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Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

高気圧の中心は東の海上に移動し、かわって西からは気圧の谷が近づいてくるため、
天気は下り坂に向かうでしょう。
雨雲は次第に厚さを増して、九州北部など早い所では今夜から雨が降り出しそうです。
そしてあすは日本海側を中心に傘の出番となりそうです。
お出かけやお洗濯はきょうのうちがおススメです。

太陽が遮られる分だけ気温にあがり方がにぶく、東日本では涼しいくらいに感じそうです。
一方で、湿った空気が流れ込む西日本は蒸し暑くなります。

雲を隔てる南アルプス

雲を隔てる南アルプス

波状雲列

波状雲列

初体験の水陸両用飛行機

初体験の水陸両用飛行機

辿りついた場所

辿りついた場所

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各地で絶好のお出かけ日和となり、秋の一日を満喫できそうです。
日中は過ごしやすい陽気ですが、北日本や本州内陸部を中心に朝晩かなり冷え込みますので、
体調を崩さないように気をつけましょう。
また、海上は太平洋側を中心に高波やうねりが残りますので、海のレジャーは十分ご注意下さい。

秋は周期変化の季節、西日本ではあす天気は下り坂となりそうです。

夜明けの空

夜明けの空

早朝シフトで眠いですが、キリリ目が覚める空気の朝です。
写真は関東沖を進む台風14号の最外縁部の雲です。

都内でお神輿(!?)

都内でお神輿(!?)

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きょうも高気圧の圏内で穏やかに晴れるところが多いでしょう。
連休中も各地お出かけ日和となり、秋を満喫できそうです。

北日本や本州内陸部では朝晩かなり冷え込みますので、風邪をひかないよう気をつけましょう。
また、海上は太平洋側を中心に波やうねりが高いので、海のレジャーは十分ご注意下さい。

小笠原諸島ではきょう日中台風の暴風域に入り大荒れの天気、
海上は猛烈なシケとなりますので厳重な警戒が必要です。

【最大瞬間風速】
東京都 父島* 42.9m/s 南 (14:56)

道端の秋 (ハナトラノオ群生)

道端の秋 (ハナトラノオ群生)

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きょうも高気圧の圏内で穏やかに晴れるところが多いでしょう。
台風14号の北側に横たわる前線の影響で、
関東地方では後半雲が広がり沿岸部で雨がぱらつく可能性もありますが、
天気の崩れは小さいでしょう。連休中も各地お出かけ日和が期待できそうです。

しかし、海上は太平洋側を中心に波やうねりが高まってきます。
また台風が近づく小笠原諸島では次第に雨や風が強まり、
海上は猛烈なシケとなってきますので厳重な警戒が必要です。

台風が東側を通るコースの場合、
北から涼しい空気を引き寄せる形になるので秋を深めます。

秋らしいキャンバス

秋らしいキャンバス

ミーティング

ミーティング

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きょうも移動性高気圧の圏内で爽やかに晴れるところが多いでしょう。
きのう強い雨となった北日本も大気の状態は安定しますので、傘の心配は要らないでしょう。

陸のうえは問題ない天気なのですが、海の上は様相が違ってきます。
関東から西の太平洋側では台風14号の影響で次第に波やうねりが高まってきます。
また小笠原諸島では次第に風も強まり、あす以降は雨も加わり
荒れ模様の天気となってきますので警戒が必要です。

私の持病である「回帰性リウマチ」は最近1ヶ月周期で発症。
昨晩は右ひざ、左脚人指し指付け根関節、右手中指の第2関節の同時激痛…
で結局は一睡も出来ず。この疾患、原因不明で対処のしようが無いのです。

リニューアル工事中

リニューアル工事中

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気圧の谷は東の海上に抜け、西から移動性の高気圧が進んできて、
全国的に秋晴れが戻り爽やかな陽気となりました。
一方北日本では寒気の影響で大気が不安定、所々でにわか雨や雷雨となりました。

台風14号は今シーズン最強の勢力へ発達、
(中心気圧915hPa、最大瞬間風速70m/s)
小笠原近海では次第に波が高まってきます。

爽やかな青空

爽やかな青空

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きょうの日本付近は弱い気圧の谷に入ります。
日中いっぱい雨がぱらつくところもあるので、おでかけには傘があると安心です。
そして気温の上がり方も控えめとなりそうです。

台風14号はあっという間に非常に強い勢力へ発達、
(そもそもマリアナ育ちの台風は過去にも強者が多い)
小笠原近海では次第に波が高まってきますのでご注意ください。

気になる進路については
「北緯25度付近で東寄りに転向し、小笠原の北西海上を通過」
という確度が高まってきました。

連休中の天気は幾らか安泰の方へ向かいそうです。

カモ優先

カモ優先

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きょうは移動性の高気圧に覆われて、穏やかな天気となります。
が、高気圧は足早に東の海上に中心を移すため、
早くも午後から雲が厚みを増してくるでしょう。

このような天気の周期変化は完全に秋そのものです。
日本付近には天気(高気圧と低気圧)を流す西風が強く流れていることになります。

仮に台風が北上して近づくと、この風にブロックされて東に曲がるというわけです。
太平洋高気圧の壁と上空の強い西風、この位置関係で台風の進路が決定します。
とにかく連休に来てもらっては、困ります。。

どこまで北上するかが鍵

どこまで北上するかが鍵

穏やかに秋晴れ

穏やかに秋晴れ

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きょうは前線が通過して天気は回復し、
北陸や東北など一部を除いて晴れ間が広がりました。
きのうの肌寒さから一転、陽射しが暖かく感じられたところも。
しかし山の上は気圧配置どおり、北西の冷たい風がビュービュー。

さて、マリアナ諸島の近海で発生した台風14号、今後の動きが気になります。
房総をかすめた11号、八丈島の南を通った12号のように、
北上した後に東へ転向するコースが有力ですが、
タイミングが連休にさしかかることから今後の情報に注意です。

天気回復とのことで、もんじゃパワーでテレポート。

雲上の北アルプスへようこそ

雲上の北アルプスへようこそ

燕(つばくろ)岳 白く輝くかっこいい山です

燕(つばくろ)岳 白く輝くかっこいい山です

私の好きな山ナンバーONEです。100名山ではなく、200名山なんですが…

花崗岩質の美しい山肌

花崗岩質の美しい山肌

後ろを向けば槍ヶ岳(3,180m)

後ろを向けば槍ヶ岳(3,180m)

この正面の尾根(北鎌尾根)の下で、当社の環境保全グループが調査をしていました。

西を向けば裏銀座 野口五郎岳(2,924m)

西を向けば裏銀座 野口五郎岳(2,924m)

北西風の吹き出しで富山県側は雲がびっしり。

東を向けば安曇野の町と 背後に八ヶ岳連峰

東を向けば安曇野の町と 背後に八ヶ岳連峰

(夜行)日帰りでこの360度の大パノラマを堪能できのなら、
北アルプス3大急登といわれる「合戦尾根」も苦にはなりません。
(※注 実際は何回もくじけそうになります)

ハイマツのカラを集めるホシガラス

ハイマツのカラを集めるホシガラス

雷鳥さんはあいにく不在でした。

気温5℃、風速8m/s、体感は氷点下3℃!山小屋に避難です。

燕山荘 きれいな小屋です

燕山荘 きれいな小屋です

登山口にある秘湯 中房温泉も人気の秘密

登山口にある秘湯 中房温泉も人気の秘密

下山後に山並みを振り返ると...

下山後に山並みを振り返ると...

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きょうは西から気圧の谷が近づいて全国的に傘の出番。
特に西日本では久しぶりのお湿りになりました。
意外にも(今夏大雨の被害を出した地域以外の)西日本はカラカラ状態でした。

東海甲信地方などで強い雨、関東南部も夜に強い雨。東京で20:10までの1時間28.5ミリ。
気温も上がらず、半袖ではすこしひんやり。
こういうときは屋内でおいしいもの食べてヒートアップ。

サークルのもんじゃ焼祭り

サークルのもんじゃ焼祭り

堤防(?)の築き方がポイント

堤防(?)の築き方がポイント

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きょうは北陸から北の日本海側で降っていた雨の範囲も次第にせまくなって
全国的におだやかに晴れたところが多くなりました。

ただ昨日に比べると湿度が若干高いのか、すこしムシっとします。
高気圧の後ろ側=西から近づく低気圧に吹き込む湿った南風は
天気が下り坂に向かう予兆なのです。

本来はスカッと青い空もなんとなく白みがかった感じになります。
肌で感じる湿気と目で見る空の色で天気を占ってみては?

天気下り坂で最初に現れる巻雲

天気下り坂で最初に現れる巻雲

夕陽とのコラボ

夕陽とのコラボ

下層にぷかぷか浮かぶ灰色の積雲が、湿り気の上昇を示唆します。

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きょうも大陸から移動してきた高気圧に覆われて、
東~西日本ではさわやかに晴れるところが多いでしょう。
北陸から北の日本海側では、寒気の流れ込みの影響で大気が不安定なため、
きょうも強い雨やカミナリが起こりやすいですのでご注意下さい。

日中は陽射しがたっぷりなのですが、朝晩は内陸部を中心に放射冷却で冷え込みますので、
風邪をひかないように気をつけましょう。

さわやかな青空

さわやかな青空

にぎやかな秋空

にぎやかな秋空

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台風12号は次第に日本から離れてます。
かわって天気図を見ると東に低気圧、西には大陸の高気圧という
「西高東低」の冬型の気圧配置になります。

まだ実質は冬ではありませんが、冷たい空気は流れ込みますので、
北日本の日本海側を中心に冷たい雨が降りやすいでしょう。

東~西日本も最初雲が広がるところがありますが、
次第に晴れ間が広がってカラッとした涼しい空気に覆われるでしょう。
今週後半は秋の訪れを実感できそうです。

風がぶつかってどんより天気

風がぶつかってどんより天気

寄り合い

寄り合い

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台風12号はきょう午後にも八丈島の南海上を通過し最も近づく見込みです。
伊豆諸島南部では北東よりの風、小笠原では南西よりの風が強まり、
また断続的に激しい雨が降るおそれがありますのでご注意ください。

東~西日本では天気の大きな崩れはありませんが、
太平洋側には高波やうねりが押し寄せますので、くれぐれもご注意下さい。

今朝にかけて大雨となった北海道も天気は回復に向かうでしょう。

夕焼け小焼け 台風の影響も少なめ

夕焼け小焼け 台風の影響も少なめ

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大型の台風12号が北上しています。
あす後半からあさってにかけて八丈島と小笠原諸島の間を通過する公算が高くなっています。
伊豆諸島南部では北東よりの風、小笠原では南西よりの風が強まるでしょう。

東~西日本では天気の大きな崩れはありませんが、
太平洋側には高波やうねりが押し寄せますので、くれぐれもご注意下さい。

台風12号の最も外側の雲の縁

台風12号の最も外側の雲の縁

ちょうど関東南部に達する最外の雲 (気象庁HP)

ちょうど関東南部に達する最外の雲 (気象庁HP)

下図は今朝発表の台風12号の進路予想図。ちょっとヘンだと思いませんか?
北海道の東に達してから暴風警戒域の赤円がついてますね。
温帯低気圧がしてから発達するという予想なのでしょうか。

北海道で発達!?

北海道で発達!?

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カラダのキモチ(TBS系列 日曜07:00~)で「片頭痛予報」スタート!!

いつもご監修頂く五十嵐先生

いつもご監修頂く五十嵐先生

片頭痛予報リリース

片頭痛予報リリース

関節痛、ぜんそく、花粉症などは自分も羅患しているのですが、
片頭痛は当事者の皆様の辛さを経験したことはありません。

さて北日本の天気も回復して、全国的に晴れるところが多くなるでしょう。
大気も安定しますので、にわか雨の心配も少なくてすみそうです。
絶好のお出かけ日和となりそうですが、西日本を中心に残暑が厳しくなりますので、
運動などをされる方などは日焼けや熱中症に気をつけましょう。

またジワジワ北上を続ける台風12号のうねりが入り始めますので、
太平洋側では海のレジャーにもご注意ください。

文句なしの青空

文句なしの青空

いよいよシーズンです。きょうは『目黒さんま祭り』。
今年は例年になく大漁で、安くて、身も大振りで、脂ものってておいしいとのこと。
先週の私の献立は、サンマ、ウナギ、サンマ、ウナギ、サンマ、ウナギ…

脂がのってて美味

脂がのってて美味

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きょうは関東から西の各地で青空!
夏の陽射しがたっぷり降り注いで、西にいくほど残暑が厳しくなるでしょう。
お出かけ日和ですが、水分補給で熱中症には気をつけましょう。

次第に大気も安定してきますが、気温があがる午後の内陸部を中心に
夕立ちが起こりやすくなりますので、念のためご注意ください。
北日本はきょうもまだ雲が多く天気はぐずつき気味で、涼しい空気に覆われるでしょう。

台風12号の動きも気になります。

太陽が眩しい空の下

太陽が眩しい空の下

乾いた喉を潤すのは…

サントリー武蔵野工場へ

サントリー武蔵野工場へ

プレミアムモルツができるまで

プレミアムモルツができるまで

待ちに待った試飲タイム (3杯まで)

待ちに待った試飲タイム (3杯まで)

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きょうも上空に寒気が流れ込み大気が不安定な状態が続き、
広い範囲でにわか雨や激しい雷雨のおそれがあります。
きのうはカミナリ発生が西日本中心でしたが、寒気を伴った低気圧が北日本に移動することから、
北陸や東北~北海道(の特に日本海側)も含めて雷雨が起こりやすくなるでしょう。

関東は他の地域よりはマシなほうで運次第(!?)ですが、
昨日よりはいくらか雨がぱらつきやすくなります。

フルーツたっぷりの朝食

フルーツたっぷりの朝食

けさ南海上で台風12号が発生しました。

今後の動きに要注意

今後の動きに要注意

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きょうも高気圧の中心は北日本にあって、スッキリ晴れるのはこのエリアのみ。
そのほかの地域は湿った空気に覆われて、雲の多い天気となりそうです。

東・西日本の太平洋側では局地的に激しい雨となっていますが、
きょうは上空に寒気も流れ込んでくるため、昨日より広い範囲で大気が不安定になります。
各地で天気が変わりやすくなるので、急なにわか雨にはご注意下さい。

きょうもどんより

きょうもどんより

六本木グルメ満喫企画、西麻布にあるおいしい天ぷら屋さん。
『天ぷら 魚新』

素材のよさが生きてます

素材のよさが生きてます

店長が丹精こめて揚げます

店長が丹精こめて揚げます

接待におススメの雰囲気です。

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きょうは高気圧に覆われてよく晴れるでしょう。
北日本はすっきりと秋晴れ、西日本は夏晴れとなり、引き続き残暑が厳しくなりそうです。

唯一例外が関東地方、高気圧の中心が北に偏る「北高型」の気圧配置の時は、
海から湿った涼しい空気が流れ込むため、どんより雲が多くなり気温も下がります。
台風をはさんで気温が乱高下して体調維持が大変ですが、
新型インフルエンザなどに気をつけましょう。

↑ 熊本県熊本市の最高気温 35.8℃
→東京都心部の正午の気温 22.7℃
↓ 北海道朱鞠内の最低気温  2.5℃
南北に長ーい日本列島、津々浦々です。

沖縄も大気が不安定で激しい雷雨に注意です。

北東気流でどんより

北東気流でどんより

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台風11号は三陸沖を北北東に進んでいます。
強い雨の範囲は北海道の太平洋側に移動しましたが、
北~東日本の太平洋側では引き続き高波に注意が必要です。

ちなみにきょうは「二百十日」、立春から数えて210日目の日。
台風が最も来襲しやすい日とされています。

台風一過 (^o^)/

台風一過 (^o^)/

きょうから9月に入りますが、西日本を中心に残暑が続きそうです。
そしてきょうは「防災の日」。
最近頻発の地震とまだまだシーズン真っ只中の台風への備えを見直す機会です。

あすは北高型の気圧配置、湿った東寄りの風が流れ込んで
東日本ではどんより雲に覆われて天気は下り坂に向かうでしょう。
天気図上には描かれませんが、隠れ前線が本州の南岸に横たわるような感じで、
数日間は秋雨の走りのような天気となりそうです。

これらの影響が少ない西日本は夏晴れ、北日本は秋晴れとなるでしょう。
真ん中の東日本だけ、夏と秋の狭間で雲が多くなり、気温のあがり方鈍くなりそうです。

気象庁は今年の梅雨入り・明けの日の確定値を発表しましたが、
梅雨明け宣言をしなかった東北地方に加えて、
8月4日に宣言した中国、北陸地方についても梅雨明けを「特定しない」と修正したそうです。

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台風11号は伊豆諸島を暴風域に巻き込みながら、やや速度を落として北上していましたが、
三宅島付近で上空の風にのって東に転向し、房総半島の沖合いを進みました。
もともと台風は燃料補給が絶たれる陸を嫌がる性格なので、
よほど強い意志がないと突進してきづらいのですが、今回も上陸は避けられました。

目もくっきり (国交省レーダーHP 16:00)

目もくっきり (国交省レーダーHP 16:00)

【最大瞬間風速】
1 東京都 八丈島* 42.7m/s 北東 (04:24)
2 東京都 三宅坪田 39.1m/s 北 (09:58)
3 東京都 八重見ヶ原 38.1m/s 北東 (04:29)

関東南部・首都圏でも、日中は雨風が強まって、
少しでも出歩こうものなら服がグッショリ状態でした。。

さて、きょうは北よりの強風で肌寒くなった関東地方ですが、
風向が変わってフェーン現象が起こるあすは気温が急上昇となりそうです。
前日比15℃近いアップ!!体調を壊さないよう気をつけましょう。

先輩の壮行会 がんばってくださいー

先輩の壮行会 がんばってくださいー

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台風11号は八丈島の南東海上を西北西に進んでいます。
あす朝には伊豆諸島に接近、その後は関東地方の沖をかすめて北上するおそれがあります。
大雨や暴風、高波に警戒が必要です。

【大雨情報】あす夕方までの24時間雨量 関東地方で300ミリ

この台風、大きさ・勢力ともにコンパクトですが、
暴風域を伴って最盛時に接近するということで急に強い風となり、
コース取りにもよりますが、今回は平野部にも台風を取り巻く強い雨雲がかかる恐れがあり
まったくもって雨や風に油断は出来ません。

すでに関東地方では北東の風が強まってきており、
特に今夜からは雨も強まってきて荒れ模様になります。
選挙の投票はお早めに済ませたほうがよろしいようです。

台風接近を予感させる雲の流れ

台風接近を予感させる雲の流れ

ちなみに雨だと家から出たくなくなり、晴れると行楽に向かってしまうので、
投票行動に向くには曇り程度がちょうどよいとか(?)

日本の未来が詰まる投票箱

日本の未来が詰まる投票箱

東海から西の各地と北日本では晴れて、まずまずのおでかけ日よりとなりそうです。

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日本列島を通過した前線を境に夏と秋が分断し、日本海側では秋の涼しい空気、
関東・東海~九州にかけての太平洋側では
夏の蒸し暑い空気に覆われて猛暑となっています。
これらの地域では大気が不安定で、今夜も局地的な激しい雷雨にご注意ください。

台風11号は太平洋高気圧の縁辺流に流されるままスルッスルッと足早に北上し、
月曜日には伊豆諸島または関東地方に接近する可能性がありますので、
最新の情報にご注意ください。

台風の功罪なのか、あすは早くも東の風が吹き付けて、
きょうは猛暑の関東地方もあすは天気が崩れグッと涼しい選挙日になりそうです。

さらに北上し鳴子温泉へ

さらに北上し鳴子温泉へ

温泉三昧 きょう3軒目

温泉三昧 きょう3軒目

さすが温泉のデパート。ぜーんぶ硫黄泉で、しかも源泉かけ流し。
別名「うなぎの湯」といわれるほどお肌ツルツルで特に女性にはオススメです。
しかしちょっと欲張ってはしごし過ぎたため、疲れてしまいました。。

湯船からの眺望 癒しだ~

湯船からの眺望 癒しだ~

仙台の夕暮れ

仙台の夕暮れ

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低気圧が北日本へ進み、そこからのびる前線が日本海側からゆっくり南下しました。
前線に向かっては南から湿った空気が流れ込み大気が不安定になったため、
大分県や東北北部では激しい雨を観測しました。

【最大1時間降水量】
1 大分県 蒲江 75.0mm/h (18:20)
2 長崎県 有川 61.0mm/h (10:00)
3 宮崎県 古江 59.0mm/h (19:00)

東日本~西日本の太平洋側では真夏の蒸し暑さが戻り、
また雨雲も沸きやすくなるため、
土曜日は内陸部を中心に局地的な激しい雷雨にはご注意ください。

さて、けさ9時に誕生した熱帯低気圧(台風の卵)が、
たった12時間後の21時にはあっという間に卵から孵って台風11号になりました。
よほど卵を暖める(=海水面)温度が高いのでしょう。

この台風11号ですが、父島の南東海上から
日本の東海上にある太平洋高気圧の縁をまわって北上して、
週明けに影響する可能性があるので、今後の情報にご注意ください。

国民の5人に1人が羅患すると驚愕の試算予測が発表された
インフルエンザにも気をつけましょう。

上層巻積雲と下層積雲のコラボ (茨城県土浦市)

上層巻積雲と下層積雲のコラボ (茨城県土浦市)

太陽のかくれんぼ (茨城県高萩市)

太陽のかくれんぼ (茨城県高萩市)

いわき湯本温泉 (硫黄泉かけ流し)

いわき湯本温泉 (硫黄泉かけ流し)

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秋の空気を運んだ移動性の高気圧は東の海上に移動し、
かわって日本海に低気圧が進んできます。
この低気圧に向かって吹き込む南風は湿った蒸し暑い空気ですので、
週末にかけては再び夏の蒸し暑さが復活となりそうです。

きょうはまだ天気が持ちこたえそうですが、
あすは前線の南下に伴って、日本海側から天気が崩れてきそうです。

夏と秋の一進一退の攻防が続きますが、
今夏の天候不順の反動か…9月は残暑が厳しくなりそうです。

昨年の8月27日に開店した「Daily SKY Sketch」は
365日無休営業で空の表情をお伝えしてきましたが、
きょうでめでたく1周年を迎えました!!パチパチ~

そこできょうは年末の販促ノベルティーとして出荷予定の
「2010お天気予報卓上カレンダー」の挿絵としてノミネートされた作品を紹介します。

1月 『空の書初め』

1月 『空の書初め』

2月 『くらげ雲』

2月 『くらげ雲』

3月 『片積雲』

3月 『片積雲』

4月 『巻雲』

4月 『巻雲』

5月 『ハロー』

5月 『ハロー』

6月 『うろこ雲』

6月 『うろこ雲』

7月  『光のカーテン』

7月 『光のカーテン』

8月 『積乱雲の雨脚』

8月 『積乱雲の雨脚』

9月 『乳房雲』

9月 『乳房雲』

10月 『波状高積雲』

10月 『波状高積雲』

11月 『のこぎり雲』

11月 『のこぎり雲』

12月 『冬の夕暮れ』

12月 『冬の夕暮れ』

で、ベストOF1周年は…

冬の関東平野

冬の関東平野

富士山と同じ高さにある黒い帯が、大気の汚れ具合を象徴しています。

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大陸から秋の乾いた空気を運んできた移動性の高気圧ですが、
名実ともに「移動性」であって、早くも東の海上に移動していきます。

きょうはまだ高気圧の勢力圏内で晴れるところが多いですが、
高気圧の後面に入ると湿った空気が流れ込みやすくなり、
このような湿った空気がぶつかるところ(きょうは紀伊半島や四国)では
局地的に強い雨のおそれがありますのでご注意下さい。

放射冷却により、今朝は北海道の内陸部で5℃台まで気温が低下しました。

光のカーテン(天使のはしご)

光のカーテン(天使のはしご)

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大陸から移動性の高気圧が進んできて、日本付近は秋の乾いた空気に覆われます。
日中はまだ夏の陽射しが降り注いで西日本を中心に暑さを感じますが、
朝晩はしのぎやすくなるでしょう。

天気図的には完全に秋 (気象庁HP 15:00)

天気図的には完全に秋 (気象庁HP 15:00)

きのうは関東や北海道などで、空気の交換作業に手こずって局地雷雨となった所もありますが、
きょうは東海甲信の内陸の一部に狭まりそうです。
クールダウンのおかげで昨晩はひさしぶりにエアコンなしで快眠できました。

よい天気

よい天気

今朝起きた「緊急地震速報」の誤報騒ぎですが、
気象庁の説明によれば、千葉県の地震計から異常な振幅のデータが発せられて
震度を高く見積もったため、とのことです。
誤報続きだと「おおかみ少年」になってしまいますが、逆よりはマシですかね。

それよりも(昨夜のように)雨が止んでから発表される「大雨警報」のタイミングこそ
何とかならないものか…と思います。

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大陸から秋の乾いた空気をもった移動性の高気圧が進んできて、日本列島を覆います。
朝晩は多少雲が出やすいですが、日中はまずまず晴れるところが多いでしょう。
ただし東日本や北日本は大気が不安定のため、局地的なにわか雨にご注意下さい。

昼間は夏の陽射しが降り注いで暑くなり蝉もミーンミーン鳴き急ぎますが、
比較的カラっとした暑さでなので人間は鳴かずに済みそうです。

朝晩は内陸を中心に気温が下がって涼しく感じられるでしょう。
夏晴れから秋晴れへ、天気は1週間早めの政権交代です。

層積雲のうね雲

層積雲のうね雲

上空は秋、地上は夏のまま、えいやーッ!!と上下方向に空気の強制入れ替え作業。
で、懸念された雷雲が…

都心から雷雲接近

都心から雷雲接近

左は太陽の光、右はゲリラ豪雨中

左は太陽の光、右はゲリラ豪雨中

カミナリに雹がついてきました

カミナリに雹がついてきました

気温が一気に7℃下降しました♪

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きょうは二十四節気の「処暑」で、
そろそろ暑さがおさまってくる頃という意味ですが、
前線が南下するとともに夏の空気も押し下げられて、
秋の空気に入れ替わろうとしています。

夏の強い陽射しは健在なのですが、大陸起源のカラッとした空気になりますので、
昨日の異常な蒸し暑さに比べると、きょう、あす、あさってとしのぎやすくなり、
秋の気配を実感できる一週間になるでしょう。
北日本を除いて天気も概ね安定しそうです。

秋を告げる? ひつじ雲

秋を告げる? ひつじ雲

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前線が日本付近を南下中です。
そのため日中晴れるところもにわか雨が降りやすい不安定な天気となるでしょう。
急な強い雨や雷にはご注意ください。

また、湿った空気に覆われて気温も上がるため非常に蒸し暑くなりますので、
熱中症にも十分ご注意ください。夏の猛暑の千秋楽です。

蒸し暑さにモクモク

蒸し暑さにモクモク

きょうは近くで花火大会があったので
浴衣姿の女性が多かったのですが、見た目は涼しくても汗をかいて暑そうでした。

前線通過後は大陸からジワジワ冷たい空気が流れ込んで、
週明けには秋めいてきそうです。

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北日本にまとまった雨をもたらした低気圧は北海道の北に進み、
そこから延びる寒冷前線が日本海側から南下してきます。

東北では午前中から、北陸から山陰にかけては
午後になって激しい雷雨となるおそれがありますのでご注意下さい。

太平洋側はまだ天気は持ちこたえそうですが、
前線の吹き込む南風が強まり、蒸し暑い陽気となりそうです。
この前線の南側エリアでは夏が巻き返しモード、前線のうしろ側は秋の空気が控えています。

前線暖域のうろこ雲(巻積雲)

前線暖域のうろこ雲(巻積雲)

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きょうは日本海に低気圧が進んできて、北日本に近づきます。
北海道や東北北部では次第に雨の範囲が拡大するでしょう。
この低気圧や前線に向かって南風が吹き込むため、
ここ数日しのぎ易い陽気であった東日本でも蒸し暑さが復活となりそうです。

きのう鉄砲水の被害が発生した沖縄では、
きょうも大気が不安定で局地的なにわか雨が発生しやすい状況が続きそうです。

行列の先には...

行列の先には...

ふわふわとろとろの親子丼

ふわふわとろとろの親子丼

『玉ひで』 ぜひランチでご賞味を!! (日比谷線人形町駅そば)

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北のオホーツク高気圧の中心がすこし東に移動し、
北日本には湿った空気が流れ込みやすくなって天気が崩れるでしょう。
太陽も雲に隠されて気温も上がらず、
東北や北海道は涼しいを通り越して肌寒い陽気となりそうです。
日中は9月下旬~10月はじめ頃の気温で、早くも長袖の出番です。

きのう気象庁より低温に関する異常天候早期警戒情報が発表されました。
北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国地方では、
8月23日(日)頃からの1週間は、気温が平年よりかなり低くなる確率が30%以上
と予想される、
というもので、主に北高型気圧配置の継続と24日頃から流れ込む寒気の影響と考えられます。

上空850hPaの気温偏差予測 (気象庁HP)

上空850hPaの気温偏差予測 (気象庁HP)

今夏は太平洋高気圧が張り出しが弱く、
すでに北日本を中心に気温が低い傾向で推移しています(下図)が、
引き続き農作物の管理等には十分な注意が必要です。
また体調を崩さないように気をつけましょう!!

北海道の気温偏差推移 (気象庁HPより)

北海道の気温偏差推移 (気象庁HPより)

一方西日本も湿った空気が流れ込みますが、
こちらは南海上からの蒸し暑い空気ということで、
きょうも夏の陽射しが照り付けて残暑が続きそうです。

台風10号は日本のはるか東の海上を北上していく可能性が高いようです。

東からの海風でどんより

東からの海風でどんより

きょう午後2時頃、那覇市樋川のガーブ川で鉄砲水が発生し、
川で作業をしていた男性6人が流された。というニュースがありました。

最寄のアメダス地点である那覇(=那覇市天久:現場の北約3km)では
14時3.5mm/h、15時1.5mm/hの雨しか観測されていませんが、
たった数キロしか離れていない安次嶺(アシミネ:那覇空港:現場の西約3km)では、
13時までの1時間に36.0mm/h、14時までは22.5mm/hの激しい雨が観測されていました。

現場周辺では激しいにわか雨がきわめて局地的に降ったと見られます。
(沖縄地方気象台は13:07に大雨・洪水・雷注意報を発表していました)

昨年8月5日東京都豊島区雑司が谷の下水道工事現場で起きた、
局地豪雨による鉄砲水災害と状況がきわめて酷似しています。

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今日も夏の太平洋高気圧、ではなく北からの高気圧に覆われて晴れるところが多いでしょう。
ジリジリ夏の陽射しが照りつけて西日本を中心に厳しい残暑が続きますが、
涼しい東風が流れ込む東日本では朝晩は秋の気配を感じられそうです。
気温も湿度も日照も「西高東低」です。

今朝マーシャル諸島近海で台風10号が発生しました。
まだ遠い位置にありますが週末以降はご注意下さい。

夏空に秋の気配

夏空に秋の気配

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今日も北からの高気圧に覆われて概ね晴れるところが多いでしょう。
夏の太平洋高気圧はいったいどこでサボっているのやら。

というわけで日中はジリジリ夏の陽射しが照りつけて暑くなりますが、
朝晩は秋の気配を感じられそうです。
夕立ちはあったとしても内陸部が中心です。

東日本はカラッと、西にいくほどジメっと、湿度は「西高東低」で

「西夏東秋」

です。

北日本を中心とした低温はもとより
今夏は東京の猛暑日がありません。
ビールやアイス、冷やし中華の売れ行きはどんなものなのでしょうか。

私個人的には、暑さなき故【食欲が全く減退しない夏】で、ちょっと過食気味です。

***************************************
17日09時06分頃、石垣島近海で起きた強い地震(M6.8)に伴って、
同09時10分に宮古島・八重山地方に津波注意報が発表されましたが、
同10時00分に解除されました。

終電まで暑気払い

終電まで暑気払い

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きょうは西日本の一部を除いて高気圧に覆われてスッキリ晴れました。
陽射しは強烈で群馬県館林では35.4℃の猛暑日。
Uターンラッシュですが、放置した車中のハンドルは熱せられて握れず。

ただし日本付近を覆う高気圧は北に中心を持つため、
東日本では湿度が低めでどちらかというと比較的カラッとした暑さ。
朝晩を中心にしのぎやすい陽気で、夕涼みできそうです。

ただし、西日本をを覆う空気はやや湿っているため大気が不安定になり、
高知県などでは局地的に激しい雨を観測しました。

この状況はあす以降もしばらく続きそうです。

Uターンラッシュで混みあう高速のS.A.

Uターンラッシュで混みあう高速のS.A.

きょうはウロコデー(巻積雲)

きょうはウロコデー(巻積雲)

法事で食べた特上うなぎ重

法事で食べた特上うなぎ重

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きょうは高気圧に覆われて、東日本を中心にスカッと晴れました。

この高気圧は本来この時期働き盛りである夏の高気圧よりは
秋の高気圧に性質が近く、湿度が低めでカラッとした暑さになります。
暑いのは困りモノですが、やはり今シーズンはちょっと暑さに迫力を欠く夏です。
ちなみに東京の最小湿度は39%、7月20日以来のほぼ1ヶ月ぶりの低さ。
朝晩は秋の気配を感じそうです。

九州には低気圧が近づき、発達した雨雲かかって
未明には局地的に激しい雨となりました。

【最大1時間降水量】
1 福岡県 朝倉 74.0mm/h (03:40) [観測史上1位の値を更新]
2 長崎県 五家原岳 62.0mm/h (04:10)
3 長崎県 大村 58.0mm/h (03:50) [8月の1位の値を更新]

危険なにんじん雲 (気象庁HP 赤外衛星 01:30)

危険なにんじん雲 (気象庁HP 赤外衛星 01:30)

このあとも西日本では雲の多い天気となりました。

先日の台風8号が直撃した台湾では、
死者・行方不明者が500人にも達するというニュースがありました。

ひさびさに博多「一蘭」のラーメン

ひさびさに博多「一蘭」のラーメン

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低気圧や前線は東の海上に抜けて、きょうは全国的に夏空が広がるでしょう。
今朝は南風が吹き込んだ東京の最低気温が28.4℃とかなり寝苦しい夜になりましたが、
日中も東北・関東から西の太平洋側を中心に残暑が厳しくなりそうです。

大規模な夕立ちの可能性も少なくて比較的安定した晴天、
ということで行楽や帰省、レジャーには恵まれた天気となりそうですが、
くれぐれも熱中症には気をつけましょう。

ただし、地震のあった静岡県は風の収束で雨雲が発達しやすい状況。
富士登山の方は落雷等にご注意を。

夕暮れのうろこ雲

夕暮れのうろこ雲

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きょうは元台風8号であった低気圧が日本海に進み、
そこからのびる前線が日本列島を通過するでしょう。
日本海側や北日本を中心に雨となり、大気が不安定となるため雷雨となるところもあるでしょう。

さて今朝また伊豆諸島で強い地震があり、八丈島で震度5弱の強い揺れを観測しました。
9日、11日、13日と1日おきに強い地震が発生し、いずれも相関は低いのですが、
活動期に入っている兆候なのかもしれません。
そういう意味では、来るべき東海大地震のポテンシャルも…と嫌な予感。

私は4年前に発生した「福岡県西方沖地震」で初めて震度6クラスの揺れを体験したのですが、
(自宅は小棚や本が吹っ飛んで、トイレが逆流して水浸しの被害)
大地震の後は神経が過敏になって、少しの揺れでも直ぐに反応してしまうのです。

すくすく成長中

すくすく成長中

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きょうは台風一過(?)で東日本も天気は回復します。
晴れる分だけ気温があがりますが、ここ数日よりも湿度は低めなので
「カラッとした猛暑(?)」になりそうです。
何れにせよ暑いことには変わりありませんので、熱中症にはご注意下さい。

さて、台風去って、また台風。
とはいっても元台風8号の低気圧が中国大陸から日本海に進んできます。
台風のOBは、熱帯起源の水蒸気をどっぷり含んでいるので侮れません。

西日本には再び暖く湿った空気が流れ込んで、
九州から局地的に激しい雨の可能性が出てきます。

ひさしぶりの青空

ひさしぶりの青空

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けさ5時7分頃、静岡県で震度6弱の強い地震がありました。

静岡で震度6強 (気象庁HP 地震情報)

静岡で震度6強 (気象庁HP 地震情報)

台風9号は予想よりも南のコースを辿り、想定よりも雨量は少なくて済むと思い
スヤスヤ寝ていましたが、ただならぬ揺れにすぐに目を覚ましました。
まず緊急地震速報で静岡の地名を見たとき、
ついに「東海大地震」か…と一瞬思いました。

よりによって偶然にも台風最接近の静岡を襲った強い地震ということで、
稀に見る複合災害として、激しい雨による土砂災害も懸念されました。

実は2日前(8月9日19:56)にも東海道南方沖を震源とするM6.9の地震があって、
(場所や深さが違うので今回の地震と直接の関係は無いと思われる)
そろそろ活動期に入ってきたのかな…と思っていた矢先なので心配しました。

なお気象庁での判定会議の結論を踏まえ、
携帯電話向けに以下の地震解説を付しました。

★★★★★★

11日05時07分頃駿河湾を震源とする地震が発生し、
静岡県で震度6弱の大きな揺れを観測しました。

今回の地震は沈み込むフィリピン海プレート内部で発生した「横ずれ型」と見られますが、
一方、従来より懸念されている『東海地震』はフィリピン海プレートが
ユーラシアプレートの下に潜り込むプレート境界で発生する「逆断層型」の地震で、
今回よりも規模(マグニチュード)が大きく、深さが浅いところで発生するため、
より広範囲でさらに強い揺れとなり、大きな津波が発生すると想定されています。

以上のように、今回の地震は、
従来より想定される東海地震とはメカニズム、規模ともに異なるため、
結びつくものではないと考えられます。

当初は今回の地震が東海地震の想定震源域付近で発生したことから、
気象庁では東海地震との関連性について検討されましたが、
地殻変動の観測データの調査結果から、両者の連動性は見られないという判定がなされ、
11日11時10分に「東海地震観測情報」として気象庁より発表されました。

★★★★★★

台風9号は伊豆諸島を通過ののち、東の海上に離れていきました。
今回はいきなり日本近海で発生したもので、
当初気象庁の数値予報では表現されないものでしたが、

今シーズンは台風発生ペースが少なく、海水が掻き混ぜられずに暖まっているので
今後も日本近海の発生又は大型化・勢力の強化を懸念しなくてはなりません。

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昨夜発生した台風9号が紀伊半島に急接近します。
コンパクトな形ですので風は近づいた際に急に強まりますが
雨はその前からどっさり降っています。

けさ未明の豪雨で兵庫・岡山では大きな人的被害が発生、
特に兵庫県佐用町では濁流が町を襲い劇甚的な人的被害が出てしまいました。
しかも今回は避難途中で流されたとの情報から、
「すぐに避難を…」という防災体制のあり方が問われそうです。
太平洋側の南東斜面に限らず、あちこちで激しい雨となりそうで、更なる災害が懸念されます。

太平洋側の南東斜面を超えての内陸部を含めた前駆的大雨は
天気図上には描かれていない「隠れ秋雨前線」によるもので、
地形以外の強制上昇を含む因子があることを示唆しています。
(ちなみに台風が右にハンドルをきるのも、
気団の違う高気圧のブロックに阻まれるからです。)

この場合、積乱雲が停滞すれば、どこでも災害のポテンシャルが発生します。

【1時間最大降水量】
1 徳島県 木頭 100.0mm/h (06:50) [観測史上1位の値を更新]
2 高知県 船戸 95.0mm/h (03:10) [観測史上1位の値を更新]
3 徳島県 徳島* 89.5mm/h (08:30) [観測史上1位の値を更新]

【24時間最大雨量】
1 徳島県 木頭 678.0mm (08:00)
2 徳島県 旭丸 591.0mm (08:50)
3 徳島県 福原旭 500.5mm (08:50)

00時兵庫県で記録的短時間大雨
神河町付近で約100ミリ

00時30分兵庫県で記録的短時間大雨
朝来市付近で約100ミリ

05時徳島県で記録的短時間大雨
阿波市付近で約100ミリ

06時30分徳島県で記録的短時間大雨
神山町付近で約110ミリ

07時徳島県で記録的短時間大雨
吉野川市付近で約100ミリ
美馬市付近で約100ミリ

07時30分徳島県で記録的短時間大雨
阿波市付近で約100ミリ

08時徳島県で記録的短時間大雨
徳島市付近で約100ミリ
小松島市付近で約100ミリ
佐那河内村付近で約100ミリ
石井町付近で約100ミリ

08時30分徳島県で記録的短時間大雨
北島町付近で約110ミリ

普段チョロチョロの近くの川も増水

普段チョロチョロの近くの川も増水

大雨警報で染まる

大雨警報で染まる

気象庁は、東北地方については梅雨明けを発表しないことを明らかにしました。
悪天候続きで目処が立たず、立秋を過ぎてしまい発表時機を逸したためだそうで。
東北で梅雨明けの発表がないのは2003年以来6年ぶり。

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台風8号は台湾海峡でノロノロ運転のため、先島諸島で強風、高波の影響が長引いていますが、
台湾では40名ほどの死者行方不明者が出ているうえ、
川沿いのホテルも倒壊とのことで過去50年で最悪の被害と報じられています。

一方、それとは別にきのう日本の南で発生した熱帯低気圧がまもなく台風9号に変わって、
台風8号と太平洋高気圧の間をスルスルッと北上する可能性が出てきました。
※21時に台風9号になりました

この9号は8号と違ってコンパクトなため、直接本体による影響というよりは、
水蒸気ポンプの役目によって広範囲で懸念される大雨に警戒が必要です。
接近に先立って徳島県や高知県で災害級の大雨となっていますが、
あすにかけては東海~近畿地方も激しい雨に警戒が必要です。

三重県や和歌山県では、あす夕方までに24時間500ミリの予想、
ということで携帯サイトにも念のため特別注意喚起のページを発行しておきました。

【24時間最大降水量】
1 徳島県 旭丸 394.0mm (23:20)
2 徳島県 福原旭 356.0mm (23:20)
3 奈良県 日出岳 341.5mm (23:30)

【1時間最大降水量】
1 兵庫県 佐用 87.5mm/h (21:20) [観測史上1位の値を更新]
2 兵庫県 一宮 72.5mm/h (23:30) [8月の1位の値を更新]
3 徳島県 海陽 70.5mm/h (14:20)

佐用川の氾濫で甚大な被害が (気象庁HPより)

佐用川の氾濫で甚大な被害が (気象庁HPより)

 

また関東地方はきょうも大気が不安定。
2日連続でピンポイントのにわか雨に降られてしまいました…

連日モクモク不安定な空

連日モクモク不安定な空

17時30分埼玉県で記録的短時間大雨
川口市付近で約100ミリ

東京都北区の雨量計も1時間100ミリ(17:20) 浸水被害も多数

北アルプスに2週間こもって調査の遠征に出かける同僚に
「高気圧がパワーアップするから、少しは安定した夏空…」と言ってしまった(反省)のですが
昨日の長野県豪雨はもとより、それこそ雲行きが怪しい事態に。

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台風8号は大型で引き続き強い勢力を維持しながら台湾を北上しています。
動きが遅く、八重山諸島では影響が長期化していますので
引き続き暴風や高波に警戒してください。

東日本~西日本は晴れて暑くなりますが、
きょうも湿った空気の流れ込みと秋雨前線の停滞で午後は大気が不安定になるので、
内陸部や山沿いを中心に激しい雷雨には注意が必要です。

19時長野県で記録的短時間大雨
諏訪市付近で120ミリ以上
辰野町付近で約100ミリ
箕輪町付近で約90ミリ

また海は台風からの高波やうねりがあり、こちらのレジャーも要注意となります。

直前のにわか雨でテニス中止に...

直前のにわか雨でテニス中止に...

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台風8号は、大型で強い勢力を維持したまま、
先島諸島→八重山地方を通過し台湾へ向かいます。
先島諸島は次第に暴風域から脱しつつありますが、吹き返しの強い風と高波に警戒が必要です。

【最大瞬間風速】
1 沖縄県 与那国島* 40.7m/s 北北東 (06:01)

台風から遠くはなれた東日本~西日本も、湿った空気の流れ込みにより大気が不安定で、
内陸部を中心に雨雲が沸きやすいので、激しいにわか雨や雷雨に注意が必要です。
あわせて大変蒸し暑い状態も続きそうです。

さて、きょうは暦のうえでは秋となる「立秋」ですが、西日本では猛烈な暑さとなり、
長崎県口之津では38.8℃を記録しました。

1 長崎県 口之津 38.8℃ (15:03) [観測史上1位の値を更新]
2 熊本県 岱明 37.9℃ (14:13) [8月の1位の値を更新]
3 佐賀県 佐賀* 37.8℃ (13:43)

一方で東日本の内陸部では激しい雷雨となっているところがあります。
帰省の際は、暑さと雨に十分お気をつけ下さい。

青空にうろこ雲

青空にうろこ雲

入道雲も発達

入道雲も発達

夕方から雷雨が忍び寄る

夕方から雷雨が忍び寄る

17時埼玉県で記録的短時間大雨
飯能市付近で約110ミリ

【最大1時間降水量】
1 茨城県 笠間 81.5mm/h (17:30) [観測史上1位の値を更新]
2 茨城県 下館 72.5mm/h (18:20)
3 群馬県 上里見 65.0mm/h (00:10)

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大型で強い勢力の台風8号は沖縄の南海上を西北西に進んでいます。
今後は勢力の最盛期で先島諸島に接近し、
今夜には宮古島や石垣島が暴風域に入るおそれがあります。
付近の海域は猛烈なシケ、大潮なので高潮のおそれもあり、
また陸上では猛烈な風に対して厳重な警戒が必要です。(特に風が危険な台風)

台風から離れた地方も南からの湿った空気の流れ込みと高気圧のガードがせめぎ合う地点、
特に九州・四国・近畿など太平洋側で雨が降りやすい天気となりそうです。

クマ夫婦に遭遇

クマ夫婦に遭遇

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台風8号は沖縄の南東海上で勢力を拡大しつつあり、
週末には沖縄に接近する可能性があります。
先立って台風を取り巻く一番外側の雨雲(アウターバンド/先駆降雨帯)が太平洋側にかかって、
西日本を中心にザッと激しいにわか雨の降るところがありそうです。

また太平洋沿岸では次第に波やうねりが高まりますので、海のレジャーは十分にご注意下さい。

一方、これに呼応する形で太平洋高気圧も週末にかけて次第に勢力を増し、
東日本では雨雲が発生しにくい安定した晴天となるでしょう。
台風と高気圧は、お互いを避ける同士で単に仲が悪いように見えますが、
実は表裏一体の関係もあります。

台風で吸い上げられた上昇気流が、周辺部に下降気流となって沈降するため
高気圧を強化するという考え方です。
この説には賛否両論あるのですが、いずれにせよ今回高気圧に追いやられる8号の進路は
結果的に太平洋高気圧をグイグイ西に引っ張って夏を盛り上げる効果があるかもしれません。

黒幕から溢れる夕陽の光線

黒幕から溢れる夕陽の光線

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エルニーニョに起因して(?)いまいちパンチ不足であった太平洋高気圧ですが
ようやくパワーアップの兆しで、きのうの東海・近畿地方に加えて、
きょうは九州北部、中国、北陸地方など日本海側の各地で梅雨明けが発表されました
7日立秋の梅雨明けタイムリミットまであと残すところ僅かでした。
これで残すは東北地方のみとなります。

今朝日本の南に発生した台風8号もこの勢いに押されて西になびく予想ですが、
沖縄方面は影響が懸念されますので、今後の情報にご注意下さい。

きょうは東海甲信~近畿で猛暑日。
1 岐阜県 多治見 36.3℃ (14:20)
2 岐阜県 八幡 36.1℃ (12:35)
3 山梨県 切石 35.7℃ (14:37)

昨日のお土産 今朝の朝食

昨日のお土産 今朝の朝食

当初の予報に反して雨はナシ

当初の予報に反して雨はナシ

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各地に強い雨を降らせた気圧の谷や上空の寒気はいったん東に遠ざかって、
きょうは東~西日本を中心に晴れて夏空が広がりました。

そして、ようやく近畿・東海地方で梅雨明けが発表されました。
ちなみに観測史上、もっとも遅い記録でございます。

ほんとはこの先も安定した夏空というにはちょっと頼りない状況なのですが、
太平洋高気圧がようやくパワーアップの兆し、ということでの発表なのでしょう。

しかし早速ながら、次の寒気が近づく九州はにわか雨や雷雨。
湿った空気が流れ込む東日本の太平洋側もあすは傘マーク。
あと、南海上の熱帯低気圧。あす台風になるかもしれませんが、この動向にも注目です。

私はきょうも雲上の人。
梅雨明けを記念して、北アルプス立山連峰に。
(ちなみに立山と剣岳は大学3年の時に初登頂しました)

室堂平から望む立山(3,015m)

室堂平から望む立山(3,015m)

梅雨明けなのに...モクモク沸いてきます

梅雨明けなのに...モクモク沸いてきます

残念ながら今回は雷鳥さんには出会えませんでした。

眼下にエメラルドグリーンの黒部湖

眼下にエメラルドグリーンの黒部湖

黒部渓谷とレインボー

黒部渓谷とレインボー

ダム堤体からの放水によるものでした

ダム堤体からの放水によるものでした

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