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Just another Daily SKY Sketch 気象予報士ブログ

これまで足踏み状態だった台風15号ですが、
高気圧が弱まり道が開けると同時にブレーキからアクセル全開になる見通し。
しかも沖縄以北の海上で975→940hPaまで発達するとは恐るべしです。
道が閉ざされ窮屈な状態では発達せず、ストレスから開放されると成長するみたいです。

あす午後には近畿~関東の沿岸にかなり接近し上陸する可能性もあります。
こうなると雨だけでなく暴風の被害も懸念されます。

また日本海沿いに停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
台風接近前からの先行大雨で早くも各地で被害が出てしまいました。
特に兵庫県や東海地方で激しい雨となり、愛知県の庄内川が氾濫。
一時名古屋市などでは100万人以上に避難勧告が出されました。

【24時間最大雨量】
3 岐阜県 多治見 432.0mm (19:00) [観測史上1位の値を更新]
6 徳島県 徳島 378.5mm (22:20) [観測史上1位の値を更新]
7 兵庫県 郡家 356.5mm (18:20) [観測史上1位の値を更新]

愛知~岐阜に停滞する危険なにんじん雲

愛知~岐阜に停滞する危険なにんじん雲

目がくっきり 非常に強い勢力へ (気象庁赤外衛星 21:00)

目がくっきり 非常に強い勢力へ (気象庁赤外衛星 21:00)

9/16の衛星画像と比較すると、随分と逞しくなってしまいました。

さらに勢力強める

さらに勢力強める

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これまで進路を阻まれて足踏みしていた台風15号ですが、
高気圧が弱まる間隙をつく形で道が開けて本州の南海上を北東に進み、
21日午後には東海~関東の沿岸にかなり接近し上陸する可能性もあります。

また日本海沿いに停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、
東~西日本の広い範囲で大雨となるおそれがあります。
12号の被災地では土砂ダムの決壊が懸念されていますが、
紀伊半島も再び激しい雨が降り出す見込みですので警戒が必要です。

きょうは前線の南下に伴い、空気が夏→秋に変わった東北地方でクールダウン。
真夏の暑さから一気に肌寒い陽気に変わりました。
仙台の午後2時の気温:18日31.1℃19日18.5℃
東京も日中は11日連続の真夏日でしたが、夜は北風に変わってエアコン要らずに…

暑くても運動の河川敷

暑くても運動の河川敷

動き出した台風

動き出した台風

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きょうは高気圧のパワーが盛り返し、
台風15号からの湿った空気の流れ込みは少し西にシフト、
九州では断続的に激しい雨となっていますが、
東北南部から関東~近畿にかけて青空が広がり陽射しが照りつけそうです。

33℃前後まであがるところが多く、湿度も高く大変蒸し暑い状況ですので
熱中症にはくれぐれも気を付けて連休を満喫してください。
(東京都心の最高気温は31.7℃で10日連続の真夏日に)
対して前線北側の北海道はぐずつき天気で肌寒い陽気です。

さて、その台風15号ですが、沖縄近海で迷走しながら
次第にその勢力を増して暴風域を伴うようになりました。

あす以降は次第に北上を開始し、最終的には
日本の南岸沿いを通るコースをとる確率が高くなっています。
日本海の前線も相まって北~西日本の広い範囲で大雨に警戒が必要な1週間となりそうです。

空だけは秋やなー

空だけは秋やなー

関東~近畿にのびる気圧の尾根

関東~近畿にのびる気圧の尾根

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台風15号が沖縄本島近海で足踏み状態となっています。
付近の海水面温度が高いため緩やかに発達傾向で、
長時間にわたり強風・高波・断続的な激しい雨に見舞われるおそれがあります。

また、「暖湿流による地形性の大雨」となっている九州・四国・紀伊半島の南東斜面に加えて、
きょうは前線がかかる東北地方や本州日本海側でも激しい雨となるおそれがあります。

あすにかけては湿った空気の流れはやや西にシフトし、
関東~近畿では陽射しもあって非常に蒸し暑くなりそうです。
熱中症にもくれぐれもご注意ください。

リニューアルしたのね (大阪駅)

リニューアルしたのね (大阪駅)

空は不安定 (大阪市内)

空は不安定 (大阪市内)

湿った空気による積雲の群集 (房総半島)

湿った空気による積雲の群集 (房総半島)

15号迷走中

15号迷走中

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台風15号が沖縄本島に近づき、
周囲の高気圧に行く手を阻まれる形で足踏み状態となる見込みです。
先月の9号に比べると雨雲の隙間がありますが、
長時間強い雨風の影響が持続すると災害の懸念が高まりますので油断できません。

また、注意を要するのは沖縄だけでなく、
湿った空気がぶつかる九州・四国・近畿の南東斜面でも「地形性の大雨」となります。
紀伊半島の被災地でも再び激しい雨となるおそれがありますので警戒が必要です。

雲粒が落下しながら蒸発する「尾流雲」

雲粒が落下しながら蒸発する「尾流雲」

雨が落ちる京都駅

雨が落ちる京都駅

隙間もある台風の雨雲 (気象庁HP 赤外衛星 0:00)

隙間もある台風の雨雲 (気象庁HP 赤外衛星 0:00)

台風15号ゆっくり沖縄へ

台風15号ゆっくり沖縄へ

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きょうで9月は折り返し地点になりますが、
秋吹く風は何処やら…ということで暑さは留まることを知りません。
熊本や兵庫では35℃超の猛暑日となったところもありました。

台風15号は衛星画像やレーダで見ると雨雲はスカスカ気味ですが、
渦はしっかり巻いていてライン状に積乱雲のバンドを伴っています。
沖縄本島に接近したあと動きが遅くなるため、
狙い撃ちのように影響が長引くおそれがあります。
また、台風自体は十にあっても
九州や四国・紀伊半島の南東斜面は「地形性の大雨」に注意が必要となります。

まぶしい

まぶしい

夏感満載の色具合

夏感満載の色具合

高気圧は衰え知らず

高気圧は衰え知らず

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「この暑さはいつまで続くの?」という質問をよく受けます。
とりあえずの回答は「今週いっぱい」となります。
現在東北地方まで押し上げられている前線が週末以降は南下し、
天気が崩れると同時に空気が入れ替わるため、暑さもひといきとなりそうです。

さて、昨夜発生した台風15号はこのあと沖縄・奄美に近づくおそれがあります。
気圧配置が夏仕様のままなので、高気圧に閉じ込められた構図に変化なく、
12号同様に複雑な動きとなる可能性があります。
また足踏み状態となると先月上旬に本島付近に長居した9号同様に
影響が大きくなってしまうので注意が必要です。

17時30分山梨県で記録的短時間大雨
笛吹市付近で約70ミリ

きょうも陽射し強烈

きょうも陽射し強烈

南海上が賑やか

南海上が賑やか

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日本海から東北北部にかけて夏と秋を隔てる前線が横たわります。
この前線が下がると、季節が進むことになりますが、
夏の高気圧はそうはさせじと踏ん張ります。

前線の南側にあたる東~西日本では、
引き続き夏の陽射しと湿った空気により汗が噴き出る残暑が続くでしょう。

さて、日本のはるか南海上にある熱帯低気圧が台風15号に発達し
沖縄に近づく可能性が出てきました。
その後の動きは高気圧の勢力図しだいですが、
動向如何によって日本付近の気圧分布が変わるきっかけともなります。

「台風を変えるもの、台風が変えるもの」
高気圧とは表裏一体の関係があります。

秋空でもうだる暑さ

秋空でもうだる暑さ

前線の位置は変わらず

前線の位置は変わらず

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東~西日本は高気圧の圏内で概ね晴天です。
日本海の前線や低気圧の南側に入るため非常に蒸し暑い陽気が続きます。
こちら沖縄も青空ですが、時折ザーッとにわか雨もある不安定な天気でした。

きょうは十五夜、中秋の名月。
まんまるのお月様が夜空に明るい光を放っています。
しかし夜になっても秋の涼感よりは夏の蒸し暑さが上回ります。

マリンブルーとスカイプルー

マリンブルーとスカイプルー

中秋の日暮れ

中秋の日暮れ

前線の南は真夏の空気

前線の南は真夏の空気

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きょうも北日本で雲が多くなっているほかは、
東~西日本を中心に高気圧の圏内で晴れているところもあります。
台風14号から変わった熱帯低気圧や日本海の前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
かなり蒸し暑くなりますので熱中症には気をつけたいですね。

この湿った空気の影響により東~西日本~沖縄にかけて
あちこちで雨雲が発生しやすい状況となっています。
午前中は沿岸部、午後は山沿いや内陸部も含めてにわか雨や雷雨にご注意ください。

上記の前線や低気圧が近づく東北北部~北海道も
今夜から明日月曜日にかけて激しい雨のおそれがあります。

きのこ雲発見

きのこ雲発見

沖縄に上陸 (那覇泊港)

沖縄に上陸 (那覇泊港)

暖湿気流で不安定な空に

暖湿気流で不安定な空に

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きょうは東北地方で雲が多くなっているほかは、
高気圧に覆われて概ね晴天となっています。

特に陽射したっぷりで南風が吹き込む東~西日本で気温が上がり、
湿度も高くかなり蒸し暑くなっています。
再びエアコン稼動モードとなりますが、熱中症にはご注意ください。

さて、台風14号は九州の西海上で熱帯低気圧に変わり朝鮮半島方面に進みますが、
日本海をまわって北日本方面に近づく可能性があります。
北日本はあす後半から天気は下り坂で再び大雨のおそれがありますし、
南から暖かく湿った空気が流れ込む四国や紀伊半島も強い雨の心配が出てきます。

天気は申し分なし

天気は申し分なし

湿った空気で蒸し暑さUP

湿った空気で蒸し暑さUP

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きょうも東日本を中心に高気圧に覆われて晴れました。

奄美と屋久島の間を北西進する台風14号と高気圧の縁をまわる風が流れ込み、
西日本を中心に雲が多くなり、湿度もあがって蒸し暑くなりました。
また北日本も気圧の谷の接近により、夕方から天気は下り坂となりました。

空は秋

空は秋

洗濯日和(?)

洗濯日和(?)

台風14号が通過

台風14号が通過

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きょうも東~西日本を中心に高気圧に覆われて陽射しがたっぷり降り注ぎ、
にわか雨の心配も少ないでしょう。
日中は30℃前後まで上がりますが、朝晩は秋の気配でエアコン要らずとなっています。

しかし昨日日本の南海上で発生した台風14号と高気圧の縁をまわる風が流れ込むため、
あす以降は西日本を中心に変わりやすい天気となり、
湿度もあがって次第に蒸し暑くなる見込みです。

Cb域が剥がれ落ちた台風 (気象庁HP 赤外画像)

Cb域が剥がれ落ちた台風 (気象庁HP 赤外画像)

上図で台風の中心はBではなくAのほうになります。魂の抜け殻みたいな…

14号は奄美方面へ(?)

14号は奄美方面へ(?)

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東~西日本は高気圧に覆われて陽射しがたっぷり。
台風による湿った空気などの影響で、このところニワカ雨が頻発していましたが、
きょうはその心配も小さくなり安定した晴天ですので、布団や洗濯物もバッチリです。

日中は気温があがりますが、比較的カラッとした暑さで、
朝晩はすっかり秋の装いでしのぎやすくなるため
寝苦しさからも解放されるのではないでしょうか。

一方の北日本ですが、台風13号は低気圧に変わったものの、
天気の回復は遅れてこちらはまだ不安定。
落ち着く間もなく南海上では早くも14号が発生となりました。

ようやくスッキリ

ようやくスッキリ

一難去ってまた一難(?)

一難去ってまた一難(?)

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台風12号から変わった低気圧や台風13号からの湿った空気の流れ込みにより、
北海道の南西部(胆振~後志・石狩)を中心に未明から激しい雨となりました。
この雨雲はゆっくり東に移動しピークは越えつつありますが、
十勝地方を含めこれまでの大雨により河川が増水していますので警戒が必要です。

一方の東~西日本はようやく天気が回復に向かいます。
陽射しあり、にわか雨ありの不安定な天気は次第に解消に向かいますが、
上空寒気の流れ込みにより都心周辺は夕方から雷雲が発達。局地的に激しい雨に…

都心方面に突如現る

都心方面に突如現る

積乱雲の前に謎の雲列

積乱雲の前に謎の雲列

怪獣だ ガォーッ

怪獣だ ガォーッ

大雨は北日本へ

大雨は北日本へ

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紀伊半島に記録的な豪雨と甚大な被害をもたらした台風12号は、
日本海で温帯低気圧に変わりました。

呼び名は変われど相変らずのノロノロ運転で、
南からの湿った空気の流れ込みは北日本にシフトします。

今度は北海道に停滞する前線に向かって、
この低気圧や台風第13号の周りを回って暖かく非常に湿った空気が流れ込むため、
6日夕方にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、
昭和56年の水害に匹敵する大雨となるおそれがあります。

また紀伊半島はもとより、これまで記録的な大雨となっている地域では、
雨が止んだ後も土砂災害の危険がありますので、いましばらく警戒が必要です。

変わりやすい天気

変わりやすい天気

久しぶりのバイオクリマ研究会

久しぶりのバイオクリマ研究会

湿った空気の流れ込み続く

湿った空気の流れ込み続く

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すでに記録的な降雨量で河川水量や土壌水分量が限界に達していたところに
けさは1時間に120~130ミリという猛烈な雨が追い討ちとなり、
紀伊半島を中心に河川の氾濫や鉄砲水、土砂崩れなどが相次ぎ
死者不明者70名超という甚大な被害になってしまいました。

紀伊半島はもともと雨の多い所で、
通常は2~300mmという雨量でさえ災害の繋がりかねないところ、
台風接近時なんかは500mmや800mmという数字も珍しくはない土地柄ですが、
今回はそれを遥かに凌ぐ降雨量となったため、被害が拡大したものと考えられます。

8月30日18時から9月4日17時までの総降水量(アメダス速報値)は、
奈良県上北山村小橡…1808.5ミリ(年間降水量の3分の2に匹敵)

【24時間最大降水量】
1 三重県 宮川 872.5mm (10:10) [観測史上1位の値を更新]
2 三重県 御浜 796.0mm (09:10) [観測史上1位の値を更新]
3 和歌山県 西川 685.0mm (07:40) [観測史上1位の値を更新]

03時和歌山県で記録的短時間大雨
新宮市南部付近で120ミリ以上
那智勝浦町付近で120ミリ以上
古座川町付近で約110ミリ
串本町付近で約110ミリ

03時30分和歌山県で記録的短時間大雨
太地町付近で120ミリ以上

04時40分三重県で記録的短時間大雨
熊野市瀬戸で131ミリ

8/30発表時の台風進路予想図 (気象庁HP)

8/30発表時の台風進路予想図 (気象庁HP)

思い起こせば、当初この台風は東日本に接近する予測でしたが、
(もちろん地形影響がない分1,000ミリ級という降り方にはならないとしても、)
このノロノロぶりで東京を直撃していたら都市部は一体どうなっていたか…
実際に今年はソウルやニューヨークなど首都大都市を襲う“想定外”がありましたので。

あちこちで雄大積雲が発生

あちこちで雄大積雲が発生

通過するたびに通り雨

通過するたびに通り雨

ようやく日本海へ

ようやく日本海へ

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台風12号は、想定以上のノロノロ運転によりと上陸前の躊躇(足踏み状態)により
当初の予測より遅れて午前10時前に高知県東部に上陸しました。

本土上陸時でも台風の進行速度が「ゆっくり」で歩く速さか自転車並み、
というわけで長時間にわたり雨雲がかかり続けたことから、
やはり積算降水量は記録的なものとなりました。
降り始めの8月30日18時から9月3日23時までの総降水量(アメダス速報値)は、
降り始めからの雨量 奈良県上北山…1516.5mm

四国や紀伊半島の南東斜面では台風接近時の大雨は珍しくはありませんが、
(それでも今回の雨量は観測史上1,2位を争うレベルに達した)
今回は普段台風による大雨というケースがあまり多くない
山陰地方で記録的な大雨となり被害が出たことはいささか想定外でした。
降り始めの9月1日1時から3日10時までの総降水量は
島根県安来市伯太 …384.0ミリ
鳥取県大山町大山 …788.5ミリ
鳥取県鳥取市鹿野 …400.0ミリ
鳥取県倉吉市関金 …341.0ミリ
広島庄原市道後山 …341.0ミリ

【24時間最大降水量】
1 鳥取県 大山 783.5mm (13:10) [観測史上1位の値を更新]
2 徳島県 福原旭 771.0mm (10:10) [観測史上1位の値を更新]
3 高知県 魚梁瀬 731.5mm (07:30) [9月の1位の値を更新]
4 徳島県 木頭 721.5mm (10:10) [観測史上1位の値を更新]
5 奈良県 上北山 697.5mm (11:00) [9月の1位の値を更新]

【72時間最大降水量】
1 奈良県 上北山 1474.0mm (24:00) [観測史上1位の値を更新]
2 奈良県 風屋 1128.0mm (24:00) [観測史上1位の値を更新]
3 和歌山県 本宮 1089.0mm (23:10) [観測史上1位の値を更新]

上陸時の雨雲分布 (国交省レーダHP 10:00)

上陸時の雨雲分布 (国交省レーダHP 10:00)

山沿いの大雨とは対照的で雨降らず

山沿いの大雨とは対照的で雨降らず

ここ3日間の「傘マーク」は、時々“通り雨”のニュアンスで仕方ないのですが、
「全然降らないではないか」と受けたお叱りから察するに、かなり誤解を与えた感があります。

高知県東部に上陸

高知県東部に上陸

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台風12号は当初予測からかなり西にシフトし、
今夜からあす朝にかけて近畿~四国の沿岸に上陸するおそれが高まっています。

すでに湿った空気のぶつかりにより、
台風から遠く離れた関東の西部山沿いで大雨による被害が出ていますが、
台風本体の雨雲がかかる近畿や四国も断続的に激しい雨となり次第に風も強まります。

大型で強い勢力を保ち、依然として動きが遅いことから、
所によっては記録的な雨量となるおそれもありますので、
土砂災害や河川の氾濫には厳重な警戒が必要です。

10時30分北海道で記録的短時間大雨
空知支庁新十津川町付近で約80ミリ

台風の暖湿流でモクモク

台風の暖湿流でモクモク

ゲリラスコールの素

ゲリラスコールの素

目が大きくドーナツ状 (気象庁HP 赤外衛星12:00)

目が大きくドーナツ状 (気象庁HP 赤外衛星12:00)

広範囲で激しい雨 (国交省レーダHP 14:00)

広範囲で激しい雨 (国交省レーダHP 14:00)

全国が警報一色に (23:35現在発表状況)

全国が警報一色に (23:35現在発表状況)

依然としてノロノロ台風

依然としてノロノロ台風

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夏休みが終わり、きょうは「防災の日」です。
今年は地震への対策はもちろんですが、
さしあたりは台風12号の接近に備えなくてはなりません。
あす夜から3日朝にかけて東海~四国の沿岸に上陸するおそれが高まっています。

今回の台風の特徴は以下のとおりです。
・台風は大型で動きが遅く、記録的な雨量となるおそれがある。
・列島縦断型で広範囲で雨風の影響が出る危険なコース取りである。
・台風本体は発達した雨雲が取り巻き、接近時は平野部も含めて猛烈な雨のおそれがある。
・潮位が高い時期で台風進路の東側を中心に高潮のおそれがある。
・太平洋側の広い範囲でうねりを伴って大しけとなる。
土砂災害、河川の氾濫、暴風、高波、高潮に厳重な警戒が必要となります。

すでに台風から遠く離れた関東地方の西部山沿いで記録的な大雨に。
【24時間最大降水量】
1 埼玉県 浦山 328.5mm (23:40)
2 群馬県 伊勢崎 297.5mm (21:00) [観測史上1位の値を更新]
3 群馬県 藤岡 277.0mm (21:40) [観測史上1位の値を更新]

さらに不安定な空

さらに不安定な空

さらに西へシフト

さらに西へシフト

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東から張り出す高気圧の勢力に押されて、台風12号は西寄りに追いやられています。
コースも当初予測よりやや西側にシフトとして、北上タイミングもさらに遅くなっています。
いずれにせよ週末に関東~近畿の太平洋側に接近する可能性が高いことには変わりありません。

関東~近畿の南東斜面を中心に台風本体に先行する地形性の雨が降りやすくなり、
台風がやってくる前から各地大雨となるおそれがあります。

北日本は別の気圧の谷が近づくため、こちらも天気が崩れ激しい雨の可能性があります。
西日本は陽射しがあって残暑が厳しいでしょう。

あちこちでゲリラスコール

あちこちでゲリラスコール

台風からの湿った空気

台風からの湿った空気

台風は西にシフト

台風は西にシフト

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高気圧に覆われてきょうも爽やかな青空となりました。
西日本を中心に残暑が厳しく猛暑日の所もありましたが、
東日本は朝晩は少し凌ぎやすくなり、空もどことなく秋の気配が漂います。

さて、南海上から忍び寄る台風12号がジワジワ北上しています。
陸地は嵐の前の穏やかさですが、海上はひと足早く波立ってきています。
週末金曜日には関東沿岸にかなり接近または上陸する進路予想となっていますので、
今後の情報から目が離せません。

巻雲が舞う

巻雲が舞う

秋の気配

秋の気配

日に日に増す台風の存在感

日に日に増す台風の存在感

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高気圧の勢力がしっかりして晴れる所が多くなっています。
天気図からは前線の姿は消えて、激しい夕立ちの発生にも抑止力がかかり、
南海上の台風の北上もブロックされています。
きょうも西日本を中心に気温が上がり厳しい残暑となるでしょう。
午後は山沿いや内陸部で局地的な雷雨にご注意ください。

アメリカ東海岸ではハリケーン「アイリーン」の暴風雨による被害が伝えられていますが、
日本の首都にも影響が懸念される台風12号の動向が気になるところです。
陸上は晴れていても海上は早い段階で波立ってきますのでご注意ください。

安定の青空 (東京五反田)

安定の青空 (東京五反田)

台風を寄せ付けず

台風を寄せ付けず

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高気圧がパワーアップとともに前線の活動が弱まるため、
北日本~西日本にかけて陽射し恵まれる地域が多くなりました。
南海上にある2つの台風も高気圧のガードに行く手を阻まれて足踏み状態です。

西日本を中心に残暑が厳しくなりそうですが、
山沿いや内陸部中心に午後は局地的に雷雲が発達する所があります。
きのうよりは範囲が狭まりそうですが、天気の急変や激しい雷雨にご注意ください。

終電なくなりさらなる出費

終電なくなりさらなる出費

東北出張が急遽延期になってしまったので、あとは睡眠の一日。

高気圧が優勢

高気圧が優勢

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昨夜激しい豪雨に見舞われた関東地方ですが、
きょうは近畿地方で雷雲が発達し、大阪や神戸周辺で猛烈な雨が観測されました。

16時30分大阪府で記録的短時間大雨
東大阪市付近で約100ミリ

20時30分滋賀県で記録的短時間大雨
大津市南部平地付近で約80ミリ

【1時間最大降水量】
1 大阪府 大阪 77.5mm/h (16:08) [観測史上1位の値を更新]
2 東京都 南鳥島 57.5mm/h (23:22)
3 兵庫県 三木 54.0mm/h (17:59) [8月の1位の値を更新]

一方の関東地方は前線が南下してどんよりな空模様となりますが、
涼しい東寄りの風で暑さはひと段落となり、
今夜都心で開催された花火大会も涼みながらの鑑賞が満喫できました。

すごい人人人!身動きとれず

すごい人人人!身動きとれず

やはり連打が秀逸

やはり連打が秀逸

橋の上から

橋の上から

前線の活動弱まる

前線の活動弱まる

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日本海に停滞している前線が太平洋側まで南下しました。
いつもは山沿い中心の雷雨ですが、前線通過時の雷雨(「界雷」ともいいます)は
関東南部首都圏にも猛烈な雨をもたらしました。

【1時間最大降水量】
1 長崎県 長浦岳 96.5mm/h (13:59) [8月の1位の値を更新]
2 神奈川県 相模原中央 94.5mm/h (16:20) [観測史上1位の値を更新]
3 東京都 練馬 90.5mm/h (15:54) [8月の1位の値を更新]
4 東京都 羽田 81.5mm/h (17:00) [観測史上1位の値を更新]

首都圏でも猛烈な雨 (国交省レーダHP 16:00)

首都圏でも猛烈な雨 (国交省レーダHP 16:00)

一方南海上の台風11号と12号は勢力を増しながらゆっくり北上する見込みですが、
進路予報円がばかデカいことが示す通り
お互いに相互干渉して複雑な動きをする可能性があります。
来週はこれら台風の動きからも目が離せませんね。

モクモク発達の兆し

モクモク発達の兆し

前線とともに雷雨も南下

前線とともに雷雨も南下

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きょうも気圧配置に大きな変化はなく、
日本海沿岸に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みます。
東~西日本は蒸し暑さとともに雨雲の素となる水蒸気が充満しているため、
ちょっとしたきっかけで雨雲が発達しやすく
あちこちで激しい雷雨となるおそれがあります。

特に東海や甲信地方では昨夜から激しい雨となっていますが、
その他の地域もいわゆる「ゲリラ雨」的な天気急変にはご注意ください。

南海上の台風11号、12号(のたまご)の動きが気になりますが、
これらも水蒸気供給のポンプ役で大雨の素となりますので、
来週にかけては「前線+台風=大雨」の方程式に注意が必要となりそうです。

大気成層が不安定な 「乳房雲」もどき

大気成層が不安定な 「乳房雲」もどき

南で台風量産

南で台風量産

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日本海沿岸に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
前線の南側エリアは大気の状態が不安定となっています。

特に長崎県南部では昨夜から未明にかけて断続的に激しい雨となり、
午前0時には長崎市付近で110ミリの猛烈な雨が解析されました。

00時長崎県で記録的短時間大雨
長崎市付近で約110ミリ

関東も含めて東~西日本は蒸し暑さが復活ですが、
湿った空気により雨雲の素で変わりやすい天気。
いわゆる「ゲリラにわか雨」的な天気急変にご注意ください。

南海上の台風11号、12号のたまごの動きも気になります。

秋の空? 夏の空?

秋の空? 夏の空?

夏の雲と秋の雲

夏の雲と秋の雲

南海上が賑やかに

南海上が賑やかに

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前線は再び北上し、雨雲の帯も日本海側に北上します。
前線がかかる日本海側や湿った空気の流れ込んだ東海地方では
局地的に猛烈な雨となりました。

きょうは暑さが和らぐ頃の「処暑」の暦ですが、
一時は秋の気配も漂っていた東日本太平洋側も前線の南側に入るため、
涼しく快適な陽気は終了、変わって夏の陽射しと蒸し暑さが戻ってきました。
東京は4日ぶりに真夏日となりました。

01時10分愛知県で記録的短時間大雨
一宮市今伊勢町で103ミリ
01時愛知県で記録的短時間大雨
一宮市付近で約100ミリ

01時30で記録的短時間大雨
江南市付近で約100ミリ
扶桑町付近で約100ミリ

07時岐阜県で記録的短時間大雨
下呂市下呂付近で約100ミリ

11時30分長崎県で記録的短時間大雨
平戸で111ミリ

暑さ戻る (東京浜松町)

暑さ戻る (東京浜松町)

再び前線は北上

再び前線は北上

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日本の真上に前線が横たわり、きょうも沖縄と北海道を除いては
生憎ぐずついた天気の所が多くなりそうです。

前線の折曲がった部分は「キンク」と呼ばれますが、
この部分では風や水蒸気が密集して強い雨が降りやすく、
関東では昼頃まで、東北では夕方にかけてしっかりと降りそうです。

あすにかけて前線はやや北上傾向となるため、
東日本太平洋側では肌寒い陽気から一転、蒸し暑さが復活となりそうです。
体調管理にはくれぐれもご注意ください。

太陽はおあずけ

太陽はおあずけ

前線のアップダウン

前線のアップダウン

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日本付近に前線が横たわります。
関東や東北の太平洋側は涼しい北東風が吹き込んで
半袖Tシャツではすこし肌寒いくらいの陽気となっています。
きょうは1日中スッキリしない天気なので、インドア生活がよいかもしれません。

さて、前線上を低気圧が進み、この低気圧に向かって湿った空気が集まります。
大気の状態が非常に不安定で、今朝は九州~中国地方で激しい雨となりました。
福岡県では電柱や街路樹が倒れるといった竜巻とみられる突風被害も出ているようです。
また上空寒気の影響で北海道の一部でも局地的に猛烈な雨となっています。

発達した積乱雲の通過 (国交省レーダHP 08:30)

発達した積乱雲の通過 (国交省レーダHP 08:30)

これらの方面では関東・東北のシトシト雨とは対照的な
降り方となりますので十分ご注意ください。
 
【最大1時間降水量】
1 北海道 胆振地方 森野 77.5mm/h (06:35) [観測史上1位の値を更新]
2 山口県 豊田 74.0mm/h (08:03) [観測史上1位の値を更新]
3 福岡県 大牟田 62.0mm/h (08:49)

07時北海道(胆振地方)で記録的短時間大雨
白老町付近で約90ミリ

10時30分北海道(石狩地方)で記録的短時間大雨
千歳市支笏湖付近で約110ミリ

12時北海道(石狩地方)で記録的短時間大雨
千歳市支笏湖付近で120ミリ以上

前線横断

前線横断

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前線南下で空気がすっかり入れ替わり、久しぶりにエアコン要らずとなりました。
東京都心のきょうの最高気温は25.8℃で1ヶ月先頃の陽気です。

前線が居座る東~西日本ではスッキリしない天気で所々で雨となりましたが、
関東地方は日中は雨は止んで曇りベースのお天気となりました。

なお、上空寒気で大気の状態が不安定となった北海道では
局地的に猛烈な雨となりました。

14時北海道(胆振地方)で記録的短時間大雨
苫小牧市平野部付近で約90ミリ

14時30分北海道(宗谷地方)で記録的短時間大雨
猿払村付近で約80ミリ

1日中どんより

1日中どんより

夏の陽射しはお休み

夏の陽射しはお休み

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お盆休み返上で働いた高気圧はしばし休憩モードへ。
猛暑と小暑を二分する前線が本州の太平洋側まで一気に南下する見込みです。

前線通過に伴い大気の状態が非常に不安定となり、
関東地方などで激しい雷雨となりました。

前線通過中 (国交省レーダHP 11:50)

前線通過中 (国交省レーダHP 11:50)

この雨を境に空気が入れ替わり、猛暑もひと休みとなります。

激しい雷雨に

激しい雷雨に

前線南下中

前線南下中

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お盆休み返上で働きずくめの高気圧は次第にパワーダウン。
猛暑エリアとクールゾーンを二分する前線は東北地方にかかっていますが、
あすは本州の太平洋側まで一気に南下する見込みです。

とはいえ、きょうはまだ高気圧の守備範囲となる関東~近畿の太平洋側はホットエリア。
パワフルな陽射しが降り注ぎ、特に関東内陸部を中心に猛烈な暑さとなりました。

【最高気温ランキング】
1 群馬県 館林 38.5℃ (14:51)
2 埼玉県 熊谷 38.3℃ (15:20)
3 東京都 練馬 37.9℃ (13:13)

一方で前線がかかる東北や北陸地方は大気の状態が非常に不安定となり、
局地的に激しい雨となった山形県では総雨量が300ミリを超えたところも。
新潟・福島豪雨の記憶が残りますが、雨の降り方に注意が必要です。

都心も猛暑日36.1℃ (東京代々木駅前)

都心も猛暑日36.1℃ (東京代々木駅前)

猛暑と大雨

猛暑と大雨

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きょうも高気圧の守備範囲となる東~西日本の太平洋側を中心に厳しい残暑です。
内陸部を中心に猛暑日となる所もあり、引き続き熱中症には注意しなくてはいけません。

しかしお盆休み返上でせっせと働きずくめの高気圧は次第にパワー減退。
すでに守備範囲から外れて東北地方や九州では雨雲が覆っていますが、
あす以降はこの前線が本州の太平洋側まで南下します。
この週末、猛暑もひと区切りとなりそうです。

とろける暑さ

とろける暑さ

高気圧最後の踏ん張り

高気圧最後の踏ん張り

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きょうも高気圧は健在で、関東~中国・四国にかけては若干雲が多いものの
夏の陽射しがギラギラ降り注ぎ、厳しい残暑が続くでしょう。
お盆のUターンラッシュですが、人間に限らず車への負担も大きくなりますのでご注意ください。

一方で高気圧の守備範囲から外れる北日本(低気圧と前線)や九州(湿った空気)では
ぐずついた天気となり、局地的に激しい雨のおそれがあります。

高気圧の勢力は週末にかけて次第にパワーダウンの傾向で、
現在、東北地方にかかっている前線は南下してくる見込みです。
そのころには猛暑もひと段落となるでしょうか…

雲多めも暑さ健在

雲多めも暑さ健在

暑と涼を分ける前線

暑と涼を分ける前線

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お盆休みも佳境となっていますが、今年は「猛暑」と「節電」が相まって
北日本、東北、信州を志向する旅行者が前年比1~2割増だそうです。

私も夏休みが1日取れたので御多分に洩れず避暑地へ。
しかし前日に食べた刺身(貝)が当たったのか突然の激しい腹痛と下痢で栄養不足&脱水。
また早い時間がガスがたち込めて戦意を喪失したため、早々に退散となりました…

23時鹿児島県で記録的短時間大雨
薩摩川内市西部付近で120ミリ以上

気合不足... (北アルプス後立山連峰)

気合不足... (北アルプス後立山連峰)

池の鏡に映る雲

池の鏡に映る雲

北の前線との攻防

北の前線との攻防

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きょうも高気圧の勢力は健在で日本列島の大部分は夏空&猛暑です。
「この猛暑はいつまで続くの?」といった質問がありますが、
そのヒントになるような兆候が垣間見えます。

というのも高気圧による守備エリアが西や北の方面から縮小傾向で、
湿った空気が流れ込む九州や前線が南下する北海道では
雨雲がかかって天気が崩れています。
こうなると東~西日本の内陸部を中心とした「雷雨率」もアップしそうです。

安曇野と北アルプス

安曇野と北アルプス

パワーに陰り?

パワーに陰り?

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お盆休みに入り、帰省や行楽で賑わい各地で混雑や渋滞となっています。
しかし高気圧は8月上旬に早々に休みを取得済みということで、
このお盆休み期間もせっせとフルパワーで働くようです。

きょうも猛暑が続き熱中症の危険が大きいため、
特に地面に近い小さな子どもは注意が必要です。

さて、高気圧の中心が南海上にあって、
日本付近には湿った空気が流れ込みやすい形です。

午後は北~西日本にかけての広い範囲で夕立ちが起こりやすくなります。
車のワイパーでも前が見えないくらいの激しい雨と、
また海や山にお出かけの方は雷にもご注意ください。

灼熱の昼下がり

灼熱の昼下がり

南から熱気を供給

南から熱気を供給

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きょうも昨日ほどではないにしろ、厳しい残暑となります。
お盆休みになりますが、移動中の車内や屋外の活動時など熱中症には引き続き警戒です。

ところで国立感染症研究所の集計によると、
このところ前年同期の2.5倍の多さで「手足口病」が流行っているとのことです。
エンテロウイルスによる夏風邪の一種なのですが、
当社スタッフの家族が手足口病にかかってしまい、本人も高熱を出ているとのことです。

暑さによる睡眠不足や食欲が減退したりして体力が落ちていると体調を崩しやすいので、
熱中症だけではなく体力や免疫の維持にも努めたいですね。

概ね高気圧の圏内

概ね高気圧の圏内

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連日35℃を超える猛暑となり、各地で熱中症による事故やニュースが伝えられています。
きょうも37~38℃という体温並みの気温となるところがありそうです。
屋内外問わず、気分が悪くなる前兆段階で自ら退避するよう心がけましょう。

さて、九州付近に停滞する上層寒冷渦(UCL)の南東側には熱帯低気圧がありますが、
日本の南からと日本海回りの水蒸気補給が相まって、
本州内陸部を中心に気温が上がる午後は昨日より広範囲で夕立ちが起こりやすくなります。

「猛暑+ゲリラ豪雨」にご注意ください。

19時10分茨城県で記録的短時間大雨
石岡市柿岡で115ミリ
19時茨城県で記録的短時間大雨
石岡市付近で約100ミリ

【最高気温ランキング】
1 群馬県 館林 38.7℃ (13:20)
2 栃木県 佐野 38.3℃ (13:34)
3 埼玉県 熊谷 37.8℃ (13:58)

積乱雲発見

積乱雲発見

10分でかなとこ状に発達

10分でかなとこ状に発達

氷でできたかなとこの先端部

氷でできたかなとこの先端部

「猛暑+夕立ち」が心配

「猛暑+夕立ち」が心配

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日本の南に中心を持つ高気圧に覆われて、ギラギラ強烈な陽射しが照り付け、
引き続き立ちくらみがするような猛暑となります。
熱闘甲子園も35℃前後、本州内陸部では37~38℃前後まであがる所がありそうです。

さて気圧配置の変化に伴い、
湿った空気が日本海まわりで東北~北陸地方に流れ込みやすくなります。
先日の豪雨ではないですが、この方面は今夜以降激しい雨が降るおそれがあります。

【最高気温ランキング】
1 群馬県 館林 38.7℃ (15:10)
2 群馬県 伊勢崎 38.2℃ (13:41)
3 埼玉県 熊谷 37.8℃ (14:57)

黒球温度の観測

黒球温度の観測

南高北低の高温型

南高北低の高温型

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日本の南に中心を持つ高気圧に覆われて、各地で夏空が広がりそうです。
朝から強烈な陽射しがジリジリ照り付け、
お盆に合わせて夏休みのスケッチにふさわしい本来の夏らしさを取り戻す勢いです。

西~東日本では猛暑日となる地点も多くなります。
東北管内は電力需要が逼迫しているとのことですが、
熱中症になっては元も子もありませんので
無理のない節電でエアコンを上手に使いましょう。

夕立ちは東日本の内陸部に限られそうですが、
山登りやキャンプなどアウトドアにお出かけの方はご注意ください。

うだる暑さ

うだる暑さ

高気圧どっしり

高気圧どっしり

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きょうは「立秋」
暦のうえではきょうから秋めいて…なのですが、お盆ウィークはその残暑が厳しくなりそうです。
帰省やお墓参り、海山へのお出かけなど熱中症などに十分気を付けてお過ごしください。

また昨日ほどではないですが、東日本では内陸部を中心に夕立ちが起こりやすいので、
天気の急変や激しい雷雨にもご用心です。

16時新潟県で記録的短時間大雨
村上市朝日南東部付近で約80ミリ

きょうも彼方に積乱雲

きょうも彼方に積乱雲

地上の高気圧も存在感

地上の高気圧も存在感

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日本付近を覆う高気圧がしっかりしてきて、安定した夏空晴天エリアが拡大してきます。
台風もこれに阻まれて東シナ海を北上しますが、
南風によるフェーン現象も相まって、鳥取市で37.6℃、京都福知山で36.9℃など
西日本の日本海側で特に気温が上がりました。
しばらくトーンダウンしていた暑さがぶり返すと体に堪えますので、
お盆ウィークは熱中症などに気を付けてお過ごしください。

東日本の内陸部は高気圧勢力の空白域できょうも雷雲がモクモク。
とくに関東甲信地方は、平野部も含めて激しい夕立ちとなりました。

18時10分埼玉県で記録的短時間大雨
横瀬町芦ヶ久保字で103ミリ

あちこちで沸き立つ雷雲 (国交省レーダーHP 15:00)

あちこちで沸き立つ雷雲 (国交省レーダーHP 15:00)

朝は青空、午後から雷雨 (埼玉県熊谷市)

朝は青空、午後から雷雨 (埼玉県熊谷市)

東日本は不安定な天気

東日本は不安定な天気

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強い勢力の台風9号は沖縄から次第に離れていきます。
自転車以下のゆっくりとしたスピードであったため
沖縄本島地方では丸二日近くも暴風域に入り記録的な雨量となりました。

【24時間最大降水量】
1 沖縄県 本部 610.0mm (10:00) [観測史上1位の値を更新]
2 沖縄県 名護 459.0mm (07:50) [観測史上1位の値を更新]
3 沖縄県 国頭 443.0mm (08:30)

さて、台風の右側をまわる湿った南風が流れ込みで西日本の太平洋側で激しい雨、
また北日本を通過した寒気の影響で北~東日本の内陸部で夕立ちとなりました。

あつい熊谷で野外実験

あつい熊谷で野外実験

ようやく抜ける台風

ようやく抜ける台風

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台風の目に近接 (気象庁HP レーダー 14:00)

台風の目に近接 (気象庁HP レーダー14:00)

非常に強い勢力の台風9号は沖縄本島の南端をなぞるように北西進。
しかも自転車並みのゆっくりとしたスピードです。
目の位置が左に動くとともに風向こそ時計回りに変化していますが、
本島では昨日午後から暴風雨が続く状況となり、けが人も出ているようです。

さて、台風の右側をまわる湿った南風が流れ込み、
台風から遠く離れた東~西日本の太平洋側でも対流系の背の高い雨雲がボコボコ沸いています。
熱帯地方のスコールのようにザーッと降っては止んで
夏の陽射し、またザーッと…の繰り返しで不安定な天気です。

朝から発達した雨雲

朝から発達した雨雲

落ち着かない空模様

落ち着かない空模様

沖縄を直撃

沖縄を直撃

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非常に強い勢力の台風9号は、那覇市の南東海上を西進しています。
南大東島に続いて、この後沖縄本島地方も暴風域に入るおそれがあります。
台風の動きが遅いため、長い時間影響が続きそうですので警戒してください。

さて関東の南東海上にも昨日熱帯低気圧が発生し、陸地に近づきつつあります。
台風9号やこの熱帯低気圧の外縁を反時計方向にまわるように、
関東平野部など東~西日本の太平洋沿岸部には湿った空気が流れ込み
大気の状態がかなり不安定な状態となっています。

折り畳み傘でしのげる降り方でないかもしれませんが、
昨日同様ザーッとしたゲリラ的な通り雨にご注意ください。

都心もにわか雨

都心もにわか雨

こんもり

こんもり

きれいな円形は勢力の証 (気象庁HP 赤外衛星)

きれいな円形は勢力の証 (気象庁HP 赤外衛星)

続々生まれる

続々生まれる

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非常に強い勢力の台風9号は、南大東島の南東海上を北上しています。
西日本を覆う復調気配の高気圧の勢力に阻まれて、
このあと左にハンドルをきって進路を北西寄りに変える見込みです。

今夜には南大東島地方に最接近し、あす日中は沖縄本島の南海上を通過していくでしょう。
付近の海上は大シケとなり、雨風が強まる見込みですので警戒してください。

高気圧のガード下にある西~東日本ですが、
台風からの遠い影響(湿った空気の流れ込み)により、あちこちでにわか雨があるかもしれません。

にわか雨モード

にわか雨モード

台風は左へ転向

台風は左へ転向

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夏の高気圧は徐々に復調気配とはいいつつ、まだ本来の元気にはなっていません。
きょうも北の高気圧からの涼しい空気が優勢となる東北~関東の太平洋側を中心に
暑さは控えめとなりそうです。

人間側はうれしいかもしれませんが、商売繁盛や景気刺激の面では複雑(?)、
また平年より気温が低く経過しますので農作物の管理等はご注意下さい。

さて台風9号は、沖縄の南東海上を北上していて、
海上では次第に波やうねりが高まりそうです。
南大東島地方ではあす以降雨風が強まる見込みです。

遠い影響ですが、台風の東側をまわる湿った空気の流れ込みにより、
あちこちでにわか雨があるかもしれません。

アフター5

アフター5

まだ北の高気圧が優勢(?)

まだ北の高気圧が優勢(?)

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