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2月
南岸低気圧の発達により、関東地方はここ近年例のない大雪となりました。
東京都心は午後8時に25cmを超え
1994年2月12日(土)の都心23cmを超える20年ぶりの大雪となりました。
当時は高校からの帰り道でしたが、昨年の成人式も、きょうもすべて土曜日という偶然のうえに
その日はリレハンメルオリンピックの開会式だったとか。
【各地の最深積雪】
河口湖…65cm、長野県松本…49cm、埼玉秩父…48cm
甲府…43cm、熊谷…43cm、前橋…33cm、千葉…33cm、
東京都心…27cm、つくば…26cm、横浜…15cm、水戸…14cm
(※熊谷、千葉は観測史上1位、東京は歴代3位)
東京地方には13年ぶりに大雪警報、関東各都県には「大雪」や「暴風雪」などの警報が出され
羽田空港は午後から全便欠航、6都県で3万世帯が停電するなどの影響が出ました。
今回の雪は、いつもの南岸Lにしては低温下で降ったため、
郊外や内陸部を中心にサラサラしたパウダースノーとなり、
強風で雪が舞い上がったりして、何だか北海道のような光景を目の当たりにしました。
関東平野を覆う冷気ドームをつくる風向きが北東ではなく、北~北西向きであったことも一因です。