東日本を中心にスカッと晴れました。
この高気圧は本来この時期働き盛りである夏の高気圧よりは
秋の高気圧に性質が近く、湿度が低めでカラッとした暑さになります。
暑いのは困りモノですが、やはり今シーズンはちょっと暑さに迫力を欠く夏です。
ちなみに東京の最小湿度は39%、7月20日以来のほぼ1ヶ月ぶりの低さ。
朝晩は秋の気配を感じそうです。
九州には低気圧が近づき、発達した雨雲かかって
未明には局地的に激しい雨となりました。
【最大1時間降水量】
1 福岡県 朝倉 74.0mm/h (03:40) [観測史上1位の値を更新]
2 長崎県 五家原岳 62.0mm/h (04:10)
3 長崎県 大村 58.0mm/h (03:50) [8月の1位の値を更新]
このあとも西日本では雲の多い天気となりました。
先日の台風8号が直撃した台湾では、
死者・行方不明者が500人にも達するというニュースがありました。
きょうは元台風8号であった低気圧が日本海に進み、
そこからのびる前線が日本列島を通過するでしょう。
日本海側や北日本を中心に雨となり、大気が不安定となるため雷雨となるところもあるでしょう。
さて今朝また伊豆諸島で強い地震があり、八丈島で震度5弱の強い揺れを観測しました。
9日、11日、13日と1日おきに強い地震が発生し、いずれも相関は低いのですが、
活動期に入っている兆候なのかもしれません。
そういう意味では、来るべき東海大地震のポテンシャルも…と嫌な予感。
私は4年前に発生した「福岡県西方沖地震」で初めて震度6クラスの揺れを体験したのですが、
(自宅は小棚や本が吹っ飛んで、トイレが逆流して水浸しの被害)
大地震の後は神経が過敏になって、少しの揺れでも直ぐに反応してしまうのです。
けさ5時7分頃、静岡県で震度6弱の強い地震がありました。
台風9号は予想よりも南のコースを辿り、想定よりも雨量は少なくて済むと思い
スヤスヤ寝ていましたが、ただならぬ揺れにすぐに目を覚ましました。
まず緊急地震速報で静岡の地名を見たとき、
ついに「東海大地震」か…と一瞬思いました。
よりによって偶然にも台風最接近の静岡を襲った強い地震ということで、
稀に見る複合災害として、激しい雨による土砂災害も懸念されました。
実は2日前(8月9日19:56)にも東海道南方沖を震源とするM6.9の地震があって、
(場所や深さが違うので今回の地震と直接の関係は無いと思われる)
そろそろ活動期に入ってきたのかな…と思っていた矢先なので心配しました。
なお気象庁での判定会議の結論を踏まえ、
携帯電話向けに以下の地震解説を付しました。
★★★★★★
11日05時07分頃駿河湾を震源とする地震が発生し、
静岡県で震度6弱の大きな揺れを観測しました。
今回の地震は沈み込むフィリピン海プレート内部で発生した「横ずれ型」と見られますが、
一方、従来より懸念されている『東海地震』はフィリピン海プレートが
ユーラシアプレートの下に潜り込むプレート境界で発生する「逆断層型」の地震で、
今回よりも規模(マグニチュード)が大きく、深さが浅いところで発生するため、
より広範囲でさらに強い揺れとなり、大きな津波が発生すると想定されています。
以上のように、今回の地震は、
従来より想定される東海地震とはメカニズム、規模ともに異なるため、
結びつくものではないと考えられます。
当初は今回の地震が東海地震の想定震源域付近で発生したことから、
気象庁では東海地震との関連性について検討されましたが、
地殻変動の観測データの調査結果から、両者の連動性は見られないという判定がなされ、
11日11時10分に「東海地震観測情報」として気象庁より発表されました。
★★★★★★
台風9号は伊豆諸島を通過ののち、東の海上に離れていきました。
今回はいきなり日本近海で発生したもので、
当初気象庁の数値予報では表現されないものでしたが、
今シーズンは台風発生ペースが少なく、海水が掻き混ぜられずに暖まっているので
今後も日本近海の発生又は大型化・勢力の強化を懸念しなくてはなりません。
昨夜発生した台風9号が紀伊半島に急接近します。
コンパクトな形ですので風は近づいた際に急に強まりますが
雨はその前からどっさり降っています。
けさ未明の豪雨で兵庫・岡山では大きな人的被害が発生、
特に兵庫県佐用町では濁流が町を襲い劇甚的な人的被害が出てしまいました。
しかも今回は避難途中で流されたとの情報から、
「すぐに避難を…」という防災体制のあり方が問われそうです。
太平洋側の南東斜面に限らず、あちこちで激しい雨となりそうで、更なる災害が懸念されます。
太平洋側の南東斜面を超えての内陸部を含めた前駆的大雨は
天気図上には描かれていない「隠れ秋雨前線」によるもので、
地形以外の強制上昇を含む因子があることを示唆しています。
(ちなみに台風が右にハンドルをきるのも、
気団の違う高気圧のブロックに阻まれるからです。)
この場合、積乱雲が停滞すれば、どこでも災害のポテンシャルが発生します。
【1時間最大降水量】
1 徳島県 木頭 100.0mm/h (06:50) [観測史上1位の値を更新]
2 高知県 船戸 95.0mm/h (03:10) [観測史上1位の値を更新]
3 徳島県 徳島* 89.5mm/h (08:30) [観測史上1位の値を更新]
【24時間最大雨量】
1 徳島県 木頭 678.0mm (08:00)
2 徳島県 旭丸 591.0mm (08:50)
3 徳島県 福原旭 500.5mm (08:50)
00時兵庫県で記録的短時間大雨
神河町付近で約100ミリ
00時30分兵庫県で記録的短時間大雨
朝来市付近で約100ミリ
05時徳島県で記録的短時間大雨
阿波市付近で約100ミリ
06時30分徳島県で記録的短時間大雨
神山町付近で約110ミリ
07時徳島県で記録的短時間大雨
吉野川市付近で約100ミリ
美馬市付近で約100ミリ
07時30分徳島県で記録的短時間大雨
阿波市付近で約100ミリ
08時徳島県で記録的短時間大雨
徳島市付近で約100ミリ
小松島市付近で約100ミリ
佐那河内村付近で約100ミリ
石井町付近で約100ミリ
08時30分徳島県で記録的短時間大雨
北島町付近で約110ミリ
気象庁は、東北地方については梅雨明けを発表しないことを明らかにしました。
悪天候続きで目処が立たず、立秋を過ぎてしまい発表時機を逸したためだそうで。
東北で梅雨明けの発表がないのは2003年以来6年ぶり。
台風8号は台湾海峡でノロノロ運転のため、先島諸島で強風、高波の影響が長引いていますが、
台湾では40名ほどの死者行方不明者が出ているうえ、
川沿いのホテルも倒壊とのことで過去50年で最悪の被害と報じられています。
一方、それとは別にきのう日本の南で発生した熱帯低気圧がまもなく台風9号に変わって、
台風8号と太平洋高気圧の間をスルスルッと北上する可能性が出てきました。
※21時に台風9号になりました
この9号は8号と違ってコンパクトなため、直接本体による影響というよりは、
水蒸気ポンプの役目によって広範囲で懸念される大雨に警戒が必要です。
接近に先立って徳島県や高知県で災害級の大雨となっていますが、
あすにかけては東海~近畿地方も激しい雨に警戒が必要です。
三重県や和歌山県では、あす夕方までに24時間500ミリの予想、
ということで携帯サイトにも念のため特別注意喚起のページを発行しておきました。
【24時間最大降水量】
1 徳島県 旭丸 394.0mm (23:20)
2 徳島県 福原旭 356.0mm (23:20)
3 奈良県 日出岳 341.5mm (23:30)
【1時間最大降水量】
1 兵庫県 佐用 87.5mm/h (21:20) [観測史上1位の値を更新]
2 兵庫県 一宮 72.5mm/h (23:30) [8月の1位の値を更新]
3 徳島県 海陽 70.5mm/h (14:20)
また関東地方はきょうも大気が不安定。
2日連続でピンポイントのにわか雨に降られてしまいました…
17時30分埼玉県で記録的短時間大雨
川口市付近で約100ミリ
東京都北区の雨量計も1時間100ミリ(17:20) 浸水被害も多数
北アルプスに2週間こもって調査の遠征に出かける同僚に
「高気圧がパワーアップするから、少しは安定した夏空…」と言ってしまった(反省)のですが
昨日の長野県豪雨はもとより、それこそ雲行きが怪しい事態に。
台風8号は、大型で強い勢力を維持したまま、
先島諸島→八重山地方を通過し台湾へ向かいます。
先島諸島は次第に暴風域から脱しつつありますが、吹き返しの強い風と高波に警戒が必要です。
【最大瞬間風速】
1 沖縄県 与那国島* 40.7m/s 北北東 (06:01)
台風から遠くはなれた東日本~西日本も、湿った空気の流れ込みにより大気が不安定で、
内陸部を中心に雨雲が沸きやすいので、激しいにわか雨や雷雨に注意が必要です。
あわせて大変蒸し暑い状態も続きそうです。
さて、きょうは暦のうえでは秋となる「立秋」ですが、西日本では猛烈な暑さとなり、
長崎県口之津では38.8℃を記録しました。
1 長崎県 口之津 38.8℃ (15:03) [観測史上1位の値を更新]
2 熊本県 岱明 37.9℃ (14:13) [8月の1位の値を更新]
3 佐賀県 佐賀* 37.8℃ (13:43)
一方で東日本の内陸部では激しい雷雨となっているところがあります。
帰省の際は、暑さと雨に十分お気をつけ下さい。
17時埼玉県で記録的短時間大雨
飯能市付近で約110ミリ
【最大1時間降水量】
1 茨城県 笠間 81.5mm/h (17:30) [観測史上1位の値を更新]
2 茨城県 下館 72.5mm/h (18:20)
3 群馬県 上里見 65.0mm/h (00:10)
台風8号は沖縄の南東海上で勢力を拡大しつつあり、
週末には沖縄に接近する可能性があります。
先立って台風を取り巻く一番外側の雨雲(アウターバンド/先駆降雨帯)が太平洋側にかかって、
西日本を中心にザッと激しいにわか雨の降るところがありそうです。
また太平洋沿岸では次第に波やうねりが高まりますので、海のレジャーは十分にご注意下さい。
一方、これに呼応する形で太平洋高気圧も週末にかけて次第に勢力を増し、
東日本では雨雲が発生しにくい安定した晴天となるでしょう。
台風と高気圧は、お互いを避ける同士で単に仲が悪いように見えますが、
実は表裏一体の関係もあります。
台風で吸い上げられた上昇気流が、周辺部に下降気流となって沈降するため
高気圧を強化するという考え方です。
この説には賛否両論あるのですが、いずれにせよ今回高気圧に追いやられる8号の進路は
結果的に太平洋高気圧をグイグイ西に引っ張って夏を盛り上げる効果があるかもしれません。
エルニーニョに起因して(?)いまいちパンチ不足であった太平洋高気圧ですが
ようやくパワーアップの兆しで、きのうの東海・近畿地方に加えて、
きょうは九州北部、中国、北陸地方など日本海側の各地で梅雨明けが発表されました。
7日立秋の梅雨明けタイムリミットまであと残すところ僅かでした。
これで残すは東北地方のみとなります。
今朝日本の南に発生した台風8号もこの勢いに押されて西になびく予想ですが、
沖縄方面は影響が懸念されますので、今後の情報にご注意下さい。
きょうは東海甲信~近畿で猛暑日。
1 岐阜県 多治見 36.3℃ (14:20)
2 岐阜県 八幡 36.1℃ (12:35)
3 山梨県 切石 35.7℃ (14:37)
各地に強い雨を降らせた気圧の谷や上空の寒気はいったん東に遠ざかって、
きょうは東~西日本を中心に晴れて夏空が広がりました。
そして、ようやく近畿・東海地方で梅雨明けが発表されました。
ちなみに観測史上、もっとも遅い記録でございます。
ほんとはこの先も安定した夏空というにはちょっと頼りない状況なのですが、
太平洋高気圧がようやくパワーアップの兆し、ということでの発表なのでしょう。
しかし早速ながら、次の寒気が近づく九州はにわか雨や雷雨。
湿った空気が流れ込む東日本の太平洋側もあすは傘マーク。
あと、南海上の熱帯低気圧。あす台風になるかもしれませんが、この動向にも注目です。
私はきょうも雲上の人。
梅雨明けを記念して、北アルプス立山連峰に。
(ちなみに立山と剣岳は大学3年の時に初登頂しました)
残念ながら今回は雷鳥さんには出会えませんでした。
